IshiharaTakuyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

IshiharaTakuya

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喜劇 駅前満貫(1967年製作の映画)

3.5

森繁は関西弁。ストーリーは取り留めないのだが、妻に逃げられた夫役の三木のり平が良い。もう森繁とか伴淳、のり平にはこの世のありとあらゆる可笑しな役をやってほしい。その夢は今世では叶わないので、是非当方が>>続きを読む

メランコリア(2011年製作の映画)

3.5

キルスティンダンストの気怠い雰囲気がより一層の狂気を感じさせる。第一部の結婚式はハラハラして恐ろしかった。何だか惑星の狂気がうつったんだか、シャーロットランプリングがミックジャガーに見えたし、シャルロ>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.5

延々と他人の結婚式の日が繰り返されるカルマなのだが、量子力学のアイディアを使って抜け出す。スチール写真のお気楽さは男側だけだ。

社長外遊記(1963年製作の映画)

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森繁一派とハワイ行ったら楽しいだろうな。ハメを外せる森繁、三木としっかり者の加東、小林がいるからね。

銀座っ子物語(1961年製作の映画)

3.5

中村鴈治郎がイヤらしいのがいい味をだしてるし、呉服屋の店主というのがピッタリだ。そして、森川信の太鼓持ち番頭が最高なんだよな。

社長紳士録(1964年製作の映画)

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コロナが蔓延してる現代、これからはずーっと森繁と加東大介、小林桂樹、三木のり平を観ていきたいと思った。

妻二人(1967年製作の映画)

4.0

ろくすっぽ善人が出てこない。若尾文子は生真面目過ぎるし、岡田茉莉子は達観し過ぎている。首絞めとか覗きとか所々に監督のマニアック趣味が出ている。

その夜は忘れない(1962年製作の映画)

3.0

若尾文子、現代でも十分通用するじゃろ。川崎敬三が小松の親分に見えて仕方がなかった。

しとやかな獣(1962年製作の映画)

4.5

出だしから、お囃子と伊藤雄之助の迫力ある顔と、小沢昭一の胡散臭いシンガー役が出てきておっかなくなる。あのお囃子、伊藤主演の『ああ爆弾』でも流れていたような。団地の眺めの良い部屋で繰り広げられる狂った一>>続きを読む

明日は日曜日(1952年製作の映画)

3.0

森繁は社長ではなく課長。序盤の遊びかたは森繁らしくないのだが、段々と社長シリーズの下地が出来上がり、身のこなし方も粋、宴会での唸りも披露。

駅前旅館(1958年製作の映画)

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聞き覚えがある声がすると思ったら初代おいちゃんの森川信が出てるじゃないか。

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.0

フランシスマクドーマンドの演技がリアル過ぎて怖くなる。

男はつらいよ 幸福の青い鳥(1986年製作の映画)

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ラスト、長渕とマドンナがとらやで鉢合わせてる時の寅さんの佇まいたらない。あの背中で3杯飯が食えるよ。

真夏の夜のジャズ 4K(1959年製作の映画)

3.5

ジャズ版ウッドストックか。まさか若い頃のジェリー・マリガンやジム・ホールが拝めるなんて。後半のチャック・ベリー、サッチモ、マヘリア・ジャクソンの勢いたらない。サッチモがローマ法王に謁見したMCは笑える>>続きを読む

メジャーリーグ(1989年製作の映画)

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何とオープニングはランディ・ニューマンじゃないか。

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.5

狂人の殺人鬼が入れ替わり、急に女子高生演技を始めたところは笑ったし、隣の見知らぬ人も笑ってた。やたらとジェンダーに関する問いが散りばめられていたような。

ミスター・ベースボール(1992年製作の映画)

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90年代回顧。健さんに英語は似合わないが、和式の屋敷は唐獅子牡丹か。
バブル崩壊後のまだまだイケイケの空気感が作中に漂うが、最早ガタガタの日本はアメ公にこんなにバカにされもしないよ。

マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!(2017年製作の映画)

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2021年現在、辛うじてビートルズもストーンズも、ナヴィゲーター役のマイケルケインも存命だが、あと10年後はと思うとゾッとする。音楽をはじめとしてカルチャーに勢いがあって素晴らしいな。マリアンヌフェイ>>続きを読む

カーマイン・ストリート・ギター(2018年製作の映画)

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ビルフリゼールが「サーファーガール」を弾いてるじゃないか。フィクションでもいけるほのぼのニューヨーク映画とでもいうべきか。

シングルマン(2009年製作の映画)

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ジュリアムーアは相変わらずイマイチだな。これは好みの問題。でも、グリーンオニオンで踊るシーンはいいね。

アクト・オブ・キリング(2012年製作の映画)

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人殺しを見過ごされてて、調子に乗って生きていた映画好きのチンピラ野郎が、ラスト10分で真人間になる。

天国にちがいない(2019年製作の映画)

3.5

監督は喋らない、同じ格好、ジャックタチの映画みたい。ナザレ→パリ→ニューヨークで佇む。パリのカフェテラスで下手くそサックスが吹く「べサメムーチョ」が笑えた。

クレージーの怪盗ジバコ(1967年製作の映画)

3.5

北杜夫が原作。ジバコ役の植木が急に谷啓やらハナやら犬塚弘に変装する。とりとめがないのでわけわからんが、結構面白い。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

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ビートルズが無くなった世界で、初っ端披露するのが「イエスタデイ」と「レット・イット・ビー」でビートルズ史的には前期と後期なんだよなーとか考えながら観てたが、俳優陣の冴えなさは女優陣の魅力でカヴァーして>>続きを読む

ワイルドライフ(2018年製作の映画)

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ポーランド映画の『メモリーズ・オブ・サマー』にも似ている。家庭の不和に息子が付き合わされてしまう。下衆な男の表象は金と権力と肥満なんだな。