sxxhxさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

くれなずめ(2021年製作の映画)

3.2

松居大悟のいつもの感じで、思い出になぞるみたいな、どこか親近感の湧く感じがあって。

良くない前評判を聞いてみたものの、普通にええやん!と思ってたら後半で一気に挫かれた。。

おいマジかよ。。っていう
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CURED キュアード(2017年製作の映画)

3.0

いわゆる普遍的な映画における"ゾンビ"の状態から"回復した人"にフォーカスしたっていう設定がかなり特殊で気になってはいたが、劇場版公開中には見に行けず。

Netflixに入ってたので鑑賞。


話、
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砂の惑星(1984年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

そもそものDUNEという作品のスケール感から考えると、リンチのキャリア的にも駄作と言われるのは分かる。(当時の撮影技術的な制約の中で表現しきるのは難しいという意味で)

なにより2時間ちょっとの尺にD
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.8

ラッキーで当たったFilmarks試写会にて。

自分自身はDUNEの作品自体を知ったのは「ホドロフスキーのDUNE」がきっかけで、スターウォーズの元ネタになってたりとか、"エイリアン"をデザインした
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

日常に起きたことをそのまま切り取ったかの様な視点のまま、「でもこれは映画だよ」っていうメタ認知的な表現がはめこまれてて、ジム・ジャームッシュすげぇなぁって感じ。

後半の展開もある意味ではヤバい。笑
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.8

前作が"親の強さ"だとしたら、今作は“子の強さ"って感じだった。

ストーリー自体はそこまでなく、流れも大まかには前のとほぼ一緒だったけど、割とグッときた。

逆にあんまりストーリーがないのが没入感あ
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.6

ぼちぼち面白かったけど、キングオブモンスターズの方が良かったな…

都合で英語字幕付きの英語で見たから細かいニュアンスは汲めてない部分はあるかもやけど、コング側の感じが髑髏島からの流れあんまなぞれてな
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最後にして最初の人類(2020年製作の映画)

4.2

石造物や彫像、または巨大な建造物のようなものがモノクロの画面いっぱいにひたすら捉えられ、そこにヨハンソンの重厚かつ荘厳な音楽が加わり、遠い未来からのメッセージが観客に向けて語られる。そんな作品。

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恐怖のセンセイ(2019年製作の映画)

3.6

ジェシーアイゼンバーグほど、シュールでブラックでクスッと笑える作品が似合う俳優おらんと思う。

アホ映画要素あり、ショーシャンクとかファイトクラブ的な名作映画要素あり、マッチョイズムとその否定あり、空
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セブン(1995年製作の映画)

4.2

みてなかった名作シリーズ。

やっぱフィンチャーはすごいね。
いろんな予想してたけど自分が思ってたのとはちょっと違う結末で終わった。

後味良いとか悪いとかあるけど、"7"にまつわる伏線もきっちり回収
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.6

実話ベースならではの結びの弱さみたいなものはどうしても感じたけど、実話ベースやからこそのリアリティみたいなものはあるよなと思った。

刹那的かつ深い人間関係の描写がよかった。

フィアー・ストリート Part 3: 1666(2021年製作の映画)

4.8

マジで最高だった。

過去から現在に続く呪いの寓話、単なるホラーストーリーと見せかけておいて、とんでもなく現代に通ずるメッセージが込もった作品だった。

古い価値観によって弾圧されるマイノリティ像を映
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

結局"それ"って主人公たちの幼少期のトラウマとか恐怖体験だったりとかを具象化した存在なんかなー?とか思ったりするものの、よくわからんかった。

元々の映画の方とかスティーブン・キング原作読んだりとかし
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フィアー・ストリート Part 2: 1978(2021年製作の映画)

4.0

Part.1からの回想延長としてのPart.2

なかなか面白くなってきた。
やっぱりNetflixオリジナルは80'sの表現が1番巧い気がする。

Part.3も楽しみ。

ストレンジ・ハウス: 呪われた家の秘密(2020年製作の映画)

3.6

いわゆるジュブナイルホラーの典型みたいなものを期待して見てみるも、想像とは少し違った。

でもいい意味で変な不快感もなく、バランス良くてなかなか面白かった。

ある登場人物に対して、お前そもそも割とア
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.6

細かいことは気にすんな!派手に行こうぜ!的なSFレジスタンスアクションって感じの映画やったけど、後半の展開は前半の一部の疑問を払拭する感じもありなかなか面白かった。

ちょっと尺は長いけど、週末見なが
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.2

みたけどつけるの忘れてた

正直あまり深く印象に残っていない

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.0

後半ひと山に向けての前半の展開が平淡なせいか、めちゃくちゃ話が長く感じる…(まぁそもそも長いんやけど…)

個人的にはそんなにやったなぁ、まぁ面白くなくはなかったけど。


作中無音というかBGMのな
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.4

階層社会の構図をシチュエーションスリラーに落とし込んだって感じ?

そこで終わっちゃうか〜って感じではあるけど、考察とか見たらまた違うんやろか。

奇天烈な音楽のせいか、世にも奇妙な物語的な雰囲気あっ
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ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている(2021年製作の映画)

4.0

先日、低音しっかり出る映画館で観てきたのでかなり良かった。
やはり曲が良すぎる。

ビリーもフィニアスも2人の両親も、人間味たっぷりで最高。

自分はこの人たちの知識は結構ある方だとは思ってたけど、よ
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フィアー・ストリート Part 1: 1994(2021年製作の映画)

3.6

ストレンジャーシングス的な要素で構成された、よりホラー寄りかつ90年代Ver.な第1作。

ただしそれなりに救いがないのと、簡単には終わらせてくれない感じが次週公開の第2作へのブリッジになっている。
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#生きている(2020年製作の映画)

3.8

韓国トーンのベーシックなゾンビパニック映画。
そもそもこのジャンルは平均してレベル高いのかなーとも思う。普通にサラッと観れてかつ面白い。

ヒロインが無駄にかわいい。ありがとう。

ホワイト・ボイス(2018年製作の映画)

4.0

"アトランタ"でメインどころ張ってた、気になる彼が主役ということで拝見。

題するなら"欲望と資本主義"って感じやけど、その堅そうなテーマを皮肉たっぷりにステレオタイプを添えまくってディスってる感じが
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ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた(2018年製作の映画)

4.4

なんとなく音楽ものの映画観たいな〜くらいの軽い感じでみたら、あまりに最高の映画でめちゃくちゃ元気出た。

レコ屋のオーナーしてて、音楽好きが滲み出てて、Jeff Tweedy好きで、ちょびっと頑固。
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XOXO(2016年製作の映画)

3.3

思ってたより登場人物みなキャラ立ちしてて面白かったけど、オープンエアーのフェス行って流れてる音楽が全部EDMなことを想像したら悪夢にしか感じんかった…笑

締めくくりはちょっと映画やからってやりすぎ感
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

4.0

80年代少年らが主人公の比較的正統派なホラー。

めっちゃ観たいな〜と思ってたのをNetflix解禁にて鑑賞。

ストレンジャーシングスを観てた時のような気持ちに。

いろんな"スケアリーストーリーズ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.8

勝手に韓国映画と勘違いしてたけど、みてみたらタイ映画やった。笑

あのバカップルといい共感できないキャラが多いなーという感じではあるが、単なるカンニングの話をここまで飛躍させて、あたかもスパイ映画かの
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Tribe Called Discord:Documentary of GEZAN(2019年製作の映画)

5.0

ドキュメンタリーを通じて改めて実感できるのは、音楽は言語や人種の壁を飛び越えて人々をグルーヴさせることができるということ。

そしてもう一つは、さまざまな言語や文化/人種の違いによって起きる世の中の"
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ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

3.8

いやーー、これ思いの外めちゃ良かった。
さすがNetflix、著名作って感じでなくても力の入れようはなかなか。(VFXのクオリティが高い!)

話自体は分かりやすいディストピアもの、モンスターパニック
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.8

邦題と広告ポスター作った奴は中身ちゃんと見たか?ならマジでセンスないな辞めちまえ、って言いたくなるような話。

子どもがそのまま大人になってしまったかのようなフーシの生きづらさと束の間の悦びが描かれる
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ファウンド(2012年製作の映画)

3.2

"史上最も美しいスプラッター映画"っていう評があるみたいやけど、スプラッター要素を除けば、音楽の感じも相まって、生きるに悩む若者の心情描写がエモい感じはある。

ただまぁ普通に頭イカれてる(特に映画内
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サスペリア(2018年製作の映画)

3.2

ハンディカムで手ブレもそのままぎゅーっとズームしたみたいな変なカメラワークとか、唐突なシーン切り替えとか、トリッキーな演出が多い気がする。

ブラックスワンとかもそうやけど、バレエをテーマにした不気味
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メランコリック(2018年製作の映画)

2.8

殺しをテーマにしてる割には、その理由とか、描写の生々しさみたいなところが全然物足りず。

情報漏洩リスクのあるポジションになんの変哲もないバイトを入れる店長とか、そこで没入していく主人公とか、登場人物
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パターソン(2016年製作の映画)

4.2

なんの変哲のない1週間の中にも、その人にとっての少しばかりの浮き沈みがあって。

そんな日常での少しばかりの心の動きや、憂いや、喜びみたいなものが人生の面白さなんだろうな、って感じ。

やっぱ何気なく
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