シュウさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.4

視聴してから二週間くらい経つが、
未だに阿部サダヲの目と声が頭から離れない

マザーを見てから阿部サダヲを見ると怖い人としか思えなくなっていたが、
それがさらに上塗りされてしまった
もはやどんな表情を
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ボクの妻と結婚してください。(2016年製作の映画)

3.7

相手の人生を大切にできる人たちが織りなす愛に溢れた映画

主人公の企画には賛否あると思うが、
この夫婦だから成立している

夫は不器用だがピュアで自分が面白いと思ったことに没頭してしまう人
妻は夫に思
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.5

映画の中の言葉を借りると「最終的に逃げ場所のない人たち」の物語

最近、自分の経験の中で感じたこと

それぞれが、それぞれの人生の中で大変なことがある
そして、本当のことは当事者しか分からない

それ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.7

2022年40本目

詳しくはまた書くとして、
ウルトラマンの造形の美しさに見惚れてしまった

庵野ワールドを体感できて大満足

RENT/レント(2005年製作の映画)

4.6

Tick Tick boomを見た流れで。

命のエネルギーに溢れた映画
社会の王道から外れたマイノリティの人々が、
命を燃やしながら生きていく
社会の王道に乗れないからこそ
自分の命を燃やして、自分
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.5

モデルであるジョナサンラートも、ミュージカルのRENTも知らず、ジャケットとタイトルに惹かれて鑑賞

何か成し遂げなければ 
成果を上げなければ
その焦りは大切なことを見えなくする
大切なことに向き合
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ゾディアック(2006年製作の映画)

4.2

デヴィッドフィンチャー監督、ジェイクギレンホール主演という変態コンビ(完全に褒め言葉)がハマっている

実際に起きた劇場型殺人事件を題材に、
その真相を追う人々の人生が崩壊していく様を描くという、なか
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.6

いやー、これは名作ですね。

王女が城に戻って遣いに対して言った言葉にグッときた。
この一言にこの物語の深みが恐縮されている。

美しいラブロマンスでした。

THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

4.5

これは凄い

世界がどのような力学で成り立っているのか
その綺麗事ではない側面を垣間見ることができる秀作ドキュメント

そこにいた男(2020年製作の映画)

3.5

最後のワンシーンが秀逸

こんな世界あるんだなぁ

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.1

小1の息子と見たため日本語版にて。

いやー、ショーがいい!
正直ヒューマンドラマの部分は1の方がよかったけど、
ただ1を見た前提であればそれぞれのキャラクターがわかっているので、
一人一人に見せ場を
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.3

さがすをみた後に鑑賞

社会が見て見ぬふりをしている部分を見事に炙り出している秀作

女優さんが本当に見事

ただ「生きる」こと
それに対して、これだけ大変な思いをしている人がいるのか、と
自分が見え
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さがす(2022年製作の映画)

4.3

初めての片山監督作品

歯車が一つ狂うことで簡単に当たり前だった日常が壊れてしまう
そして、そのきっかけは日常に潜んでいる

それを役者の方々の素晴らしい演技と、じっとりとした舞台設定で魅せる秀作
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.7

2022年30本目

ずっと楽しみにしていた映画を公開初日に

いやー、終始不穏で、暗く、重くて好みな作品でした

闇(病み)しか感じないロバートパティンソンのバットマンと
メインヴィランのポールダノ
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インポッシブル(2012年製作の映画)

4.7

自然災害の恐ろしさを壮絶に描く

何の前触れもなく急に襲いかかってくる大津波
そこから最後までずっと緊張感が抜けずに食い入るように見てしまった

自然を前にした時の人間のちっぼけさ
それでも生き抜こう
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.7

食と音楽と家族愛

この3つが揃えばハッピーじゃないわけがない。

自分を規定していた世界が壊れて、
本当の自分を立ち上げていくトランジションストーリーにもなっている

ただトランジションストーリーと
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メリダとおそろしの森(2012年製作の映画)

3.3

映像はとても綺麗

そしてテーマはとても良いです

が、設定がちょっと荒唐無稽すぎて入れず、、、

TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.8

さすがアンドリューニコル監督、
設定は最高です!設定は、、、

時間をお金に置き換えると、
今の世界の歪みが生々しく浮き上がってくる

アルベルトの手紙(2021年製作の映画)

3.8

最後にマッシモが出した話が秀逸

頑張れ、アルベルト!

あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.2

とにかく舞台となる街並みが美しい
そして普遍的なテーマをコンパクトに美しく表現している

たまたま直前に見たのかエール(コーダのリメイク元の作品)だったので、
母親像が重なるところがあった
「お母さん
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エール!(2014年製作の映画)

4.2

コーダを見てからの鑑賞だったので比べてしまうと物足りなさを感じてしまうが、
こちらのファミリーも本当に魅力的で生き生きしていて素晴らしかった

改めてコーダは圧倒的名作だった

両親の葛藤、
家族と周
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あの頃をもう一度(2021年製作の映画)

3.8

7分でこれだけ心が躍り感情が揺さぶられるのは凄い!!

元気ない時に見よう

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.5

2022年20本目

映像は本当に美しく、全てのカットがアートで素晴らしかったです!

が、残念ながら僕にはこの作品の素晴らしさを理解する感性と知性が足りませんでした。

言語がわからないと本当の良さ
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

4.3

これは面白い!

最近の自分の一番の学びが「怒りは智慧を奪い人を愚かにさせる」だったので、そこにドンピシャで刺さった

怒りは思考停止を招き本来の目的を見失う
自分の愚かさを省みず責任を他者に押し付け
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.7

父から息子へとメガホンが引き継がれ
父の作品へのリスペクトと家族愛に満ちていた

これはもうファンにはたまらない
とくに最後はやばい
ていうかズルい

裏話とかも知ってしまうと泣いてしまう

これは親
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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

4.1

現在オンライン開催中の「サステナブル未来映画祭」にて(2/10まで)
https://cinema.eiga.com/sustainable2022/

幸福度No.1と言われる幸せの国ブータン
その
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ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

4.7

現在オンライン開催中の「サステナブル未来映画祭」にて(2/10まで)
https://cinema.eiga.com/sustainable2022/

全てには役割があり
全ては調和しており
全てを
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ザ・ニュー・ブリード(2020年製作の映画)

3.6

現在オンライン開催中の「サステナブル未来映画祭」にて(2/10まで)
https://cinema.eiga.com/sustainable2022/

気候戦士の次に鑑賞

気候戦士はエネルギー問題
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気候戦士 ~クライメート・ウォーリアーズ~(2018年製作の映画)

3.7

現在オンライン開催中の「サステナブル未来映画祭」にて(2/10まで)
https://cinema.eiga.com/sustainable2022/

主にエネルギー産業の領域において革命を起こそう
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グレタ ひとりぼっちの挑戦(2020年製作の映画)

4.2

現在オンライン開催中の「サステナブル未来映画祭」にて(2/10まで)
https://cinema.eiga.com/sustainable2022/

グレタさんが有名になったのはあの国連のスピーチ
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ムーラン(1998年製作の映画)

4.0

思い立ってついにDisney+に入会

記念すべき一本目は家族でムーラン

ほとんど予備知識なくあまり大きく期待もしていなかったためか、思いの外楽しめました。

メッセージ性、エンタメ要素、アクション
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.8

人生に深い示唆を与えてくれる素晴らしい作品だった

聾唖の家族の中で唯一耳が聞こえるルビー
彼女と家族、周囲の人々を、
歌という主題を使って描く物語

家族のこと
愛のこと
人生のこと
自分のこと
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.4

2022年10本

豪華キャストを用いた超重厚な人間ドラマ創作のような本当の話し
いやー、見応えあった

グッチという世界的ブランドの背景にこんな物語があったとは
よくブランド継続したなと逆に感心して
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.6

このサイトでの高評価を見てトムホランド版のスパイダーマン二作を予習した上で視聴

結論、トムホランド版に限らずスパイダーマン全作見てから見るべき映画でした。
同窓会要素強め

ずっと追っているファンに
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.3

ノーウェイホームのための予習

ノーウェイホームは昔見たサムライミ版のアクションの感動を超えられず、
ストーリーも学園ものの要素が強くあまりハマれなかったけど、
いやー、これは面白かった!

敵がVR
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