IRIさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.7

着ぐるみが主演の緩めの映画かなと勝手に想像してたけど全然違ってストーリーがぶっ飛んでて素晴らしいし(着ぐるみが出てくる緩めの映画ではある)、最後のマーク・ハミルのシーンはとにかく最高。

アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.3

サフディ兄弟は相変わらず勢いあって良いし、Oneohtrix Point Neverの音楽も良い。そしてなにより、僕はアダムサンドラーが好きだ。

ノーマ、世界を変える料理(2015年製作の映画)

3.2

ノーマ東京の方が面白かった印象だけど、こちらもすごく刺激を受ける。ご飯を食べる時の楽しみ方が立体的になるし、何を大事に仕事をすべきかということを考えさせられるドキュメンタリー。

歴史の授業(1972年製作の映画)

3.7

この映画はまさしく「歴史の授業」なのだけど、僕らのイメージする通常の授業とは全く異なり(ミニマルダブのトリップ感をもった)体感型の授業であり、映画の体験としても素晴らしいものだった。

「歴史の授業」
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ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった(2019年製作の映画)

3.3

勝手にザ・バンドを終了させたことしか知らなくてロビー・ロバートソンには悪い印象しかなかったんだけど、兄弟ともいえる素晴らしい関係がただ壊れていくのを(当事者なのに)ただ眺めるしか出来ないのは辛かったの>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.8

最高だった。イーサン・ホークとジュリー・デルピーの若さはとにかく輝いてた。

あえて言うなら、別れまできっちり見せず夜明け前に終わって欲しかった。現実に戻されないままあの時間が永遠に続いてほしい。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

2.5

ミュージックビデオ観させられたという感想、悪くないけど、特に面白くもない。好きな監督で1番にウェス・アンダーソンあげる人って大して映画のこと好きじゃないんだろうなあ(偏見)

ヴィタリナ(2019年製作の映画)

2.5

全てのカットにおいて、物の配置や光の当て方など徹底的に考え抜かれていて、素晴らしい写真の作品を連続して見せられるようでとにかく驚嘆する。

ただ、その連続に慣れてくると次第に飽きてくるし、ペドロ・コス
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ラリー・フリント(1996年製作の映画)

3.8

エロいことが人々に悪影響を及ぼさないとは思わないけど、テクノロジーの進歩や貧富の差の拡大を鑑みると、今の時代こそラリー・フリントのようなピュアで自由を体現するようなスーパースターが欲しい。

ナッツ!ブリンクリー博士の奇妙な運命(2016年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ面白かった!

詐欺も含めて今の世の中の様々な事柄はどんどん狡猾になっていくと思うけど、ブリンクリー博士の時代はもっとシンプルで、今から見ると誰でもわかるような詐欺がまかり通っていたように
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真夏の夜のジャズ 4K(1959年製作の映画)

3.7

サッチモはほんとすごいなあ、こんな愛を感じるアーティスト、現代にはいないんじゃないかな。

そして、当時の熱気も勢いも映像から伝わってきて2020年の僕は羨ましさしか感じなかった。

こんなエネルギー
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the Future ザ・フューチャー(2011年製作の映画)

3.6

画もリズムもセリフも素晴らしくて何やらせてもミランダ・ジュライはすごいんだなーとなった!どこも貶す点がない!

でも、なんかちょっと観終わった後の満足感が低い気がした…たぶんだけど、出てくる人に息吹が
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北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

4.1

すごい楽しい!PTAはインヒアレント・ヴァイスでかなりオマージュしてたんだなと気付かされた

AI崩壊(2020年製作の映画)

1.5

日本映画ってこんななんだ…って再認識させられた。サイタマノラッパーで好きになった入江監督だったので期待したんだけど、全然面白くなかった。いや、船内での大沢たかおの走り方とか面白いところは何個かあったん>>続きを読む

マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

3.2

今見ても彼のショーは刺激的かつ未来的でほんと驚かされる。

ドキュメンタリー映画としては平凡だけど、(彼自身の)過去のトラウマや幸せを感じた時の感覚をじっと見つめて(人類の)ずっと先の未来を想像すると
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.4

ウディ・アレンが出てこないウディ・アレン作品結構好きなんだよね

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.1

飛行機の中で考え事してて、なんかエモい気分になりたくて、たまたま目に入ったこの作品を観てみた。
演出は過剰でないけどそこかしこにエモさが散りばめられてて、それを一つ一つ拾っていくような感覚。良かった。

ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た(2016年製作の映画)

3.9

ひたすらかっこよかった!時々見返して、自分の軸を見直したくなる作品。

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

4.5

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドとほぼ同じ時代と場所を舞台にして、ジョーカーと同じくホアキン・フェニックスを主役にした映画。やっぱり映画はこうでなくちゃとニヤニヤが止まらない。圧倒的に素晴>>続きを読む

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

2.3

めちゃくちゃ大きなショッピングモールで感じたときめきや、中学生のわざとらしいコミュニケーションとか、昔の感覚を思い起こさせてくれる。スーパークール!

サタンタンゴ(1994年製作の映画)

4.1

7時間超えなのに150カットしかない長回し地獄な作品、正直観る前はびびってたんだけど、どのシーンも刺激的で飽きることがなかった。監督の言う通り、各シーンにはそれに適した映像、それに適したリズム、それに>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

2.9

ヒッピー文化の終わりを告げる事件をベースにしているだけあって、虚無感とカルフォルニアのカラッとした空気感が映像からきちんと伝わってくるし、タランティーノはやっぱりテンポが良いので最後まで飽きずに観れる>>続きを読む

アルファ碁(2017年製作の映画)

4.2

英語の勉強がてら軽い気持ちで観たのに、最高のドキュメンタリーで泣いた。

今振り返ると、あの試合はAlphaGoのレベルがトップ棋士を超えられるか否かのタイミングであったことが重要で、それが面白さに繋
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ANIMA(2019年製作の映画)

3.8

相変わらずPTAは最高だった。カメラへの光の入り方だけで惚れ惚れしてしまう。
後半の恋に落ちるところは、曲も映像もすごいエモーショナルで、何度も観てしまうくらい良い。

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.0

周りの評価が高過ぎるせいなのか、多様なキャラについていけなかったからなのか、ハマれなかった…少年の心が足りないのかも…

あと、TOHOシネマズ新宿のスクリーン5は最悪だった。MX4Dが併設されている
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.6

差別のシーンもポップに仕上げてるのは賛否両論ありそうだなと思ったけど、そうすることで変に印象深いシーンにならなくて良かったと思う。いい映画だったな〜。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.8

表の世界にいながら犯罪に手を染めていく…というか、ゴリゴリ突っ込んでいくのなんでかなと思ったけど、イントロにあったようにジョーダンはただトリップし続けていたかったんだと思う。
個人的には音楽や映画にそ
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.3

変なカットや演出、細かな章に分ける点など、馴染まない点も多くあったけどポップな構成で最後まで安心して楽しめた。

バンコクナイツ(2016年製作の映画)

2.0

イサーン料理食べたくなったし、アピチャッポン作品観たくなった。いつか夕暮れのメコン川は眺めに行こうと思う。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

2.5

酔っ払った勢いで0時過ぎの回観たら案の定半分近く寝てしまい全然理解出来ないまま終わってしまったけど、キャサリン・ウォーターストーン可愛かった!調べたら、インヒアレント・ヴァイスのシャスタ役やってた女優>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.8

IMAXの大画面であんなサイケデリックな映像観させられて感動しないはずがない!こんなぶっ飛んでる映画が大絶賛される時代に生きてみたかった。ただ、ここまで凄過ぎると、どんなに薬やっても自分も映画を撮ろう>>続きを読む

運命は踊る(2017年製作の映画)

2.3

アートフィルム作りたいのか、何をしたいのか。全体的に中途半端だし、画の撮り方も編集も気にくわなかった。相性悪かった。

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.5

全てが素晴らしい!こんなすごい作品今の時代ではもう制作不可能なのでは。