たーぼーんさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

たーぼーん

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大地の子守歌(1976年製作の映画)

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どれだけ巨匠になろうとも、挑戦者の如く思いっきりこちらにぶつかってくる、芸術とはそういうものだとする増村監督の魅力がこの作品においても発揮されている。

未来よ こんにちは(2016年製作の映画)

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そもそもこの主人公が特別不幸だったりするのではなく、誰しもがその境遇がどうであれ、こういう風にときに毅然としてときに飄々と生きているはずなのだという監督の主張である。

快盗ルビイ(1988年製作の映画)

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80年代の作品をテーマに行われて鑑賞した今回の企画(神戸元町映画館ハイテンション映画祭)だが、この作品は多分50年代位のハリウッドの伝統的な明るいコメディを目指したと感じる。
ただ、80年代頃からこう
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

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「セッション」後のJ・Kシモンズに、「ピッチ・パーフェクト」後のアナ・ケンドリックに、そして何よりも「ゴーン・ガール」後のベン・アフレックにとってこの作品は必要だったのだろう。
何だか妙な作品だが、面
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星くず兄弟の伝説(1985年製作の映画)

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実際観るとなるとしんどい可能性もあるかなと思いながら、シアターで観ていたら戸川京子が出てきて大興奮!

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

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これほどの作品を、二本立てで観る事が出来るしあわせ。トム・クルーズの職人芸ともいえるアクションの面白さ追求具合!
敵役は、マートン(阪神)に似てる。一件落着して最後旅に出るというのも、なんかちょっと笑
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

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こういった若者・思春期テーマの作品は、とても数多く作られており、名作と評価されるものは主人公がマイノリティだったり家が極貧だったり、病み具合がもっと深刻というか過激だったりしないと、ハードルが充分高く>>続きを読む

からっ風野郎(1960年製作の映画)

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やっと観る事が出来た。珍品ながらも、まあまあ楽しめた。

新・平家物語(1955年製作の映画)

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高い期待を軽々飛び越える木暮実千代の性悪ぶりが最高!

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

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この作品は、「永い言い訳」に似ているぞという事だったが、実際観てみると確かに驚くほど似ている。
必要以上に細かく捉えてみるならば、「永い言い訳」の方は、「奥さんの事、悲しくないんですか?悲しいんですか
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侠女/俠女 第二部:最後の法力(1971年製作の映画)

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俠女の後半は、クンフー・アクションからまるでホーリーマウンテンの様な精神世界にステージを変化させ、面食らいもするがまあこういうのも悪くない。

グリーンルーム(2015年製作の映画)

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なかなか楽しめた。日々の疲れさえなければもっと楽しめたのだが、、、

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

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この映画を今朝観ていた間はそうでもなく夢中だっただけなのだが、観終わってから何度も何時間経過してもジーンとしてしまっている、、、、、

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

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本当に面白い映画なら、どんなジャンルでも観ているつもりながらも、あまりこの手の作品を観る事は少ないので、たまに観たら新鮮でどれでも結構気にいる。この作品もめっちゃ面白かった。
ハリウッドでさほど振るわ
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お遊さま(1951年製作の映画)

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どうもここ数年の僕はこういう話がとても好きだなぁ、と観始めてすぐに思った谷崎原作の作品。
溝口監督では、噂の女という作品があるけれどちょっとその系統かなと思いました。
両作とも溝口作品にしては、その独
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ホワイトリリー(2016年製作の映画)

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終盤、「先生」が見る見る恐ろしくなっていたのがとても素敵だった。
他者と精神的に依存しあう関係、それとそこから抜け出す選択が果たして行われるのか、というところが見どころであった。
溝口監督、田中絹代、
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残酷ドラゴン 血斗竜門の宿(1967年製作の映画)

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後のジャッキー・チェン辺りの作品と比べるとまだアクションを見せる技術が到達していない点があるが、当時から目指しているものは同じだった事がわかる。そして物語もとても面白かった。

殺しの烙印(1967年製作の映画)

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もっとめちゃくちゃ訳わからないかと予想してたけど、変な箇所はありながらも結構楽しめました。

雪女(2016年製作の映画)

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この作品、なかなかユニークで気に入りました。

楊貴妃(1955年製作の映画)

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京マチ子が登場するや否やいきなり大阪弁でバンバン喋り始めたらどうしようかと心配でしたが、そっちのバージョンじゃなかったのでホッとしました。楽しく観ました。

ざ・鬼太鼓座(1981年製作の映画)

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ヒッピー崩れがどこかで思いつき(乱暴な推測)、浅間山荘的な合宿を行い(乱暴な推測)、アンダーグラウンドでありながら、非常に一般に支持されやすいエンターテイメントへと昇華させる事に成功した、当時としては>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

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いやぁ、こんなにしっかり夢中で観せられる作品だったとは、、、、、すごくいい作品だった。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

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「もしあなたが、私の思っている様な程度の人物ならば、あそこにいるあの人をいじめたりするのではないですか?どうですか?」「いや、そんなつもりは、、、」「いま弁解されるおつもりな風に感じましたが、私なりに>>続きを読む

ANTIPORNO アンチポルノ(2016年製作の映画)

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僕はこういう作品大好き。何回出会っても問題ない一定の鮮度を常に維持している作品。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

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素晴らしい作品なのは間違いないはずなのに、気になるのはシアターの音響のグレートさや、プルプル振動重低音ウーハーの破壊力であり、、、、、他のシアターや家で再度観たとき物足らなく感じたらまずいな、、、、(>>続きを読む

赤い河(1948年製作の映画)

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途中、ジョン・ウェインが現れたらどうしようと皆でバケモノ現れるかのごとく恐れていたのに、最後ケンカした後妙ににこやかな優しい終わり方にビックリ。(笑)でも、面白かった!

函館珈琲(2016年製作の映画)

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翡翠館というところが夢の様な場所やなと思った。

シルビアのいる街で(2007年製作の映画)

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僕は旅人、美しいストラスブールの町で数多くの美女に眼を奪われ、あ、、、、

もう頬づえはつかない(1979年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

僕は最初から、桃井が早よ両方ともと別れて自由というか精神的に楽になればいいのにという事ばかり思いながら観ていた。

主人公が恋愛相手に対して、失望する、別れる決心をする、場合によっては今後一人で生きて
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THE NET 網に囚われた男(2016年製作の映画)

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オーソドックスな社会派作品だった。
途中の展開や結末など大筋で予測のつく話だが、とても面白い。

彷徨える河(2015年製作の映画)

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幼き頃父に頻繁に連れて行かれた大阪千里国立民族学博物館の世界である。モノクロの映像にも力がある。登場人物間の複雑な感情の交錯もよい。

嗚呼!おんなたち 猥歌(1981年製作の映画)

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ああ、あの頃の内田裕也か、、、若いってのは素晴らしい事だなぁ。
無軌道なほどの自由に憧れるのは少々無邪気すぎるかも知れないが、この頃幼かった僕だけどこの時代に目に見えぬ何かを育んだのだと思う。それがい
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愚行録(2017年製作の映画)

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スルーする気満々だったこの作品。どうもそれはまずいという事に気がつき、先日滑り込む様にして拝見する事が出来た。アブナイアブナイもうちょっとで愚行を冒すところだった。

どの登場人物にも親近感が湧かない
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