糸侖さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ナポレオン・ダイナマイト/バス男(2004年製作の映画)

3.8

『バス男』は最悪の邦題と言われ、Blu-ray発売のときに英題通りの『ナポレオン・ダイナマイト』に直したとか。
タイトルが気になって手に取ったけど、観終わって『バス男』ではないなと思った。でも『ナポレ
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

わりとしっかり描写して説明してくれていたから、終わってみても騙された感じは特になく…

確認、展開、偉業と進んでいくストーリー

マジックのタネなんてわかってしまえば案外単純なもの。だからこそバレない
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.3

勝ったのだろうか?
「やったー」とも言いづらい終わり方。事実を基にしてるから仕方ない部分ではあるけど。

ああ言う人の奥さんはどういう思いなんだろうか。証拠もあるわけで。その後どうしてるのか。離婚して
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

4.4

5年ぶりくらいに鑑賞。
全然覚えてないな、と久しぶりに観たけど始まったら不思議と全部思い出した。

食文化の違いと食の持つ力

地味で静かな作品
清貧

神に人生を捧げた姉妹ですら見慣れぬ食材を見ると
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スクール・デイズ(2011年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

英題”That's What I Am”の方が圧倒的に良い。ただ直訳するとタイトルとして微妙なのかな。

サイモン先生が本当に”the greatest teacher on Earth"
そっと優し
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午後8時の訪問者(2016年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

4年ぶりに鑑賞

罪滅ぼし
あのときああしておけば、ってことはいろいろあるけどその究極のような。

性的に搾取される移民女性。

やっぱり主人公の医師の感情だったり、プライベートやバックグラウンドが全
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ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ヤンはゲットーに出入りしその現実を目の当たりにし、アントニーナは家を守り、歩哨やヘックにバレないかと恐怖している。
相手の状況はわからないかもしれないけど、それぞれの立場で自分のとれる最善を尽くしてい
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国選弁護人ユン・ジンウォン(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

コメディじゃないユ・ヘジン

地味で暗く、重い。
無音の時間が重い。

ほぼやな女。

裁判後の被告の「私は人を死なせた」っていうのが全て。

パク被告にとってどうなるのが良かったのかは別としても、陪
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.6

いやーすごかった

何度も何度も建てては壊し、ついに”The House That Jack Built”が完成。

わりと終盤までただのシリアルキラー映画だったのが、がらっとかわった。

長いけどち
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活きる(1994年製作の映画)

3.7

影絵芝居がすごい。どういう発声なんだろ。

福貴というかその家族にふりかかるものが厳しすぎる。

中国の歴史をざっと確認しておくんだった。
中国史は漢字が多くて嫌厭してしまってあんまり得意じゃなかった
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オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

3.7

突っ込んだりしないで子供の純粋な心で観ないとな。

あんなお家欲しかったな。
家具も家もまちなみも可愛らしいし、テキスタイルがカラフルで本当に綺麗。

原作は知らないけど、児童文学の持つ世界がしっかり
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スティング(1973年製作の映画)

4.8

ドラマ『華麗なるペテン師たち』をきっかけにこれを知って観たけど、こっちを先に観れたら良かったな。絶対こっちを先に観るべき。

テンポも音楽も最高

ポール・ニューマンがとにかく格好良い。
詐欺師として
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親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

4.1

シーンごとに画的な美しさを意識してる感じ。

リアルではなくファンタジーな演出なのですっと受け入れられる。
リアルな感じでやられたらツッコミどころ満載やけど。

最後急にユ・ジテ。

赤いアイシャドウ
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a piece of PHANTASMAGORIA(1999年製作の映画)

4.7

睡眠導入剤としてめっちゃおすすめ

寝る時とかに観ると良いよと勧められて観たら、一度目は20分ほどで心地よい眠りに落ちてしまった。

結局全部観るのに三晩かかった。
80分弱15話のオムニバス作品だか
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君主の誕生(2016年製作の映画)

2.8

悪くはないんだけど、短い中で起承転結しっかりしている作品が好きだからなんとも中途半端な感じ。
投げっぱなしというのとも違うし、その後も全く気にならない。あ、終わった、という感じ。

美しき棘(2010年製作の映画)

3.3

ぼーっと見てたら誰が誰でどういう関係で、ってのが全然わからなかった。巻き戻してやっとわかったけど、暗くて結局よく見えなくて誰なんだか、みたいな部分はあった。

天涯孤独になったわけでもないのになんであ
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ヒポクラテス(2014年製作の映画)

3.4

ストできるのが救い。
働き手にとっても患者にとっても最悪なところ。

インターンばっかりで責任が重すぎる。インターンの質もなんだかって感じではあるが。

病院でお酒飲んだり騒いでいいんだな。呼び出しと
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カブールのツバメ(2019年製作の映画)

3.8

アニメだからこその表現力

女性は体を覆わなければならない、白い靴もだめ、夫と手を繋ぐこともできない。外で笑うこともだめなのか。

カブール
タリバン

音楽が絶えない世界になると良いな

日本も今い
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7月14日の娘(2013年製作の映画)

3.6

ヴァンサン・マケーニュ!
あとエステバンのインパクトの強さ

はちゃめちゃ。思いついたことをやりまくる。ぐちゃぐちゃ。
これがフランス映画だよな。

7/14に観ようかと思ってたけど過ぎてた。
パリ祭
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僕のウルフガール(2015年製作の映画)

3.3

フランス語がよくわからんからってたかられてる日本人。
なんか全てを悟ってるかのように恋愛アドバイスをする日本人。

グレムリンとか言っちゃう人はそら出会ったときに別れの手触りも感じるだろうな。

この
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小さな仕立て屋(2010年製作の映画)

3.5

カレンダーが目に入ってなんか現実に戻されるというか。

悪い女だな。
でもそこが魅力的というか。とにかく衝動的。ふらふら。

とにかく走ってる。

アルベールがただ1人まとも。

終わった後にもくもく
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アイッサの検査(2014年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

会話はなく、セリフは録音のみ。それが雰囲気をより一層引き立てている。
人間的な温かみはなく、終始事務的。

人種によって成長具合とか違ったりするんじゃないのかな、と思ってたらやっぱりか。あんだけ全身を
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ウィリー ナンバー1(2016年製作の映画)

3.3

終わってみれば悪くなかったんだけど、80分ちょいのはずがそれ以上に長く感じた。

どんなに近くにいたって自分以外は所詮他人で全てを理解なんてできない。
ずっと一緒にいた双子の兄弟が亡くなるっていうのは
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Bleak Night/BLEAK NIGHT 番⼈(2010年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

内容は良かったが..演出なんだろうけどすごく酔う。手振れというか、画面は揺れるしピントは合わないし。

取り返しのつかないすれ違い。
ヒジュン(ベッキ)の誤解も解けると良いんだけど。2人が前を向いて生
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ウェイ・ホーム 〜息子への想い〜(2012年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

なんともな後味。まあでもラストはそうなるよな。

ただ最後までポールに対して優しくて良かった。
いつ傷つけるんだろと不安だった。

家族をバラバラにしたという意味では傷付けてるけど。

一歩も前に進め
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レッスル!(2017年製作の映画)

3.6

ユ・ヘジンが主演ならと観たら、ソン・ドンイルも出てた。

ブレーカーのことを韓国語では「ヒキガエルの家(두꺼비집)」と呼ぶのか。言語って面白いな。

軽いコメディだと思って見てたら後半なんか重くなって
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わたしたち(2016年製作の映画)

3.7

ものすごくリアルな感じ。
あの中で生きなきゃいけない子どもたちにとっては辛いけど、壮絶ないじめってほどではなく淡々とリアルな世界。だから最初と最後で世界ががらりと変わるわけでもなく、これからもあの子た
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哺乳瓶(2016年製作の映画)

3.6

わお

数珠繋ぎでほっこりだったが...最後急にブラック
エンドロールはなんか楽しげだけども。

内容的にちょうど良い長さ。これ以上だと飽きそう。

リアリティ・プラス/リアリティ+(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

登場人物少ないしあの人だろうなと思ってたまま。

ステラがもともと可愛い。
違うタイプになってみたかったのか?

本当の意味で量産型の顔。別人でもわからなくなりそう。

結局本当の姿を見せられないのな
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

3.7

監督の椅子

死ねー死ねーって言い続けてるのが笑える

どんな作品に仕上がったんだろう

怒り(2016年製作の映画)

3.3

音量をせっせと調節。
ぼそぼそ喋ったり、大声出したり、全然聞こえなかったり、煩かったり、どの音量が適切なんだろ。なんかそっちばっかり忙しなかった。

そのせいか誰だろ?っていう方に全然興味がわかなかっ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.6

原作は読んだような読んでないような…全く記憶にない。

エイミーの魅力が全くわからん。

愛してないけど寂しい。

役者が豪華。シアーシャ・ローナンうまいな。
ローラ・ダーンが結構好き。見かけるとあ、
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.5

あんな去られ方したら娘は辛いだろうな。
母親とは微妙だけど父親のことは信頼してるし。

ピーターがずっといい人だった。

本気でもう最後まで帰ってこないのかな。
死期を悟って身を隠す。

名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.7

最後止まらないって大騒ぎしてる間中、アラン会長と白鳩舞子がどこにいるのかずっと気になってた。アラン会長が抱えてたところ以降どうしてたんだろ。
最終的に4人横並びで座ってて驚いた。よくコナン間に合ったな
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