こんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

こん

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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

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DCEU3作目
「なんだこれ、チアリーダーのテストか?」「エロサイトの履歴も消しといてくれ」のギャグがアメリカ過ぎて笑える。

ベタな展開だらけで新規性はない。
脚本も編集も繋がりがみえなくて、シーン
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

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十分面白いが、かなり面白かった前作には及ばなかった印象。
物語自体に前作ほどの質の高さがなかった気がする。しばしば展開に違和感を感じた。

上林以外のヤクザに凄みがないのが気になった。ユーモアは機能し
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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ずっと画面に惹きつけられた。
とんでもない強度をもった映画だった。

ラストカット、ヒュンダイだらけなのは意図があるよね…?


21年85作目(24)

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

5.0

全てが自分好みの最高な映画だった。
冒頭、自己紹介しながらリズムに合わせてカットが切り替わりながらタイトルバックが出た時から心を掴まれた。
3曲目『Breathe』ではニーナの思いに辛くなったし、プー
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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豪速球をど真ん中に投げられて頭がくらくらした。現実を描いてるのに映画になってる。終盤のベッドのシーンは強烈。
「罪なき傍観者」には当然罪があるし、ジョーの存在が一番苦しい。
音楽にも色々意図がありそう
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

4.5

とんでもない映画だった。
脚本、演技、音楽全てがとんでもないし、提起してくるものがえぐい。
ディティールもちゃんと練られてた。

パンフレットもかなり良い。

77作目(17)

浅田家!(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ひねりを捨て、わかりやすさを重視した真っ直ぐな物語。
さくらちゃん一家の写真や被災者の描写には心を動かされたし(数回泣いた)、内海莉子役後藤由依良さんの演技はすごいと思った。

他方で、脚本・演出はわ
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.0

ちゃんと面白いコメディ映画。
中盤に明かされる「起床」の裏側は驚いたし、匂いを仕掛けに物語を展開させるのはなるほどと思った。
一部のダサいCGや若干強引な物語のまとめ方は気になったが。

21年73作
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ノマドランド(2020年製作の映画)

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寝不足で冒頭からウトウトしてて、案の定よくわからなかった。
もったいない&申し訳ない。

21年72作目(12)

ミナリ(2020年製作の映画)

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80年代アメリカを舞台に韓国系移民の生活を描いた物語。

(ネタバレのつもりはないけど、念のため下に感想を書く)










多くを語らずかなり行間を感じる映画。
夫婦の対立はスリリングで、笑
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

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カット割り、アニメーション、音はけっこう気持ちよかった。

RPGの世界観を感じるストーリーは、思想的にみると結構ぐちゃぐちゃなのかなって思った。
たぶんこの世界、また同じことになる気がする。

21
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あの頃をもう一度(2021年製作の映画)

5.0

『ラーヤと龍の王国』の同時上映短編映画。
カット割り、アニメーション、音楽、主題どれも良かった。

主人公が逃げる瞬間にそれまでの引きの構図から背後からのアップで捉えたシーン、とてもひきこまれた。主人
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ストーリーもさることながら、カット割りや音楽が魅力的。バトルシーンはショットがバンバン決まってるし、劇伴はエヴァシリーズでは新しい試みを感じた。

時間を2時間半に収めるのに苦労したのかなと思うセリフ
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

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出来が悪いと思った。
脚本がかなり粗くて、ご都合主義や前後不明、寒い自己満足の描写をけっこう感じる(『スカイウォーカーの夜明け』と似た欠点を感じた)。
ハリソン・フォードの動きのキレはないが、それを補
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

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アクション、スパイ要素、都合の良い恋愛描写等々、かなり初期ボンド(007シリーズ)に似てると思う。ショーン・コネリーも出てくる。影響を受けたのか、この時期はこういうものが流行ったのか。

21年66作
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マトリックス(1999年製作の映画)

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初めてちゃんと観た。
小学生くらいのときにシリーズ全体が世間で流行った記憶。

現実だと思ってるものは虚構で支配者に作られたもの、真に目覚めたものだけが真実を知り世界を救うって構図は、カルトや自己啓発
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

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アクション・アドベンチャー映画としてかなり面白い。会話の駆け引き、主人公を襲う仕掛け、飛行機からの飛び降りやトロッコのアクション、虫や宗教での恐怖の演出がどれもちゃんとしてた。前作と同様、どう撮影して>>続きを読む

チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

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1942年のサウンド版を鑑賞。
「熊蜂の飛行」がマッチしてる。

21年63作目

あの頃。(2021年製作の映画)

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楽しく観た。
男性の立場から推し活を描いた作品。周りの席の人達は随分笑ってたし、すすり泣く声も聞こえた。
ハロプロについてマイクを片手に語り合ったり、文化祭で踊ったりする描写はそれ自体が笑える。
21
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どん底作家の人生に幸あれ!(2019年製作の映画)

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いやいや、邦題どうなってんだよ…。

*このブログ記事が優れてる(北村紗衣さん:「日本語タイトルは最低だか内容は良い」 https://saebou.hatenablog.com/entry/2021
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

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つまらないことはないけど、すごく面白いわけではなかった。
隠し砦は、兵庫県西宮にある蓬萊峡(ほうらいきょう)らしいが、とても映画映えする。
雪姫役・上原美佐はスカウトされた演技素人とのことで実際に声の
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

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主題はとても価値あるものだし、映像・ショットも凄いものが多々あった(特に最後の手のショットはヤバい)。役所広司の迫力ある演技もとんでもない。

でも、良い映画を観たという気持ちにはなれなかった。もう少
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

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ゾンビものは詳しくないが、案外王道のゾンビ映画なのではとの印象。
コメディ要素は笑えたし、怖いところはちゃんと怖かった。

21年58作目

スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

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邦題はクソだが面白いとの定評がある本作だが、個人的にはそこまでハマらなかった。

21年57作目

椿三十郎(1962年製作の映画)

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ちゃんと面白い。
肩肘の力を抜いて、楽しんで観られた。
『天国と地獄』でやったモノクロの中にカラーを入れる演出を、本作の椿でやっていたらとんでもないことになってた気がする。

21年56作目

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ凄い…。撮影、演技、美術、衣装、音楽が超品質。

特に撮影(エマニュエル・ルベツキ)がやばくて、太陽光と自然と人物を画面全体で捉えていて美しいの一言。画面のどこにも隙がない。超広角レンズを
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ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

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イラク戦争の最中に本作を観ていたらまた印象が変わっていたと思う。
カメラワークのクセがすごくて、手持ちのブレや頻繁なズームが目立つ。手持ちは自然な感じを演出してるのかもしれないが、ズームで作り物感も抱
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

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映画としての完成度はめちゃくちゃ高いと思った。序盤は状況整理が必要だったけど、中盤からはその展開に引き込まれて夢中で観た。
ザ・エリート軍人でホモソ筋肉な描かれ方をされてるカナリア達は、実際とてもかっ
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永い言い訳(2016年製作の映画)

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頭で全て理解できた気がしない。
大人の物語という印象。

21年52作目