Tetsu001さんの映画レビュー・感想・評価

Tetsu001

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単騎、千里を走る。(2005年製作の映画)

3.8

現代の日本と中国にまたがる作品
雰囲気は初期のチャンイーモウだが、舞台が現代という点が違う

過去の経緯から十年以上、息子(大人)と会えていない男(高倉健)
息子が末期がんと聞いて病院に見舞おうとする
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遥かなる山の呼び声(1980年製作の映画)

3.5

この作品の3年前に公開された「幸福の黄色いハンカチ」は大好き

そこに出てきたパーツと重なる点が多いから「ハンカチ」の順列組み合わせで出来た作品のように思ってしまった

零細酪農家の母子のもとに突如現
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

ハリウッドの話ということで、おもしろそうと思って鑑賞
タランティーノ監督作品を観るのはパルプフィクションに次いで2本目

1969年のハリウッドの映画制作が舞台
全盛期を過ぎていい役をもらいにくくなっ
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アウトロー(1976年製作の映画)

3.8

クリント監督5作目
米国建国200年記念映画とのこと

南北戦争の頃、ならず者集団に妻と息子を殺された農夫ジョージー・ウェールズ(クリント・イーストウッド)が復讐の旅に出る

戦争は終わり、やがてガン
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.8

スピルバーグのコメディタッチヒューマンドラマ、本作は知りませんでした

某国からニューヨークの空港に到着した男、入国審査を受けると別室に連れて行かれた
なんと、自国でクーデターで起き、パスポートやビザ
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NINE(2009年製作の映画)

2.0

過去視聴

好きでない というか全く面白くない
ミュージカルもだめ

期待したのだけど

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.8

1975年アカデミー作品賞ほか受賞

精神病院の閉鎖病棟で暮らす18名
そこにマクマーフィー(ジャックニコルソン)やってくる
彼は刑務所から逃れるために精神異常のふりをしてここに移されたのだった

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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

2.0

すみません 私にはわからない世界でした

ベストムービーにしてる方が多いですけど

女性たちが魅力的でした

あ、‘50年代レストランのシーンは好きでした

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.1

「未知との遭遇」にトリュフォーが出演していたのを見て、有名な本作を視聴

トリュフォーの自伝的作品らしい

教室のシーン、立ってなさい、ってフランスでもやるんだ
男女別々の教室なのかしら
悪さ始めた子
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アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

4.2

若き日のスピルバーグがこの映画を観て打ちのめされ、自信を失ったという作品

1962年英国製作4時間近い大作
もともと220分で作られたが、配給上の都合で削られていたシーンを復活させ「完全版」にしたの
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スピルバーグ!(2017年製作の映画)

3.9

おもしろい
スピルバーグ、滔々とよく喋るな
本人と有名な俳優、監督たちがスティーブンを語る

以下ネタバレあり

ジョーズ: 当初、鮫の模型出来が悪くて、鮫を出さずに恐怖感の演出しをした
そうだったの
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アミスタッド(1997年製作の映画)

4.0

19世紀アメリカ🇺🇸、黒人奴隷をめぐる実話

この映画のことは知らなかったが、興味を持って観てみた

1839年、奴隷船で反乱が起き、船は進路を変えた
黒人たちはアフリカに帰ろうとしたが、着いたところ
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太陽の帝国(1987年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

飛行機に憧れる男の子が見た本物の戦争

日本軍は太平洋戦争の前から中国に進出、それでも上海の外国人居住区のイギリス人などは安定的な生活をしていた
日本のゼロ戦が大好きな男の子

やがて太平洋戦争が勃発
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未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

4.0

「未知との遭遇」 公開当時見逃して今まで観てなかった
観るのはこのファイナルカット版が初めて

「激突」、「ジョーズ」とスピルバーグの演出の巧みさに驚かされるが、本作でも異様なものに接した人々の戸惑い
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駅馬車(1939年製作の映画)

4.5

西部劇の古典的名作、1939年公開

19世紀末、地域間の移動に「駅馬車」があった時代、宿場町に間を長距離を移動する乗り合い馬車が繋いでいる
アリゾナからニューメキシコに向かう9人
アパッチ族が襲うと
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1941(1979年製作の映画)

1.5

ここまでスゴイとは思わなかった

1941年12月、日本軍がハワイの軍港を攻撃した後のカリフォルニア
日本軍の攻撃が来ないかと警戒する軍人たち
実際に日本軍の潜水艦が沖合まで到達
混乱の中で敵機侵入と
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人間の証明(1977年製作の映画)

4.2

『最後の角川春樹』という本を読んで、昔見逃した本作を観たくなった
原作は当時読んだけど映画は観てなかった

アメリカから来た青年ジョニーが紀尾井町 のホテルで刺殺された
それは、そのホテルでファッショ
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もしも徳川家康が総理大臣になったら(2024年製作の映画)

2.7

評判がよかったので気になっていた作品で

徳川家康が総理大臣になるだけじゃなくて、他の閣僚もみんな歴史上の偉人になったのね

実際の総理大臣が感染症で死んでしまい、AIとホログラムで歴史上に人物を復活
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ダーティハリー5(1988年製作の映画)

3.4

シリーズ5作目にして最後の作品
監督バディ・ヴァン・ホーンはスタントマン出身

これまでの4作と比べて評判が良くないが、楽しめた

相棒は中国系米国人、またしてもマイノリティ 頼りになる男
サンフラン
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ダーティハリー4(1983年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ痺れた
本シリーズ唯一のクリント監督作品
2度目視聴だけどあまり記憶なくて新鮮な気持ちで視聴

30代女性にクルマの中で股間を男性が撃たれて死んだ
やがて似たような事件が次々と発生

犯人は、
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ダーティハリー3(1976年製作の映画)

3.6

シリーズ3作目はジェームズ・ファーゴ監督の初監督作品 2度目視聴

相変わらず警察内部の上司と摩擦を起こす
今回はサンフランシスコ市長までも登場
市長の選挙目当てのアピールにも付き合わされ

女性警察
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ダーティハリー2(1973年製作の映画)

4.0

ワクワクする展開

ダーティハリーシリーズ第2作
監督は「奴らを高く吊るせ」テッド・ポスト

舞台はサンフランシスコ
犯罪集団が証拠不十分で無罪判決が下ってしまう
憤る市民たち

すると警官を偽装した
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ダーティハリー(1971年製作の映画)

3.7

敬愛するクリントイーストウッドの代表的シリーズ ダーティハリー第1作

昔観たことがあるような、なかったような、でも観てたら新鮮だった

ダーティってなんでなのか知らなかったけど、セリフの中で説明があ
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センチメンタル・アドベンチャー(1982年製作の映画)

3.9

クリントイーストウッドの音楽系作品にしてロードムービー

1930年代、ある農家の作物は悪天候で全滅、そこにギターを弾く演奏家の叔父レッドがクルマで現れた

レッドは音楽オーディションの地ナッシュビル
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奴らを高く吊るせ!(1968年製作の映画)

3.5

ふつうに面白かった

オクラホマ準州を舞台とする西部劇
オクラホマ準州は1890年から1907年まであった
少ない保安官で広大な地域の治安を管理している

元保安官の主人公を冤罪で私的制裁で処刑しよう
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ザ・シークレット・サービス(1993年製作の映画)

3.6

1993年製作 
この時期には珍しいクリントイーストウッドが監督しないで俳優のみをした作品

シークレットサービスの任務にあたる主人公のホリガン(クリント)
ケネディ暗殺のとき大統領を守れなかったこと
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(2023年製作の映画)

4.0

重い

重度障害者施設で起きた大量殺人事件をモチーフにした小説が原作の映画

そこには、身体を動かせず、目も動かさず反応も示さない人もいる
職員の中には、入居者にひどいことをする人もいる
本作では、綺
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大名倒産(2023年製作の映画)

3.8

とてもおもしろい

江戸時代に越後の小藩が舞台
鮭加工品を作っている家の息子だったが
突如大名に

藩の財政は借金だらけ
そこから原因を見つけたり、対策をうったり
コメディタッチでテンポよく進む

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福田村事件(2023年製作の映画)

3.8

思っていたのとは違う不思議な作品

メインテーマだと思われた関東大震災後の虐殺の話は実はそれほど出てこない

大正時代の関東の村の生活
都会からやってきた夫婦、村人、軍人

なんとなくまったりしたテン
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メッセージ・イン・ア・ボトル(1999年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ケビンコスナーは1990年代前半は輝いていて大好きな俳優だった
何よりも声が素敵で痺れたものだった

久しぶりにケビンコスナー、1999年の作品を鑑賞した

シカゴの新聞社の記者でシングルマザーのテレ
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.2

トミーリージョーンズ主演で、シリーズ作品ということで初鑑賞

好きな人にはすみません 
自分にはあまりピンときませんでした

生活環境に忍び込んでおる宇宙生物と共生したり、戦ったりという発想はどこから
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追跡者(1998年製作の映画)

3.7

名作「逃亡者」のスピンオフ作品

すばらしいけど、「逃亡者」に大感激したので比べると、そこまでではない

冤罪の犯人、護送中の事故の際に逃走、それを追う連邦保安官という構図は「逃走者」と同じ
保安官の
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ハリソン・フォード 逃亡者(1993年製作の映画)

4.5

とてもおもしろかった😄

ハリソンフォード主演、1993年の作品を初視聴

主人公の外科医リチャードの妻が自宅で殺された
妻の最期のメッセージが証拠となってリチャードが犯人にされてしまい裁判で死刑に
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カレとカノジョの確率/一目で恋に落ちる確率(2023年製作の映画)

3.6

爽やかなラブコメ

女性主人公は、アメリカからイギリスに向かう飛行機に乗り遅れ、次の飛行機を待つ間にある男性と出会う、乗る飛行機も偶然一緒に

トレンディドラマのようなセリフのやり取りが続くが、爽やか
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幸せの列車に乗せられた少年(2024年製作の映画)

4.0

第二次世界大戦が終わった後のイタリアが舞台、戦争の傷は癒えてなくてとても貧しい

主人公が1994年時点で1946年を回顧する物語

イタリア南部ナポリで母と暮らす少年は、十分に食事を摂ることもできな
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(2023年製作の映画)

3.2

短編小説のような感じ

この監督の作品の見かたに慣れたぞ

主人公が朗読のようにセリフを喋り続けて、実際の場面が動くというスタイル