字幕で鑑賞。思春期特有の感情の爆発、良かれと思ってやったことで空回ったり、人間関係で悩んだり、ワケもなくイライラしたり…。子どもの頃の万能感が無くなって将来への不安が見えてくることを感情の擬人化で見せ>>続きを読む
シャトル建造から打ち上げまでの様子がとてもダイナミックなので、できれば映画館で観ることをオススメします。嘘八百で商品を売りまくるのが仕事のケリーが、正直が信条のコールと出会うラブコメでもあるし、お仕事>>続きを読む
善悪の判断が少し狂っているところは「幸福なラザロ」と似ている。アーサーの不思議な能力は彼の追い求めているものへと導いているようだが、果たしてそれは幸運なのだろうか。アーサーと同じように夢を追い求めて異>>続きを読む
環境保護と動物愛護から始まる、割と真面目なタイプのサメ映画かな…と観ていたら中盤で大きな転換点があり、映画のジャンルがガラッと変わる。思い返すと初めから色々伏線があり、巧みに計算された脚本だった。アク>>続きを読む
思ったよりちゃんと面白かった。すごい低予算感のバカ映画なんだけど、頭の良い人が作ったバカ映画という感じ。劇伴が良い。舞台出身の俳優が多く、滑舌が良い。映画というより演劇に近いが、限られた予算で実現する>>続きを読む
期待値が高すぎたのか、思ったほどノレなかった。「FOXありがとうさよなら映画」だった。2000年代以降のFOX映画を愛した人にはたまらないと思う。エンドロールにはジーンときた。そして、もう昔のFOX映>>続きを読む
前半は艦長の哲学的なポエムが多くて眠いけれど、後半、ある出来事が起きてから目が離せなくなる。派手な戦闘はあまり無いものの、海の美しさと残酷さ、戦争の生々しさ、極限状態に置かれた人間の表情など映像的にも>>続きを読む
字幕で鑑賞。面白かったけれど、メガミニオンがあまり本筋とは関係なくワチャワチャしてるので、違う映画を2本観ているような感じ。メガミニオンってパロディばかりのキャラなのに、今後もずっとあのままだったら嫌>>続きを読む
人間に同情してしまって「牙」が生えない吸血鬼のサシャ。親から血液パックをもらってなんとか生きてるけど、ある日強制的に巣立ちさせられるっていうのが、若者のモラトリアム危機に似ている。いじめられっ子のポー>>続きを読む
認知症患者を家族で介護することの辛さが詰まっている。健常だった頃でさえコミュニケーションに難がある人の場合、支える側の心理的負担も大きい。会わない間の不在。そばにいるのにすれ違う心の不在。ある人物の不>>続きを読む
70年代ファッションとコテコテの歌謡曲、そして公害。輸入規制が厳しいこと以外は日本とあまり変わらなくて親近感。生活のために犯罪に手を染める海女たち、それを利用する男たち。密輸のスリルと騙し合いのサスペ>>続きを読む
公務員でもない一般市民が、チェコでナチスの脅威にさらされている子どもたちをイギリスに輸送し、里親に預ける…アイデアだけでも途方もないのに、それを現実にする行動力がすごい。素晴らしい話だけれど、このチェ>>続きを読む
シリーズ未見だけど面白かった!人間関係はなんとなく把握。爆発は派手だし、どこから出てきたか分からん武器でドンパチするし、ご都合主義も王道な感じで許せる。銃撃戦のドローンとアクションカメラが入り混じって>>続きを読む
レイトショーなのに眠そうな作品を選んでしまったと思ったけれど、眠くなるどころではなかった。最初から覚悟がガンギマっている妻と、どこか能天気な夫。妊娠に対する姿勢の違いにも似ている。病か怪異か分からない>>続きを読む
時系列が飛ぶタイミングを掴むまで少し戸惑う。変わらないアパートの周りで時空だけが変化する。小さな建物なのに、フロアやアングルを変えるだけで新しい世界に見える。フロアを移動しながら違う女性と生活する映画>>続きを読む
デーヴァの強さが人間離れしすぎていて思わず笑ってしまう。もう人間ではなくて特大ダンプとかの領域。プラバースのカッコよさをこれでもかと強調するスローモーションの連続。人間関係がやや複雑なので、事前に相関>>続きを読む
涼しい映画館の大画面で花火を見たいな〜というくらいの軽い気持ちだったけれど、すごい映画だった。長岡で慰霊や復興祈願のために花火をする意味。反戦と不屈の魂。花火よりもドキュメンタリーが多いけれど、長岡の>>続きを読む
主人公が余命わずかな末期がん患者というのが新鮮。生き延びるためではなく、最後の望みを達成するために行動する。本来ならモブ側にいそうな人だけど、「シリーズの前日譚」という立ち位置で出てくるのは理にかなっ>>続きを読む
チャーリーと出会うまでのダルマが傍若無人すぎてちょっと引く。出会ってから心を通わすようになるまでもめっちゃ長い…それだけ心情の変化を繊細に描いてるワケだけど…。チャーリーとの旅も、病気の犬とは思えない>>続きを読む
一人が双子を演じていることを早々に忘れてしまうくらい、すごく自然だった。どこへ行くにも一緒なユーとミー、鏡のようにそっくりなのに性格には微妙な違いがある。気になる男の子が出てきて恋に発展していくところ>>続きを読む
原作もかなり映画のような世界観を持っていたが、アニメも素晴らしかった。細かい変更点に配慮を感じるし、ズルズル引き伸ばさず1時間弱にしたのは英断だと思う。音楽がとてもエモく、藤野と京本の楽しい時間が厚み>>続きを読む
親が子どもに「勉強しろ」と言うのは過去に自分が後悔したからで、子どもには同じ失敗をしてほしくないからだ。しかし、人間は過去から学ばないものだ。途中離脱する生徒は4人じゃなくて2人でもいいのではないかと>>続きを読む
アトリエと呼ぶにはあまりに巨大すぎる空間は、ホームセンターのようであり、工場のようであり、図書館のようであり、遺跡のようであり、美術館そのもののようであり、施設すべてひっくるめると一つの村のようでもあ>>続きを読む
原作が大好きなのでイメージ壊れたらどうしよう…と少し不安だったけど、すごく良かった!声はおおむねイメージどおり。原作にほぼ忠実だけれど、アニメならではの動きや間が絶妙で、変なアニオリ要素もなく、アニメ>>続きを読む
ハロルドがなぜ交通機関を使わず徒歩で800km歩こうと思い立ったのかが判明するまでが長くてモヤモヤする。家のことほったらかしだった夫が連絡もなく突然旅に出て混乱する妻の側も丁寧に描いていたのは好感が持>>続きを読む
初めに前編の大まかなあらすじがあるので親切。でもやっぱり人物が多くて追うのが大変。たくさんいる人をまんべんなく活躍させる手腕はすごい。いくつか場面の繋ぎがおかしいところがあるのが気になる。あと、史実に>>続きを読む
IMAXで鑑賞。「怒りのデスロード」と比べると比べると、テンポがあまり良くないのが気になる。特に序盤の子ども時代の話がモタモタしてる。ディメンタスが口ばかり達者なキャラだからか、セリフが多すぎて頭に入>>続きを読む
田舎の夜はカエルや虫の声がうるさくて眠れないが、住んでるうちにだんだん慣れてくる。人は、自分とは無関係と認識したものには鈍感になることができる。この映画で描かれていることは、今まさしく世界で起きている>>続きを読む
登場人物が多く、勢力図も入り組んでいるので把握するのに時間がかかったけれど、その分、サスペンスが盛り上がって面白かった。デーヴァンが惚れっぽすぎて笑う。美女に出会ったらすぐ惚れちゃう!ダンスも演出と合>>続きを読む
前作からかなり後の話になるので、シリーズは見ていなくても大丈夫。同じ歴史でもラカとプロキシマスでは語る印象がまったく違う。貯蔵庫の中で見たものやメイの行動、すべてを考慮した上でノアが下した選択と、ラス>>続きを読む
メチャクチャ怖い話だった…。母の愛に飢え、常に衝動的で周りを振り回し続けるベニー。たくさんの大人がベニーのためにチームを組み、あらゆる手立てを駆使するが、いつも最後はぶち壊しになってしまう。ベニーは暴>>続きを読む
襲われる基準がハッキリしない。見つめても大丈夫かと思えばチラ見でもダメだったり、見てなくても襲われたり。同じ境遇の人も有益な情報はほとんどくれない。役に立つのは犬だけ…。主人公はやっちゃダメなことばか>>続きを読む
悪とは何なのか考えてしまう。この物語に純粋な悪人はいないし、善人もいない。劇中で起こるいくつかの不幸な出来事に誰もが少しずつ因果を背負っている。明らかに破綻が見えているずさんな計画がなぜ実行されるのか>>続きを読む
復讐と暴力の連鎖は、どうすれば断ち切れるのか。この連鎖の中で、辰巳は逃げようと思えば逃げられた。身内が殺されたワケではなく、葵には迷惑をかけられっぱなしだし、どちらかと言えば仕事の邪魔である。だがそう>>続きを読む
正直、ヤンキーバトル漫画で見飽きた展開で次に何が起きるか予想できちゃうんだけど、「来た来たー!」と大喜びしてしまう。なんだかんだ言ってもお約束が好きだし、デカい怪獣が世界各地の観光地でプロレスするのは>>続きを読む
ベルムト監督の作品は凄惨な暴力と執着がつきものかと思っていたら、今作はとても静かで抑制的。人ならざるものを形容するのに「獣」「怪物」などの単語が劇中に出てくるが、「マンティコア」は人でもなく獣でもなく>>続きを読む