inukoさんの映画レビュー・感想・評価

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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.9

ドラァグクイーンのルディの眼差しの優しさが印象的。マルコを見るときの、慈愛に満ちた視線とか、ポールを見るときの艶っぽい視線とか、この瞳に引き込まれる。不信感をあらわにした時も、眼が豊かに感情を語る。>>続きを読む

ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

4.0

原題の「the biggest little farm」の方がわかりやすい。農場の中で食物連鎖を回せば、理想的な農業ができるという理論に基づいて、農業素人の夫婦が土地を買って農家を始める‼︎
映像作家
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つつんで、ひらいて(2019年製作の映画)

3.8

大御所の装幀家の日常を追いかけたドキュメンタリ。本が印刷されて製本されて行く、どこかの工場の映像は、ずっと観てられる。
紙の手触りや厚み、フォントのこだわり、本の演出。同じ装幀家の友人の影を追いながら
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精神0(2020年製作の映画)

3.9

もうすぐ引退する精神科医の夫と、認知症を患うその妻。「精神」をまだ観ていないので予備知識がないのだけど、夫は功績のある医師で、惜しまれつつ引退の準備をしている。認知症の妻と共生しながら。
個人的な仕事
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ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.7

ロシア移民の女性が営む、街の美容室。場所はいつでも戦場になり得る都市。人々の生活と武力衝突が隣り合っている。
あくまで美容室の建物の中だけで描かれるので、女性たちの会話だとか、小さなイザコザだとか、わ
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ナショナル・シアター・ライヴ 2015「フランケンシュタイン」(2011年製作の映画)

4.3

「Sherlock」と「Elementary」、英米でヒットしたホームズドラマの主人公二人の競演‼︎
シャーロキアンとしてこれは観なければ‼︎と思いつつ、観られる機会は無く悔しい思いをしていたところの
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.6

魔夜峰央の世界を実写映像化すること自体に敬意を表する‼︎

プリズン・サークル(2019年製作の映画)

4.1

日本で唯一、TC(therapeautic community:回復共同体)という形式を採用している刑務所のドキュメンタリ。国内の受刑者が4万人いる中で、このプログラムを受けられるのは40人ほどという>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

お母さんのスカーレット・ヨハンソンが良かった。物語の中で強烈な存在感。
グレンツェンドルフ大尉、めちゃめちゃいい役じゃないか‼︎むしろズルい。部下とゲイカップルっぽい描写も、この人物の隠し味としての悲
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午後の遺言状(1995年製作の映画)

3.6

公開当時観損ねてから実に25年、やっと鑑賞。
乙羽信子さんが好きだったけど、公開時は既に亡くなっていたんだよなあ。
杉村春子本人をモデルにしたような老女優の、避暑地での出来事。乙羽信子はその別荘の管理
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一枚のハガキ(2010年製作の映画)

3.4

監督自身が体験した戦中のエピソードから始まっているのね。上官の引いたクジで運命が決められ生き残る男。
戦友に妻からの葉書を託され、戦後、未亡人となったその女性のもとへ行く。未亡人に大竹しのぶ、戦死した
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

3.5

第一次大戦の映像を、デジタル処理で色をつけて、効果音や声も充てて、BBCに残っていた元従軍兵のインタビューをナレーション代わりに進んでいく。
広報用なのか、笑顔だったり、意外と牧歌的な映像が多かった気
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さよならテレビ(2019年製作の映画)

3.6

東海テレビの報道部の一年余りを追ったドキュメンタリ。
自社の自部署を撮った様だけど、最初は反発が強いのが、なんか報道する人たちとして矛盾を感じた。企画の意図が曖昧なのもあったのだろけど、撮る側、報道す
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モルゲン、明日(2018年製作の映画)

3.7

ドイツの脱原発を市民運動から読み解いたドキュメンタリだった。
電力行政と民主主義。3.11があったからって、いきなり脱原発できたわけではないのだ。'60年代からの学生運動や、原発建設反対の市民運動から
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

韓国の格差社会を、山の手の豪邸と下町の半地下に住む二家族で描き、コメディからサスペンス、更に災害パニックまでジャンルが幅広い。
前半はクライムコメディを観る気分で楽しかったのに、後半から全く展開が読め
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

黒人ピアニストと、その米国南部ツアーの運転手を勤めるイタリア系移民2世。
あからさまな差別も、この土地の風習だと罪悪感もなく言って除ける人々を相手に、本当にあのピアニストはコンサートを行ったんだろうか
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エセルとアーネスト ふたりの物語(2016年製作の映画)

3.9

「スノーマン」などの絵本作家レイモンド・ブリッグズの両親を描いた映画。子供の頃大好きだったあの絵のタッチでロンドンの街並みが広がっていて嬉しかった。
ちょっと理想の高いエセルに楽天的なアーネスト。小さ
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i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

3.8

東京新聞望月記者を追いかけて、一緒に道に迷い、警官に理不尽に足止めされ、日本中を飛びまわる。森達也監督自身のドキュメンタリーにもなっていて面白かった。
東京新聞の人なのか、ジャーナリストなのか、「アナ
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.0

より原作漫画に近くなった印象。リンさんへの複雑な思いだとか、関係性がしっかり描かれていた。
その分長くなってて、観終わったら3時間ほど経っていてびっくり。やはり長さは感じなかったなー。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

観終わってしまった。壮大な家族争議。途中自分がなんで泣いてるのかわからないところがたくさんあった。ランドが出てきただけでなんか泣いちゃう。遠い親戚やふと思い出す転校しちゃった仲の良かった友だち、あの建>>続きを読む

福島は語る(2018年製作の映画)

3.8

2013〜2017年くらいにかけてインタビューが実施されている。その間亡くなったり、住む場所や状況が変わっていくのも同時に追えていて、その変化もやはり原発被害後の状況に影響されていて、改めてこの国の政>>続きを読む

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.6

最初の「ジュマンジ」が好きだったが、ロビン・ウィリアムズが亡くなって、続編に興味を失ってた。途中「アラン・パリッシュ」の名前が出てきたのが嬉しい。
ボードゲームだった一作目からテレビゲームに進化してる
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.1

フランチャイズ契約の運送業で必死に働く父親、訪問介護職で交通費が出なくても依頼者を敬い誇り持って働く母親、どちらも家族の時間が取れず、家庭がバランスを崩していく様子が描かれる。
お父さんが後半とにかく
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体操しようよ(2018年製作の映画)

3.5

マジメで融通の効かないおじさんが草刈正雄というのが、そもそもミスマッチな気がしたけど、なんだかひとをフシギに惹きつけるおじさんがきたろうなのも重ねてミスマッチで、一周回っていいかもという気分。
きたろ
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母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年製作の映画)

3.4

虐待されて育った青年と、その母との親子関係の再生。出来過ぎじゃないかと思ったら実話が元なのね。驚いた。原作の手記も読んでみたけど、割と忠実だったと思う。
大きくなってから憎むことはあるけど、子どもとし
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米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯(2019年製作の映画)

3.8

不屈の政治家瀬長亀次郎の生涯を追った第二弾。前作は、亀次郎に継いで政治家になった奥さんの話があったが、今回は娘さんやお孫さんとの触れ合いについても描かれていた。
レ・ミゼラブルのコゼットにお孫さんをな
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真実(2019年製作の映画)

3.8

国民的女優ファビエンヌと、その娘家族との触れ合い。「不在の人」は若くして亡くなった、ファビエンヌの親友でライバルの「サラ」。
お芝居に一途なファビエンヌが、貫禄ありながらも可愛らしい。
あまりフランス
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.6

舞台をヨーロッパに移して、若いダンブルドアやホグワーツが出て来たので、ハリーポッターで観てた魔法界の感じがなんだか懐かしい。ボガートの授業とかは、観てないとわからないんじゃないだろか。ハリーポッターシ>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.1

貧困の家に生まれ、日常自体が虐待のような生活の中で、ただ生きていくしかない子どもたちがいる現実を突き付けられる。演じた人たちはほとんど素人と言うけど、どの人も自分の経験に基づいた言葉や表情に迫力がある>>続きを読む

ゴジラ(1954年製作の映画)

3.5

アナウンサーが「みなさんさようなら」と言うシーンだけ何かで見たくらいで、全く観てないことに気づいた。宝田明さんのインタビューがきっかけ。「ゴジラも被害者だ」と、試写会で号泣したと言う。子ども向けの娯楽>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.6

主人公ミゲルの吹き替えの声優さん、歌がとにかく素晴らしい‼︎小さい頃の三浦大知くんを想起する。デラクルスのどんでん返しはひどいや‼︎

東京裁判(1983年製作の映画)

4.2

子どもの頃、終戦記念日あたりにテレビでやってたやつかなー。2日連続とかで。じいちゃんちに行ってたけど、この日は遊んでやれないと言われたと思う。シベリア抑留経験のあるじいちゃんがどんな気持ちで観ていたか>>続きを読む

ペット2(2019年製作の映画)

3.6

意外と別行動の話が多くて、どう繋がるのか気にはなったけど、途中気が遠くなった。キャラが多くて名前が覚えられない…。子どもはあっという間に覚えてたけど。スノーボールが人畜無害になってしまったのが残念。か>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

4作目にして初めて映画館で観た。いつもながらのこれでもかという苦難の連続。おもちゃと思うと気が遠くなる…。久々登場のボー・ピープがやたらカッコ良い。戸田恵子さんの声も凛々しいし。なんか、田舎の青年に新>>続きを読む

マルクス・エンゲルス(2017年製作の映画)

3.3

ああ、いまの労働者もさほど変わらない状況だなーと思いつつ観た。そいえばマルクスの人生って知らなかった。当時の社会背景はなんとなくわかるにしても、労働者の組織がもっとわかればよかったかも。なぜ彼らの人生>>続きを読む

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