定点、長回し、ロングショット。
見終わった後に、弟と「テイストは違えど『セトウツミ』だったね」となりました。
自分にはあまりピンとこない演出でした。
が、役者たちの演技力は凄まじいです。
生きづらくて、めんどくさい。
でも、愛おしい。
詩的な台詞回しと機械的なカメラワークのアンバランス感がたまりません。
深いようで深くない。THEテレビ局が作った映画。
奇蹟じゃなくて、軌跡じゃなくて、奇跡。
奇跡は自分から起こすもの、字義通りの作品でした。
子供映画と言えば、是枝監督か、清水宏監督。
レリゴーに続きまたカラオケで歌いたくなる唄。
帰り道は左手で星を計りながら帰りました。
ドランの最新作の余韻で見た。大好物のマルチスクリーン、モンドリアン。タイポも好き。
所謂”障害者映画”ではなく、犯罪や売春が蔓延するバイオレンスな作品。淡々と歩き続ける族たちの後ろ姿が印象的、長回しがしっくりくる。実験的な作品は嫌いじゃないです。
ドランの戯曲原作2作目。
彼のますます鋭くなった洞察力と広がる視座に圧倒された99分間。王道と前衛の共存。
舞台となるのはとある閉鎖的な田舎の一軒家、語らない主人公に対して、まるで彼に話す隙を与えぬか>>続きを読む
重いテーマを扱いつつも見やすい。
邦題の”追憶と踊る”という表現が好き、長回しがとても似合う作品。
静かな映画。
BGMはほとんどなく、セミの声と波の音だけが不気味に響く。
何度も迫られる選択に苦しむ主人公、真綿で首を絞めるとはまさにこの事。
霧と雨と泥を用いた演出が印象的、
今実写化することに意味>>続きを読む
平和を維持するためのショーとしての戦争、なさそうでなくもない未来。
空虚な日常とリアルな空中戦の対比。
伏線を張るだけ張って回収しない、分からないことだらけ、そこが好き。