昼猫さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

感謝祭の日にショッピングセンターで起きた凄惨な事故を切っ掛けに謎の殺人鬼に次々と住民が惨殺されるスプラッター・ホラー。首チョンパ、内臓ドバドバやばすぎ😱前情報なしで観たのでこんなにグロテスクだと思わな>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

バットマンの宿敵であるジョーカーが何故悪のカリスマになったのかを描く誕生譚。バットマンはアニメ版はよく観ていたので2も公開してるという事もあり鑑賞してみた。

心優しき大道芸人であるアーサーは貧しいな
>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ネオナチによる爆弾テロによって夫と息子を失った女性の決断を描いたスリラー映画。

ひたすらに重い。テロによって愛する人を全て失った遺族の行き場のない悲痛さが強く伝わって来る。最後に復讐を決断したのは犯
>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.3

あまり期待していなかった分、意外に観れた。
ストーリーは単純明快で子供でも十分楽しめる内容になっている。映像も迫力があり申し分なし。ティムとピカチュウの絆も良い。西島秀俊も上手い。

ただポケモンがリ
>>続きを読む

マザーハウス 恐怖の使者(2013年製作の映画)

4.2

ベネズエラ産映画は初めてだったのでどういう感じなのかと思いきや中々のクオリティでびっくり。平均点数が低いがもっと評価されても良いと思う。

まず冒頭の流血し倒れている女性、刃物で刺され息絶えている女性
>>続きを読む

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.5

日本のライトノベルを原作としたトム・クルーズ主演のSFアクション映画。死んだら過去に戻るタイムリープがテーマで普通とちょっと違ったSFアクションという印象で公開当時から気にはなっていた。ヘタレ役のトム>>続きを読む

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

3.8

ベトナム戦争に駆り出され極限状態の中で生き抜いた3人の若者達の"その後"をテーマに描いたヒューマン・ドラマ。有名なロシアンルーレットのシーンの緊張感は凄まじく手に汗握る。主演はロバート・デ・ニーロ。>>続きを読む

より良いあなた(2019年製作の映画)

3.3

「完璧な人間なんていない」

いくらパーフェクトな自分と言ったってそのクローンにはその人の"自分らしさ"というものがない。彼女が好きになったのだって本来のダグラスだろうしね。

完璧なクローンを作って
>>続きを読む

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

当時は幼い子供には母親が必要という意識が強いとされているが子供にとっては父親、母親どちらも欠けてはいけない大切な存在なのは間違いない。ましてや7歳の子供に罪はなく、この親権争いは残酷すぎて居た堪れない>>続きを読む

セーフティ(2019年製作の映画)

3.5

小学校で起きた銃乱射事件の一日を描いた作品。14分ぶっ通しで張り詰めた緊張感が続き気が抜けない。

アメリカの銃社会において銃が関連した事件は毎日のように起きてる事を本作を見て改めて思い知らされる。悩
>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

恥ずかしながら初鑑賞。
主演のロバート・デ・ニーロはこの時33歳。腐り切った都会の喧騒の中で孤独に生きる若者を巧みに演じている。ジョディ・フォスターは14歳。2人共若い😳(当たり前だけど)

タクシー
>>続きを読む

(2021年製作の映画)

3.3

展開は割と予想しやすい。
終盤の緊張感ある雰囲気は嫌いじゃない。

一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.5

恋はデジャヴを思い出すなかなか笑えるSFコメディ。オチが世にも奇妙な物語にありそう。タイムスリップし過去に戻るとその次元にいた自分は死ぬという発想は面白い。

あとナンパ男がどこかで見たと思ったがNC
>>続きを読む

草原の実験(2014年製作の映画)

3.8

配信終了の期日が迫っていたので鑑賞。
カザフスタンの壮大な草原地帯を舞台に少女とその父親の素朴な日常、少女と青年達の恋愛模様を描く。驚愕のラストに言葉が出ない。

台詞が一切ない無声映画でこういう作品
>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

あまりに有名で普及の名作のマフィア映画。ようやく鑑賞出来た。

マフィアという裏社会を舞台に家族の絆、忠誠と裏切り、金と権力、様々な要素が交錯した重厚なヒューマン・ドラマ。組織の抗争をテーマに大半をピ
>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.6

落ちこぼれ音楽プロデューサーと失恋した女性シンガーソングライターが音楽によって再び人生に彩りを取り戻す希望溢れるハートフルストーリー🎸

「音楽は魔法。音楽でつまらない風景が光り輝く真珠になる。」家族
>>続きを読む

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

美術品の贋作と本物を人間の愛の偽物と真実と対比させた見事なストーリー。本物の愛を欲した老人の悲しい結末。

事前にどんでん返しがあると知っていた為、オチは読めたのだがそれでも衝撃的なラスト。巧妙に計画
>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

この映画でロビイストという仕事を始めて知った。
テーマは現代でも重く扱われているアメリカの銃問題。銃規制派と銃支持派の対立を描く。

主人公は辣腕ロビイストのエリザベス・スローン。彼女がかなり強烈なキ
>>続きを読む

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーン切な過ぎる、、、😿
前半は1人の女子ボクサーの熱いサクセスストーリーかと思いきや後半で一気に奈落に叩き落とされ衝撃を受ける。あと一歩の所で不条理な手に人生を奪われるこの展開はあまりに痛まし
>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.2

寝落ちを繰り返しやっと見終わる。
キューブリック作品は独特過ぎて人を選ぶのも分かる。自分にはちょっと難し過ぎた😔
時代を考えると壮大な宇宙の映像美や生成AIの描写は革新的と言える。モノリスの存在やラス
>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.9

衝撃のラスト。
あまりに悲しすぎる😿
普段は家族や仲間に優しい父親。そんな人も黒人の事になると目の色を変える。ただ肌の色が違うだけで憎しみを露わにするように人が変わるのが怖い。
誰も救われないし、悲し
>>続きを読む

ナイトクロール(2019年製作の映画)

3.1

クリーチャーのデザイン結構好き。
しかし何故地下にいたのかや正体は何なのかは分からず。
もうちょっと観たかった。

シャイニング(1980年製作の映画)

3.3

言わずと知れたホラー映画の金字塔的名作。恥ずかしながら初鑑賞。

ゆったりと進行しながらじわじわと恐怖を煽ってくる演出も悪くないがやはり何と言ってもジャック・ニコルソンの怪演が目を引く。終盤の追いかけ
>>続きを読む

サンデー・ディナー(2020年製作の映画)

3.5

会話の内容が面白いので飽きずに聞いていられる。
作中でも言っていたけどたとえ喧嘩が絶えない家族でも会話がないよりは全然マシだし相手を想っている証拠なんだよね😌
家族の大切さを見に沁みて思わされる映画だ
>>続きを読む

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.8

あらすじ
物語は17歳の少年が起こした殺人事件の裁判から始まる。11人の陪審員が有罪に投票し、判決は決定的かと思われたが、1人の陪審員が無罪を主張。陪審員室という空間の中で、事態は思わぬ方向に転じてい
>>続きを読む

ザ・コールセンター(2020年製作の映画)

3.0

男性の良い声だけで女性をここまで唆らせるとは声の力って凄い。
ストーリーは可もなく不可もなくといった感じ。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.5

京都の貴船にある老舗旅館で2分間のループに巻き込まれた人達のドタバタ劇を描くSFコメディ。脚本はサマータイムマシンブルースの上田誠。

期待通り面白かった。普通のループものと違うのは1人だけでなくある
>>続きを読む

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.2

あらすじ
ベテラン検死官の親子が、惨殺事件の現場で見つかった身元不明の女性遺体の検死を依頼される。解剖の結果、奇妙な事実が明らかになり更に奇怪な現象が次々と発生する。

解剖がテーマとなると「カットオ
>>続きを読む

フリーダム・ライターズ(2007年製作の映画)

4.0

実話というのが驚き。こんな先生いるんだなと。

舞台は90年代の人種間の対立が激しい時代。ロサンゼルス近郊の公立高校で問題児が多いクラスを新人教師のエリン・グルーウェルが更生に導くまでを描いた実話映画
>>続きを読む

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

3.3

保育園から忽然と姿を消した少女バニー・レイクの失踪事件を軸にしたサスペンススリラー。

センス溢れるお洒落なOPから引き込まれ興味を引き立たせる。少女の失踪事件が軸だが警察は手掛かりを全く掴めず捜査は
>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.0

有名作でまだ見てなかったので初鑑賞。

あらすじ
暴行罪で逮捕されたマクマーフィーは刑務所での重労働を回避する為に精神異常を装いある精神病院に入院する。彼が入った精神病院は絶対権力を持った婦長の体制の
>>続きを読む

さらばウィリービンガム(2015年製作の映画)

3.8

受刑者に死よりも苦しい苦痛を与えると同時に将来、重罪を犯しそうな人間に見せ犯罪の抑制に繋げる。面白い試みだと思うが非人道的なこの法が正しいかどうかは分からない。殺された娘と同じ苦しみを受刑者に味わわせ>>続きを読む

ホット・マザー(2020年製作の映画)

3.5

実話なのが胸が痛い。
日本のサウナの扉はドアノブがないタイプしか見た事ないが今回のような事故対策の為なんだろうか。日本でもバスに子供を置き去りなど似たような事故のニュースをよく見るがこういう事故が起き
>>続きを読む

スティング(1973年製作の映画)

3.6

友人を殺された詐欺師達の壮大な復讐劇。フッカー、ゴンドルフなどの魅力的なキャラクター、二転三転する展開、詐欺師達の鮮やかな手口、そして何より音楽が素晴らしい。

ラストの緻密に計算されたどんでん返しに
>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

自分が思っていた内容とかけ離れていてちょっと面食らった。ミステリーとなっているがどちらかと言えば全体的にロマンス要素のあるヒューマン・ドラマだと感じた。

家族に捨てられ湿地に1人取り残されたカイア。
>>続きを読む