シュウさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.2

公開初日に観たがエヴエヴと同日に見たので完全に印象が掠れてしまった

アーティストとして生きる苦悩を家族を通して描くという点ではとても良き映画だった あのおじさんの影響はとても大きいのだろうなあ
自分
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.5

初日レイトショーにて

「どれだけ理不尽や絶望する状況に陥っても
安易に肉体を捨てる選択をせずに
他者との関係性の中で乗り越えて強く生きていく」

というエヴァを経た庵野さんらしいメッセージのこもった
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Winny(2023年製作の映画)

4.5

2023 10本目

ウィキリークスのジュリアンアサンジやスノーデンの前に日本でこんなことが起きていたとは

Winnyが流行った当時は大学生
自分はネットに疎く何か怖いものとして一才触れなかった
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.8

上映初日にIMAXにて

スイスアーミーマンのダニエルズがやってくれました

世界への希望と人類愛をとんでもないサイコでクレイジーなエンターテイメントに仕立ててくれました

いやー、これは名作

全て
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.9

原作を先週土曜に勧められてどハマりして一気読み
その勢いでDolbyのプレミアムシートで視聴

よく2時間でまとめたと思うし(かなりダイジェスト的なので原作読んでてよかった)、
とにかく演奏は素晴らし
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対峙(2021年製作の映画)

4.5

殺人事件の被害者と加害者の両親による対話劇

最初は当然ながら被害者側の視点で、
加害者側の父親の事務的な態度と母親の慈悲的な姿勢に苛立ちを覚える

しかし対話が進む中で見えてくるそれぞれの苦しみ、本
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マジック・ツリーハウス(2011年製作の映画)

3.0

息子が原作にハマってるので一緒に見た

概要がわかったのはよかった

映画でこの尺におさめるのがそもそも無理があるのでしょうが、
あまりにも緊迫感のない展開がなんとも、、、

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

IMAXにて

素敵な作品だとは思いつつも、
震災をテーマにしていることとか、
神話的なメタファーが散りばめられてはいるものの恋愛ストーリーと紐づけられて荒く扱われている感じがしたりなど、
ハマりずら
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攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争(2021年製作の映画)

4.0

鑑賞メモ

すごくファンでもなくシリーズを見ている訳でもないが、
久しぶりに攻殻機動隊の世界観に触れられて満足

にしても、この世界観を30年以上前に作っていたのは本当に天才

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.2

バビロンを観た流れで
数十年来気になっていてまだ観ていなかったこちらを初鑑賞

今見ても楽しめるとても素敵な映画でした。

バビロンはかなりこの映画のオマージュが入っていたのですね。

バビロン(2021年製作の映画)

4.8

セッションの狂気性をララランドを超える壮大なスケールで描いたとんでもない映画でした。

公開初日にDolbyスクリーンにて。

とにかくマーゴットロビーが素晴らしいすぎる
ブラピの哀愁演技ももはや巧み
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.2

公開初日に観て記録しそびれ

あのチンパンジーのエピソードを持ってきた時点で勝ち
流石のジョーダンピールだった

名付けようのない踊り(2022年製作の映画)

4.2

尊敬するロジェ・カイヨワに踊りを見せた時に、
「その名付けようのない踊りをいつまでも続けてください」と言われた彼の踊りを見ていると、
自己を追求していくと同時に、
その中に流れる普遍を追求するような、
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.5

Dolby IMAX 3Dにて

3時間超、とにかくとんでもない映像体験だった

前回は森を舞台にエイワが司るホリスティックな世界観を描き切ったが、
今回は海が舞台
世界観も映像美もとんでもなかった
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DEATH NOTE デスノート the Last name(2006年製作の映画)

3.9

今更ながら原作を読み、
4巻まで読んだところで1.2を一気見

とてもよかったが、
原作ではもっと緻密な頭脳戦があったのだろうなと思う
原作読もう

DEATH NOTE デスノート(2006年製作の映画)

3.9

今更ながら原作を読み、4巻まで読んだ段階で映画鑑賞

キャストはみんなハマっていたが、
特にマツケンのエルは最高

公開当初に絶賛されていた記憶があるけど
確かにこの演技はすごい

内容的には原作で見
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.6

心身ともに
およそ人間が正常に生きていける環境ではない

そんな中でも
ただ生きるのではなく道義に従って生きる
権威・権力に魂を屈しさせずに人としての尊厳を持ち続けて生きる

その強さはどこからくるの
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.8

最高でした

スラムダンクの原作は好きですが、
バガボンドがもっと大好きなので、
そんな僕にはたまらない深掘り方でした

ある男(2022年製作の映画)

4.0

素晴らしい映画だったし、安藤サクラの演技が冒頭からすごい
一気に引き込まれる

ただサスペンス×監督の過去作「愚行録」の期待値で見たので、
そことのギャップが、、、

これはヒューマンドラマとして見る
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RRR(2022年製作の映画)

4.7

2022年60本目

バーフバリを映画館で観れなかったのでこちらを

とにかくエネルギーが半端ない

本来2本の映画に分けていいくらいのボリュームか一本に詰め込まれていて、
その2人の物語が結実したラ
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.5

家族で映画館にて

映画というか、Live×映像作品のような感じだった
Liveの世界観は最高

ただボスのデザインとか、最後の戦いシーンの作画はどうなんだろう、、、

そしてよくよく考えると子供向け
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.8

遅ればせながらやっと視聴

長尺だが無駄なシーンが全くなく
ずっと上質な演劇を見ているようだった
セリフの棒読み演出も解説を読んで大いに納得

鑑賞後に心に残ったことは2つ

①「どんな真実よりも
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幼い依頼人(2019年製作の映画)

4.2

韓国の実際の虐待事件をモデルにした映画

母親に対しての憎悪が湧き上がるが、
一方で彼女だけの問題ではなく、
これは愛情の欠如の連鎖であり、
子供を母親に押し付ける社会システムの問題でもあることを示唆
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.7

設定と岡田くん主演のところで期待値が高すぎてしまったこともあり、正直うーん、でした。

キャストは好きな人だらけ
映像の渇いた感じもとても好きなのですが
潜入捜査特有の緊迫感に欠け
それぞれの心象描写
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灼熱の魂 デジタル・リマスター版(2010年製作の映画)

4.8

京都出張に合わせてアップリンク 京都にて視聴

なんという物語
あまりにも壮絶な結末
本人たちのそれぞれの感情は計り知れない

愛と憎しみの同居
真実を知った時に果たして母は救われたのか
そして子供た
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暗殺教室 卒業編(2016年製作の映画)

3.4

息子が原作ファンとのことで
2作一気見
予備知識ゼロ

原作はかなり長いのでしょうが、
2時間✖️2回でよく治っていたように思う
普通に楽しめた

殺せんせーの過去の背景がわかった文、
一作目よりもス
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暗殺教室(2015年製作の映画)

3.2

息子が原作ファンとのことで
全く予備知識なく鑑賞

うまくCG馴染んでて、
良い出来栄えだったのではないかと
普通に楽しめた

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.3

公開日に視聴

個人的には1を凌ぐ良さでした

きょうかいもよかったけど
個人的には特に後半の
ベテラン俳優勢の共演の迫力が良かった

アクションシーンをずっと見たい訳ではないので、
前回よりも話の展
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.9

なかなか強烈な設定

しかし描かれた焦点が「plan75が当たり前に受け入れられつつある世界の中で、それに違和感を持った人たちがどう動くか」だったが、
個人的には「Plan75が社会に当たり前に受け入
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.5

2022年50本目

公開早々に観たもののレビュー書けておらず

万引き家族と同様に、
社会から溢れてしまった人たちがお互いの痛みを分かち合いながら
力強く生きていく物語

「生まれてきてくれて、あり
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ナショナル・シアター・ライブ「プライマ・フェイシィ」(2022年製作の映画)

4.7

出張と合わせてアップリンク 京都にて

ジョディカマーの演技がとにかく圧巻

テーマは性被害だが、
もっと俯瞰的に捉えると男性が都合よく作ってきた世界の歪み

そして別の切り口で表現すると「論理的に説
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.9

キャスティングと、タイトルの「護られなかった」という言葉がずっと気になっていた作品
やっと視聴

震災×生活保護というなかなかの重厚なテーマです

世の中から溢れてしまう人たちに焦点を当てる問題提起と
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

叔父さんと甥っ子を中心軸に
色々な物語を多重的に描く静かで優しい映画でした

家族って、人間が幸せに生きるための最小単位で、
そこの幸せを叶えることさえできれば
人生は大枠うまくいくのではないか

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ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.5

なんともつかみどころのない、
三兄弟のゆるゆる珍道中

それなりに楽しめたものの
ウェスアンダーソンはいまいちハマらないらしい

オールド(2021年製作の映画)

4.3

これは面白い!

設定の斬新さもさることながら、
設定倒れで終わらないストーリーの面白さもしっかりと出せている

まさに今の時代も捉えたメッセージも込められていて、
同監督映画で初めてハマったかも
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