てぃださんの映画レビュー・感想・評価 - 103ページ目

海は燃えている イタリア最南端の小さな島(2016年製作の映画)

2.5

流石ベルリン国際映画祭最高賞と言うべきか。ドキュメンタリーというジャンルで初の最高賞らしいけど、難民たちの悲劇と少年の生活が全く交差しなくて唖然。そもそもドキュメンタリーなのだろうか、これ。少年の母>>続きを読む

グッバイガール(1977年製作の映画)

3.4

リチャード・ドレイファスってこんなにハイテンションでまくし立てるタイプの役者だったんだな。ちょっと疲れた。二人が結ばれてからの後半がちとイマイチで前半のガミガミいがみ合ってるとこの方が正直楽しい。

ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢(2008年製作の映画)

3.0

日本人の女の子が出てるって聞いてたけどまさかの沖縄出身の子でテンション上がった。こんなガチで外国人ばかりの中よく戦ったなと思う。かっこいい。オーディション中に審査員ガチ泣きさせる青年と最終審査で「8>>続きを読む

かくも長き不在(1960年製作の映画)

2.8

陰口はそよ風のように・・とか何とか。人が思い出したくない記憶を無理矢理こじ開けようとするのってどうなんだろうと結構冷めた目でずっと見てた。優しすぎたわ・・ってえぇ?嘘。

奴隷の島、消えた人々(2015年製作の映画)

2.5

「韓国塩田奴隷事件」てのをそもそも知らなかったんだけど(ごめん)POVにした意味はあんまり感じなかった。お節介が悲劇を生んだというか何というか。うーむ。

バンディッツ(2001年製作の映画)

2.8

ケイト・ブランシェットの登場シーンがとてもおかしいw髪振り乱しまくってのお料理お料理タイム。ブランシェットをめぐるソーントンとウィリスのそれは思ったほど面白くない。

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

今年65本目。エンドゲームから早くも続編って早すぎねぇすか?と危惧したんだけど、最高の修学旅行である。良くも悪くも「トニースタークの弟子」感が強すぎた前作から一転、トニーが死んだことで独り立ちせざる>>続きを読む

おんなのこきらい(2014年製作の映画)

2.5

「好きでもねぇ女子にかわいいとか言ってんじゃねーよばーか」に面食らったwえええええ?ダメなの?言っちゃダメなの?「かわいい」=「好き」と思い込む方がおかしくないですか。前半と後半で主人公の顔と態度違い>>続きを読む

フレイルティー/妄執(2001年製作の映画)

3.1

何ちゅうおっそろしい映画を撮るんだビル・パクストン。小説でいうと叙述トリックってことになるんだろうけど、だいたい類似の映画見てるとオチはすぐ分かる(壁のコルクボードとか「ユージュアル・サスペクツ」意>>続きを読む

ワイルド・ブリット(1990年製作の映画)

3.1

中盤のベトコンに捕まって強制的に殺しをさせられたりするあたりがとってもきつくて辛かった。銃弾の数とか二丁拳銃とかだけ取り出せばいつものかっこいいジョンウー世界なんだけど。気軽に手を出すと後悔する映画>>続きを読む

友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

3.6

岸井ゆきのがまたしても金麦の缶をぐびぐびしてて笑ったwタイトルからかわいいラブコメと思いきや、とてもそんなものではなく、ゲスいしいい意味でも悪い意味でも狂ってた。「好き」って何だろう。主人公が時折池>>続きを読む

モーリス(1987年製作の映画)

3.2

もうすっかり文芸作品専門監督みたいになってるアイヴォリー作品。ヒュー・グラントの後半の変なヒゲに笑う。グラントが主役と思いきや実はグラントは主人公の「初恋の男」的な感じ。「プラトニックな愛ならば同性>>続きを読む

女高生100人 (秘)モーテル白書(1975年製作の映画)

3.2

日本のJK版キンゼイ・レポート的な話(←大嘘)。週刊誌の記者vsJK+ヤンキーどもといった趣。「いつまでも処女のままだとダサいしバカにされる」的な発想はわからなくもないけど、何なんだろうな。仲がいい>>続きを読む

バンド・ワゴン(1953年製作の映画)

3.0

午前10時の映画祭見逃し作品第12弾。前半ちょっと辛かったんだけど後半のアメリカ巡業からグググーっと面白くなる。フレッドアステアより僕はジーンケリー派だけど笑。舞台の構造をうまく使った「ファウスト」>>続きを読む

凪待ち(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

今年64本目。「凶悪」以来久々に面白かったよ白石監督。惜しむらくは主人公の事実婚上の妻への思い的なのがほとんど感じとれなかったところだけど、まぁ最後の婚姻届あるしよしとする。見入った。競輪依存症の主>>続きを読む

婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.3

主人公がパリに行ってからのエピソードが弱い気がする。戦争の影響をもろに受けたドイツ人のおっさん共が「俺らの息子たちを殺しやがって、フランス人め!」ってなってるとこを「戦争に息子を送ったのは俺ら親父だ>>続きを読む

くノ一淫法 百花卍がらみ(1974年製作の映画)

1.9

気持ち悪い描写というか淫法が多くてドン引き。「孕んだ子を他の女の腹に移し替える」って何その発想w

セールスマン(2016年製作の映画)

3.4

家族を呼ぶあたりからの展開がやや生温い気がした。復讐も相手を本気で殺すとか死んでもいいという気でやんなきゃやるべきじゃないなと。「セールスマンの死」を最初から知ってたらもっと楽しめた気がする。そこと>>続きを読む

君が生きた証(2014年製作の映画)

3.7

銃乱射事件の被害者・・と思ったら加害者側かよー。お、重すぎるわ。ビリー・クラダッブとアントン・イェルチンのベストアクト。ウィリアム・H・メイシーの初監督作品。とっても上手くて鳥肌。好きな感じの歌が多>>続きを読む

たたら侍(2017年製作の映画)

2.1

松本人志が作った映画かと思ったらEXILEが作った映画だった←バカ。EXILE、有名なだけあって金はめちゃくちゃ持ってるんだろうなやっぱりてのだけは伝わる。一つ一つのシーンを取り出してみればよく出来>>続きを読む

僕の大事なコレクション(2005年製作の映画)

3.8

裏表のシャツから人生を語るのがすげぇなぁと思った。ウクライナの民俗音楽的な?牧歌的な音楽が印象的でこないだ見た「素晴らしき映画音楽たち」で説明されてたいい映画音楽の法則通り短く単純なフレーズの繰り返>>続きを読む

ドラゴン危機一発'97(1997年製作の映画)

3.0

現代のイップマンことドニー・イェン監督作品。画面の切り替えが激しすぎるせいか何が起きてるかサッパリわからない。早すぎ。でも流石にクライマックスのガチンコはとても面白い。イェンもブルース・リーみたいに>>続きを読む

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.5

いやもう知ってる映画音楽曲ばかりでそれだけでどうしてもテンション上がるわ上がる。中盤でジョン・ウィリアムズにきた時はみんなで彼を褒め称える映画かと勘違いしてしまったのだけど笑。やっぱりどうしてもウィ>>続きを読む

初夜の海(1984年製作の映画)

3.3

おれ結婚式ての割と好きなんですけど一回も呼ばれたことないんすよね。従姉妹と親戚の結婚式以外(←どーでもいい)。3人の中では妹さんが一番かわゆいと思う。プレイボーイにも悩みはちゃんとあるようで関係を持>>続きを読む

きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

「恋をしないなんてバカ」だそうです。はい。今年63本目。湯浅監督、ネトフリの「デビルマン」見たあとだからか余計に、前半の甘ったるいロマンス描写がじ、地獄。大学生女子の夢であろうイケメンとの甘いロマン>>続きを読む

ギフト(2000年製作の映画)

3.8

キャストが豪華すぎてそれだけでもうお腹いっぱい。キアヌのDVぶりや被害者のビッチぶりや色んな要素でミスリードしようとしても真犯人バレバレなんだがってとこは置いといても(脚本BBソーントンてまじか)や>>続きを読む

イヴォンヌの香り(1994年製作の映画)

3.4

ゲイの医者先生がよくわからないけど面白い存在感。インテリ共が繰り広げるヘンテココンテスト何あれw「この部屋で好きな人と寝てみたかったからあたしをこの部屋で抱いて」ってのエロい

神のゆらぎ(2014年製作の映画)

2.7

「エホバの証人」が絡んでることもあって宗教臭さがどうしても拭えず。看護師のオチだけはちょっと笑ちゃったんだけど。グザヴィエ・ドランは映画監督としてはかなりその腕を買ってるけど役者としてはちょっと微妙>>続きを読む

カメラを止めるな!スピンオフ「ハリウッド大作戦!」(2019年製作の映画)

2.8

スピンオフ・・?てか普通に続編。ていうか、「前作で95分もかけたことが実は55分でも出来たんですよ」ってことを自分たちで明かしてどーする。流石に前と同じことやるだけってのはない。ただし今回は前半のゾ>>続きを読む

劇場版 どついたるねんライブ(2015年製作の映画)

1.0

映画館の爆音上映ってやつに私まだいったことないんだけどこんな感じなんだろうな。だったらやっぱりやだなぁと思った。何やってんだろう。てかいくら仕事とはいえこんな環境の中でHできる男と女が普通にやばい。>>続きを読む

硫黄島の砂(1949年製作の映画)

2.9

ジョン・ウェイン版硫黄島。あの山に星条旗立てたご本人達が出演してることで有名なんだとか。時折ガチで気合入ってる戦闘シーンあるなぁと思ったら所々ホンモノのフィルムの運用なんだと。

泣く男(2014年製作の映画)

3.3

アクションが容赦ない。いったい何発弾が飛びかいどんだけ血が流れるんだよ・・・ていう。キムムニが「お嬢さん」の時と雰囲気違っててちゃんとママでやっぱり女優さんすげぇなーって思った。

若き人妻の秘密(2011年製作の映画)

3.4

エロ映画かと思ったら何だそっちか。タイトルがネタバレなような。「息子のまなざし」のパパが思いの外いい。レアセドゥはどっちつかずな表情がぴったり。被害者なのか加害者なのかどっちかわからなくなる

カクテル(1988年製作の映画)

3.3

この80年代の空気プンプンな感じがたまらん。トレンディドラマであってもトムクルーズはやはり正真正銘のスターなのである。彼女いるくせに女の子落とすゲームにムキになるあたりの安っぽさも含めてうーん良くも>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

今年62本目。岸井ゆきのがとにかく良すぎて(星は全て彼女に捧げる)。眼福。動物園で思わずホロリと涙しちゃう場面。鼻歌歌いながら掃除する場面。好きな男が他の女に夢中になってるのを目の当たりにしてぶすっ>>続きを読む

ビザンチウム(2012年製作の映画)

2.5

のあーニール・ジョーダン許さん。シアーシャもってきてこんなつまらない映画作るとか。「物語る」ことに主軸を置いてる割に秘められた物語とやらに大して魅力もないしおもんない。