Ikki82さんの映画レビュー・感想・評価

Ikki82

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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.5

一作目に比べると、新鮮味は薄れますが、やはり楽しい作品です。中でもハリーの復活は嬉しかったです。
彼がいてこその『キングスマン』という感じがします。あと、エルトン・ジョンがガッツリ出ていてビックリでし
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トランスフォーマー(2007年製作の映画)

2.9

トランスフォーマーが家族に見つからないように隠れたりするシーンがおもしろかったです。
途中からついていけなくなりました。小難しい話をいれず、もっとアクションに特化していたら、もっと楽しめたと思います。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.2

中学生がヤクザと一緒にカラオケに行くという設定だけでも、充分におもしろそうな作品ですが、思っていた以上に深い内容に感じました。
作中の人物のバックボーンを語らせ過ぎないところが逆にいいと思いました。最
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劇場版ブルーロック –EPISODE 凪(2024年製作の映画)

4.0

基本は本編を凪の視点から描いた作品です。本編では出てこなかったエピソード、凪と玲王の心理描写が見どころです。
試合のシーンでは、結末を知っているはずなのに、ドキドキしました。視点が異なると見え方も違っ
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キングスマン(2015年製作の映画)

5.0

観たいなぁと思いながら、公開から10年も経ってようやく観ることができました。
思っていた以上のおもしろさで、映像のおもしろさにも度肝を抜かれました。

アクションシーンの映像が特に素晴らしく、アニメや
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.9

映像が凄すぎます!特に試合のシーンはこれ以上ないという出来栄えです。
個人的には『スラムダンク』は、全部読んでいないのですが、それでも楽しめました。
敢えて、脇役だった宮城を主役にしたのも、おもしろい
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ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)

5.0

アポロの入場時のJB、痺れました。まさにTHE アメリカという感じ(笑)
対するドラゴの不気味な存在感は、当時のソ連のイメージとも重なります。まさかここでも東西冷戦が出てくるとは。
相変わらずの王道の
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ロッキー3(1982年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

チャンピオンになってからの流れだったので、どうなるのかと思っていましたが、これも大変おもしろかったです。
まさかアポロがセコンドになるとは。
一度、ロッキーが落ちぶれるのもシリーズではおなじみで、王道
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蘇える金狼(1979年製作の映画)

3.2

松田優作のキャラで成り立っているような作品です。ストーリーに期待せず、素直にアクションや濡れ場を楽しむのがいいでしょう。

ロッキー2(1979年製作の映画)

5.0

1作目に負けないほど、素晴らしい作品でした。
試合に至るまでのドラマ、トレーニングシーンは、さらにパワーアップした印象で、またしても夢中になって観てしまいました。
試合シーンも1作目と同様、手に汗握る
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ロッキー(1976年製作の映画)

5.0

はじめて観ました。前半の野暮ったい感じのスタローンも含めて、すごく良かったです。
トレーニングシーン、特に早朝のロードワークの静けさと音楽の素晴らしさ。
試合シーンの映像には本物の試合のような緊張感が
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スライ・ストーン(2015年製作の映画)

4.0

スライ・ストーンを追ったドキュメンタリーです。表舞台で活躍していた期間は、それほど長くないにも関わらず、ここまで伝説になっているアーティストも他にいない気がします。
オランダのファンが伝記を執筆し、こ
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.8

風景の描写が多く、ベニスの美しい海岸が見られます。市民の生活の描写も多くありますが、多くは富裕層の観光客のそれで、一般市民の生活という感じではありません。

マーラーの曲が使われており、主人公もグスタ
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

3.5

仕事がなく、やっと仕事に就いたと思ったら、商売道具の自転車が盗まれる話です。
当時の多くのイタリア市民は、このような貧しい生活をしていたのかと思うと、なんともせつないです。
なんとも言えない哀愁の漂う
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.0

この作品は劇場向きだと思っていましたが、予想以上の映像の完成度に感動しました。
試合中の臨場感溢れる映像が素晴らしいです。終盤の主観視点による演出も最高でした。

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

基本は何気ない日常を描いた作品ですが、たまにいろんな意味でドキッとするシーンが出てきます。
静かなシーンをゆったり見せる感じがいいです。岸田繁の音楽も映像と合っていて良かったです。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.6

序盤はセリフなどで説明せずに、淡々とストーリーが進んでいく見せ方が興味を惹きます。
最初はなかなか見えないアダの姿が、割とあっさり見えて、不思議な感じになり、ラストは唐突にやってきます。
序盤から興味
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.8

原作も読まず、アニメ版も観ないで鑑賞しました。
映像もストーリーも大変素晴らしく、思わず作品の世界に惹き込まれてしまいました。
明治期の北海道が舞台ということで、大自然と街並みも見どころの一つです。ア
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.9

時間がお金のような扱いになっている設定がおもしろかったです。映像的、ストーリー的にも標準的な感じでした。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

地震に関する本を読み返していたら、その中でこの作品が紹介されていました。
専門家から見ても、本作の災害への対応のプロセスはとてもリアリティーがあるとのことです。
実際に観てみると、そういった部分がよく
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ソワレ(2020年製作の映画)

4.0

辛い境遇の女性とともに逃亡する話。
暗い話ですが、不思議と暗過ぎず、かつ最後まで緊張感のある作品でした。
何気ないシーンでも、飽きずに観ていられるのは役者さんの演技力によるところが多いと思います。

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.5

火や水の世界といった世界観は古典的ですが、ビジュアルはとても新しい作品でした。

ピクサーの作品は、何作か前から刷新した印象でしたが、本作の見せ方は、より磨きがかかっています。

特に、火のキャラクタ
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.9

水墨画を描くシーンが、めちゃくちゃカッコよかったです。そういうシーンをもっと入れてほしいくらいでした。

音楽も良かったですし、最後のスタッフロールまで水墨画を使っていて、おもしろかったです。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.0

同じ一週間を繰り返すという設定は秀逸でした。ちょっと映像が力み過ぎていて、観ていて疲れる感じがありました。

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

4.0

10代の頃から知っていた映画ですが、ようやく観ることができました。

ヴァンパイアのあらゆる要素が入った傑作で、これほど完成された世界観を持った作品はないのではないか、と思うほどでした。

ヴァンパイ
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浅草キッド(2021年製作の映画)

5.0

これは文句なしの名作です。
学生時代に原作の本も読んでいて、大体の話は知っていますが、映画版ならではのアレンジが効いていて、本とはまた違った良さがあります。
師匠役の大泉洋も、たけし役の柳楽優弥もカッ
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.5

時間軸が前後したり、二重スパイの話なので、難しいところもありますが、すごく雰囲気のある映画でした。

主演のゲイリー・オールドマンは、久々に見ましたが、歳をとって、さらに渋さのあるいい役者さんになった
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

セリフが全部、歌になっているタイプのミュージカル映画でした。

オープニングの傘を上から撮った映像が良かったです。
ピンクとブルーを使った衣装やセットの配色が鮮やかなのも印象的でした。
もちろん音楽も
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.4

コメディーかシリアスのどちらかに振り切った方がもっとおもしろくなった気がします(個人的にはシリアスなドラマ性がいらない気がしました)。

原作に合わせて日本を舞台にしたのでしょうが、異質な雰囲気に違和
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.9

Facebookがどのように立ち上げられたのか、ほとんど知らなかったので、その経緯がとても興味深かったです。
しかし、実話をモチーフにしているだけあって、なかなか世知辛い話に感じました。

富と名声を
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.9

ストーリーや音楽が素晴らしいのは、原作のアニメ版と変わらず、映像も素晴らしいですが、どうしてもアニメ版と比べてしまいます。
原作のスッキリとしたストーリーラインに比べると、やや冗漫な印象です。

自虐の詩(2007年製作の映画)

4.0

前半のコメディー要素の強い部分は、ぶっ飛んだ映像で笑わせてくれます。さすが堤幸彦監督です。
後半は登場人物の過去も掘り下げ、しんみりしたパートになっていきます。どちらも違和感なく楽しめました。

やっ
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.8

時効の事件の殺人犯が告白本を出版するという設定がおもしろかったです。
そして、まさかのどんでん返しもあります。
映像的には、割とまったりした印象ですが、緊迫したシーンで流れる電子音のノイズがおもしろか
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それでもボクはやってない(2007年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

非常に興味深くおもしろい作品ですが、最後があまりにも救いがないです。でも、これが現状なのでしょう。刑事事件に対する司法制度に欠陥があると言わざるをえません。つくづく冤罪は難しいと思います。

ビバリウム(2019年製作の映画)

4.0

明るい気持ち悪さが絶妙です。映像はおもしろいですが、オチは期待しない方がいいかもしれません。ひたすら不条理なストーリーと世界観です。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.9

全体的におもしろいですが、歌が多過ぎて、ちょっと疲れます。
個人的には、もう少し歌と普通のパートのメリハリがあると観やすく感じます。

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