おひるねさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

恋する寄生虫(2021年製作の映画)

2.0

映像と音楽が良いのだけど、ストーリーはいまいちのりきれなかった。
ファンタジックで退廃的で非常におしゃれ。

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

見応えしかなかった。
3人それぞれの視点で描かれるストーリーも、何が真実なのかわからず。
そもそも史実に基づいているとのことなので、女性視点は創作が大きいのだろうけど、とてもリアルだった。
この頃の思
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.5

10代のあの頃、
疲れたとき、しんどかったとき、不安定だったとき、
何度も救ってくれた
森絵都さんの「カラフル」原作。
設定はかなり変わっている...けどとても良かった。

人生について悩めば悩むほど
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ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

2.5

自分の時間が大事で、好きなときに好きなだけ自分のお金を使えるいまの生活に満足している私にはあまり響かず。
みんな自分で自分を幸せにしていきましょうぜ。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.0

わたしはどうしてもクラシックミュージカルの映画化が苦手だ...
ダンスや演出はとても良くて終始目は離せなかったのだけど、展開についていけず。

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.3

ああバランスがちょうど良くてずるい。
彼ら彼女たちの個性や特徴、ズレなんかも極端過ぎず、随所に「わかる」が溢れていた。
でも、現実ではこうもはっきり言葉にできない私たち...を代弁してくれているかのよ
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シチリアを征服したクマ王国の物語(2019年製作の映画)

3.5

クマたちのお鼻あたりの描き方がすごく好き。バンザイおしりふりふりダンスするクマたちが可愛くて愛おしくてにやにや。

反対にストーリーは切なく、厳しいものだったので真剣に見てしまったけれど、ユーモアもあ
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ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

3.5

過去の傷と、養子・移民問題が彼らにのしかかって、当たり前の幸せを保つことが難しくなる家族の物語。
全体的にしっとりしていて、タイトル通り水分多め。
そして子役ちゃんに弱い私は、ときめいたり、号泣したり
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.0

キアヌリーブス、お髭が無いほうが好きだな。ジッポの扱いがなんとなくかっこよく無いのも良き。
悪魔や宗教などちょっと人を選びそうな題材だけど、スタイリッシュでかっこいい不思議な魅力あり。

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.5

日々、何か問題があるわけではないけど、ちょっとしたことで、あ、生きづらいなって感じたことは誰もがきっとあるよね。

変わりゆくものと変わらないもの、立ち向かうべきこと。

ありのままの自分をまるっと受
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

2.5

好きのかたちはひとつじゃないし、誰からも良く思われないものでも、自分たちが肯定できるものであれば良いのかもしれない。
ただ、ものすごい痛みを伴うんだと思う。わたしにはきっと耐えられない。

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.0

進むことも戻ることもできない苦みがじわりじわり。
その先にあるものから逃げるように走る青春に、共感はあまりできなかったけど、良いシーンがいっぱいあった。
人と人との交流が薄くてみんな人間味が感じられな
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イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

3.5

木人椿が一番輝いていた回。イップマン天然すぎて所々面白くなってしまうの私だけ?闘いの流れは少し予想外だったけれど、今回もちゃんと楽しめた。すべての闘いが良かった、特に密室のあれ。表情から読みとれた不安>>続きを読む

エール!(2014年製作の映画)

3.5

公開当時に観たので、設定と泣いたことしか思い出せず再び見た。
聞こえないという事実を受け止めながらも、楽観的に生活を送る家族。この家族全員が個性的で可愛い(笑)
そんな家族のなかで少し窮屈感を抱いてい
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はるヲうるひと(2020年製作の映画)

2.5

沈む。愛への執着と憎悪が怖い。人間の負の部分にスポットライトを当ててるから、嫌な部分しか見えない。そのなかでも限られた癒しの部分であったり、盲信的になりすぎていた自分に気付けたり、重みを分けあったりす>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.0

観たかったのに忙しくて映画館で見られず、配信を心待ちにしていた作品。
恐怖体験をする女性の話からまさかの展開で面白かった...
どうやっているのか不思議な動き、意外とシンプルなストーリー、そしてめちゃ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

絶対泣くと覚悟していたけど予想を超えるほど泣きすぎて大変なことになった...

ちょっとヘンテコな家族もみんな愛おしいし、悩み抜いた先、一歩踏み出す彼らを包む優しく強い繋がりがキラキラしてた。

愛が
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.0

登場人物の多さと会話のスピードに必死になってしまい、なかなか映像に集中できず、こだわりの映像をあまり楽しめなかった...これはおかわり必須な映画ですね...

3つ(4つ)のストーリーは甲乙つけがたく
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イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

3.8

序盤の弟子たちのストーリーが長くて一瞬ダレかけたけれど、武道の対立が後半に生きてくる展開が面白くて、後半駆け抜けた。2作目はボクシングvs詠春拳(笑)
信念を貫く男たちが尊すぎる...
そして連打はや
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イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.5

詠春拳が最強という話を聞いたので、見た。一見弱そうなのに、流れるような動作とスピードで相手をことごとく倒していく爽快感。ダダダダダって連打するの面白い...信念という強さ。

のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

3.5

小寺さんの声すき。
なぜのぼるのか、なぜ打ち込むのか、何になりたいのか。
理屈も大事だけど、好きなものしか見えていない、好きなそのものへのまっすぐな気持ちって強さだ。
そして最後声出してときめいた、な
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ルパートが、アルフォンソからの宿題をやらず「ロンだったらやらないと思った」って言ったエピソード大好き。

サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

3.5

重なる上書きによる、再生。
長野の街並みがとてもよかった。行ってみたい、歩きたい。

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.0

気付けば見ている大好きな映画のひとつ。ふたりの会話になりたい気持ち。

アントラーズ(2021年製作の映画)

3.0

ただただ悲しいストーリー。
鹿ちゃんクリーチャー。
ホラー映画の登場人物はどうして暗くてこわーいところにずんずん入っていけるのか。