ihavenonameさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

2.0

全体的に大味。

映画の導入部って大抵の場合、見る側にとっても大事なパートというか、作品の物語性とか雰囲気とかテーマを感じる部分だと思うんだけど。
ワンダーウーマン 1984 の冒頭シーンは、それ自体
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ありふれた事件(1992年製作の映画)

2.0

犯罪者に密着するフェイクドキュメンタリー風のクライム映画。その犯罪が何かというと「大量殺人」で、映画としての話題性はありそうだが、リアリティは低め。

とにかく人を殺しまくるので捕まらないことに違和感
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ブランカニエベス(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

タイトルの"ブランカニエベス"はスペイン語で"白雪姫"の意味らしい。ストーリーもほぼほぼ白雪姫だけど、この白雪姫は闘牛をたしなみます。
主たる女性登場人物がもの凄い美人揃いだし、なんだか色々スペインの
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.0

ポケモン、ほとんど分からないのだけど鑑賞してみました。
終始、ポケモンって実際いたらコエェーだろうなぁと思いながら見てました。なんか人間みたいなフォルムのポケモンもいて、それは不気味でした。

なんだ
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HAZE ヘイズ(2005年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

解釈を委ねられる系の...ジャンルでいうと
ホラー/ミステリーって感じかな、テーマは「生きる」ってことだと解釈できた。

自殺を試みた夫婦が、現世と地獄の間に落ちて、潜在的に生きる喜び取り戻す物語だと
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スティル・ナハト2 私たちはまだ結婚しているのか?(1992年製作の映画)

4.0

クエイ兄弟の作品は自力での解釈を諦めているので、映像の雰囲気が好きか嫌いかでしか判断できないのだけど。

ウサギがかわいい。

コヨーテ・アグリー(2000年製作の映画)

2.0

若い女性が夢を叶える成長ドラマ。
ジェリー・ブラッカイマー製作ってだけあって、エンタメ色が強いですね。

自分の理解力が無いだけかもしれないが、タイトルにもなっている、バー「コヨーテ・アグリー」が主人
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キツネとウサギ(1973年製作の映画)

4.0

あらすじ に書いてあるストーリーに尽きるんだけど、個人的に好きでしたね。

単純な話が子供向けでもあるし、
行動の結果を決めるのには、心の芯の強さが大事ということを学ばせてもらいました。
でも狼が助け
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風が吹くとき(1986年製作の映画)

4.5

原爆の被害にあった老夫婦の物語。

アニメーションなんだけど、背景が実写(だよね)だったりして、アニメの柔らかいタッチとのギャップに不穏な印象を受ける。

この老夫婦がとにかく楽観的というか。無知ゆえ
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キャタピラー(2010年製作の映画)

1.5

四肢を失った男が軍神と祭り上げられる、戦争英雄の虚像の上で描かれる夫婦の物語とその顛末が、反戦をテーマにしていることはあからさまだけど、つまり何が言いたかったんだろうと考えても、正直良く分からない。>>続きを読む

代官山HORROR 悪魔の棲む街/代官山ワンダーランドHORROR(1987年製作の映画)

1.0

40分弱しかないのに無駄なシーンが無駄に長い。

中盤まで耐えられれば、後半は楽しくなる、はず。この作品の質を受け入れるという意味で。人?に道聞いとい「あっそ」じゃねえだろw

1303号室(2007年製作の映画)

2.5

心霊ホラー。
ロケーションも俳優も言語も何もかも日本だけど、USが製作した「洋画」とのこと。そのことが作品にどう影響するか知りませんが。
中盤までは、所謂お化け屋敷映画っぽさはなく、派手さはないが得も
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天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.5

音楽のセンスとか独特の構図や間の取り方、個性的な登場人物 諸々、安定のウェス・アンダーソン節でした。
ウェス・アンダーソン作品が好きな人は好きだし、嫌いな人は嫌い。当たり前だけど、そんな感じ。

この森で、天使はバスを降りた(1996年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「天使」って主人公のことだと思うんだけど、言葉の印象から受けるほどのキャラクターではないなあ(いい娘ではあるけど。)とか思って見てたら、召される方の意味でしたか。なかなか上手い邦題ですね。

幻の湖(1982年製作の映画)

2.0

監督も認めてるし納得の失敗作ということで。
ただ脚本以外は(宇宙パートとか一部は別として)特別悪くないかな、と。特に時代劇のパートはしっかり作られてて見応えがあったし。
まぁ問題の脚本が常軌を逸して意
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オカルト(2008年製作の映画)

1.5

怖いかというと、怖くない。ホラーよりミステリー色が強いかな。
とにかく不気味さの表現をBGMに頼り過ぎてるのか気になる。なにかというと不穏な音楽が流れる。

言っちゃなんだが演技が上手ではないのでモキ
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サムサッカー(2005年製作の映画)

4.0

親指をしゃぶることをやめられない高校生の話。自分に対して、少し優しくなれるかもしれないドラマ映画。

キアヌ・リーヴスはやっぱりタバコが似合う。ティルダ・スウィントンの深みのある演技も流石。主演のルー
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

4.0

癒された。
比較的、アニメは世界観が完璧に表現されてるから良いッスね。

THE WAVE ザ・ウェイブ(2015年製作の映画)

2.5

ノルウェー産ディザスター系パニック映画。テーマは分かりやすく家族愛/絆。フィヨルドの岩盤崩壊リスクについての社会的?メッセージの含みもあり。

主人公ファミリーが奮闘するストーリーがメインだけど、彼ら
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邪願霊(1988年製作の映画)

3.0

30年以上前の和製モキュメンタリーホラー。今でこそ使い古された感のあるホラー演出の原点的作品らしい。
そんな訳で演出的な怖さは逆に既視感があるものの、個人的には画質の悪さや古臭い映像が不気味を際立たせ
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CAT'S EYE キャッツ・アイ(1997年製作の映画)

3.0

ひどい出来だと聞いていたのだけど、コント映画として観ると最高に面白かった(笑えるという意味で)です。次はどんな下らない演出で楽しませてくれるのかと、正直目が釘づけになりました、ホントに。真面目に観るの>>続きを読む

呪怨2(2000年製作の映画)

1.0

他の多くのジャパニーズ・ホラー同様、悪いところが出ちゃったな、という感じ。1の方は良かったけど。
怖い演出を思いついちゃったから詰め込みました、どうですか怖いでしょう?という思惑が見え隠れする。やり過
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弟切草(2000年製作の映画)

1.0

前半的にカメラが登場人物に近くて、ストーリー同様、全容が見え難い。
やたら彩度を高くしてる映像やカメラワーク、カット割もセンスが良いというよりこれ見よがしで効果的ではない。それ自体に大した意味がないか
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変態村(2004年製作の映画)

2.5

"変態"というより"クレイジー“。
どうしてこんな邦題になったのか理解できないが、原題は「Calvaire(ゴルゴタの丘)」だそうで、内容を見ても宗教的なテーマをはらんでるのは明らかで、
例によって日
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ムーラン(2020年製作の映画)

2.5

アニメは未見。
ディズニープリンセス系なので勝手にミュージカルを想像してたのだけど。そんな要素は皆無で全体の雰囲気をシリアスにしてるので、ファンタジーの部分が逆に多少バカバカしく見えたのが残念。ストー
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ファスビンダーのケレル(1982年製作の映画)

3.0

ギャスパー・ノエの「CLIMAX クライマックス」冒頭の、インタビュー映像を流しているテレビの横に積み上げられたVHSの1つにこの映画のタイトルがあって。
ちなみに他には「ソドムの市」「アングスト」「
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ニュー・ミュータント(2020年製作の映画)

3.5

X-MEN系列のホラーアクション映画。

終始陰鬱としている。前半ホラー、後半アクションて感じ。ホラーが物語の軸だけど、別にホラー映画ではないので怖くないのは個人的には許容範囲。
アクションは少なめだ
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バイオハザード ヴェンデッタ(2017年製作の映画)

2.0

完全にジョン・ウィックに影響を受けてそうな銃アクションは好みが分かれそう。
アニメならではのあり得ない動きと相まって個人的にはNG、冷めました。

8 Mile(2002年製作の映画)

3.5

英語もラップもあまり解らないので、芯の部分でラップバトルの凄さは理解できてないものの、単純に格好良いと思えるエミネムのパフォーマンスは一見の価値あり。
でも あまり演技は上手ではなさそう。

ドラマは
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パペット 大騒査線 追憶の紫影(2018年製作の映画)

3.0

よくある刑事バディもののコメディ。
パペットと人間が共存する世界感は独特だけど、あまり活かせていないような。パペット化のお陰で、せいぜい下ネタやバイオレンス描写がマイルドになった程度か。

ウィッカーマン(2006年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

オリジナルは未見。

ラストのどんでん返しに至る過程、どれだけ考えても、根幹的な部分が理解できないのだけれど。
生贄にしたいなら島に来てすぐに捕まえれば良いのでは?娘が行方不明って設定を、演技してまで
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紀子の食卓(2005年製作の映画)

3.5

「自殺サークル」の続編、だけど前作観てなくても大丈夫。寧ろ全く別物として観た方が良い気がする。

「人は社会の中で役割を演じている」という哲学的なテーマを扱ってるように感じたのだけど、まぁそりゃそうだ
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自殺サークル(2002年製作の映画)

1.5

大勢の女子高生が手を繋いで電車に飛び込み自殺するオープニングが有名。
シーンの不気味さ狂気さはあるけど、物語全体としての内容は意味不明。雰囲気を楽しむ?系かな。

スペイン一家監禁事件(2010年製作の映画)

3.0

不条理犯罪ホラー。
スペインだとこの映画のような押し込み強盗の多発が社会問題になっているんだとか。と、考えると「ファニーゲーム」とプロットは似てるけどタイプの違う映画のようだ。
この映画の犯人や犯罪が
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

4.0

評判の悪い邦題、主人公フーシを「好きにならずにはいられない」というのは一面としては間違ってないけど、内容を表してるかというと表面的過ぎるかも。

フーシはとにかく純粋な奴って印象で、ゆえにトラブルも少
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キャッツ(2019年製作の映画)

1.5

歌とダンスは画面を通して観るより舞台で観た方が絶対迫力があるので、
映画的な "ならでは"演出を期待するのだけど、せいぜいゴキブリ人間をCGで小さくするとかそんなレベルなので(泥棒猫コンビのシーンは良
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