P1島さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

P1島

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キリクと魔女(1998年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

日本では「一寸法師」に代表される世界中に存在するお伽話の類型のアフリカ版なのだけど、悪者を退治してめでたしめでたしではなく、悪者が悪事を働く原因を探り、その原因を取り除くことで悪者と和解(を通り越して>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

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・ホラーとギャグの境界の上に常に佇み、最後までどちらの側にもハッキリとは転ばない空気感
・一筋縄ではいかない、あらすじを聞いた段階では到底予想不可能な展開
・不可解な(というか、ツッコミどころ満載な)
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エリア51(2015年製作の映画)

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例のFacebookイベントは結局ただのフェスになるみたいですね。残念。

エリア51に着くまで長すぎ。
カメラピント合わな過ぎ。
マジメにホラーやろうとし過ぎ。

ユーモアのない『トロール・ハンター
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

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思った通り『ザ・ワールド・イズ・マイン』だった。
ヒグマドンとか大統領とか出そうと思ったらハードル高すぎるし、これが実写版ってことでいいでしょもう。

アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

たぶん一番か二番目くらいに好きなコメディ映画の、本当に待ちに待ちまくった続編だったけど……
コメディの続編で前作超えってやっぱ無理ゲーなんですかね。

前作で一番面白かったモデルのワシントンが初っ端か
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これはいい爆発オチ(๑˃̵ᴗ˂̵)

KUSO(2017年製作の映画)

5.0

歴史の中のある時点で、正しさとか魂とか"ゴースト"とかって価値あるものは大震災で死に絶えて、不要な我々は生き残った。そして糞にまみれた地獄で逞しく生き延び続ける。不要物として。
ミレニアル世代の人生讃
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イカリエ-XB1(1963年製作の映画)

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アクション娯楽大作か哲学的思考実験かの両極端に偏りがちな昨今のSFにはない、純粋な「未知への探求心」がある。
2001年ほどの衝撃もスケールもないけど、小難しくもないために児童向けの冒険小説を読んでる
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

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異様に減りの速い燃料に気を配りつつ不要な通知にイライラ。
寒い日のスマホかな?

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

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『アンブレイカブル』も『スプリット』も、「何かのファン」のために作られた映画ではなかった。でも、『ミスター・ガラス』は明らかに『アンブレイカブル』と『スプリット』のファンのために作られた映画。続編なん>>続きを読む

シークレット・ヴォイス(2018年製作の映画)

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あらすじを読んだときは、「これ絶対面白いヤツじゃん!」って思いましたよ。

『マジカルガール』で安部公房リスペクトを掲げ、魔術的リアリズムの扉を叩いていた監督の新作ってことだったので、『パーフェクトブ
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劇場版 ビーバス&バットヘッド DO AMERICA(1996年製作の映画)

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アメリカン・ティーン・コメディの最高峰。『童貞ウォーズ』超えてますわコレ。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

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「真の恐怖は心の中に宿る(でも超自然的な力もちょっぴり後押しするよ♪)」系のホラー。
一番怖いタイプのホラー。
『ババドック』、『ウィッチ』が好きな人は必見。

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

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こういうスローでアート系なSFってかなり好みなんだけど、「わからない」が多すぎて…
まず主人公が「わからない」って台詞を30回くらい吐くし。
わからないのはわかった。
「2001年」のラストだけ見せら
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

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元々説明の必要がない所に後付けで説明を加えようとして滑るっていうパターン。「CUBEゼロ」でみた。
なんでチャンツィイーだけ頑なに英語喋らないんだ…

ジーザスキャンプ 〜アメリカを動かすキリスト教原理主義〜(2006年製作の映画)

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パワポに祈りを捧げたり、ハリーポッターを死刑にしろと叫んだり、ブッシュ大統領のハリボテを祝福したり……サウスパークって本当にあったんだな。怖。

斬、(2018年製作の映画)

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エヴァの舞台が江戸時代で、エヴァが巨大人型兵器じゃなく刀だったら、みたいな。













江戸ンゲリオン、なんちって。

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

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間の取り方が大胆すぎる……
パイのシーンとか、もういいよってなる。
『ゴースト』みたいに恋人間の物語なのかと思いきや、手塚の「火の鳥」みたいな壮大な方向に。
「死後の世界体験ムービー」という意味では『
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ブレンダンとケルズの秘密(2009年製作の映画)

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キャラの可愛さとアートのゴリ押しで内容には普遍性がなく、ケルト文化のエキセントリックさ以外に特に見所がない。しかもアート重視のはずなのに台詞で説明される部分が大きい。
『ソング・オブ・ザ・シー』にも同
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マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

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強そうな奴先にみんな倒しちゃったから最後の方雑魚敵しか残ってないじゃん。
色々ギャグだよ。
キングクリムゾンから感じた荘厳な雰囲気返せよ。
チーズゴブリンってなんだよ。

何十億年も未来の別の惑星の出
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ディザスター・アーティスト(2017年製作の映画)

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アメリカ版野獣先輩とも言うべき男、トミーウィソーの物語。

まあ当然コメディなわけだけど、「自分の理想とするセルフイメージには絶対に到達し得ない」という命題は実に悲劇的だよね。
自分はオモチャという現
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GODZILLA 星を喰う者(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前作のビルサルド編に続き、エクシフ編の今作。これまでずっと「よくわからん奴ら」だったエクシフだけど、色々明らかになるにつれ、想像を遥かに超えてヤバイ奴らだった。地球侵略とか、そういう次元の話じゃない。>>続きを読む

Night of the Lepus(原題)(1972年製作の映画)

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全うさぎ好きに告ぐ❗️🥕❗️
この映画を観ろ❗️🥕❗️🥕❗️

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

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設定はヨルゴス・ランティモス監督の『籠の中の乙女』に似ているところがあるが、『籠の中の乙女』のような極端に歪んだ子育てのリアリティや悲劇性、不条理感はなく、この映画における極端に歪んだ子育てはむしろ、>>続きを読む

回転(1961年製作の映画)

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僕もうさぎの形のゼリー叩いてぶるんってさせたい。

ムタフカズ(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

北半球に位置するアメリカ合衆国を陰で支配するエイリアンの弱点は、皮肉にも"冬の寒さ"だった…

『鉄コン筋クリート』が存在しなければもう少し価値のある映画だったかな。

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

王を持たない国アメリカを陰で支配する権力者の目的は、皮肉にも"王になる"ことだった…

『インヒアレント・ヴァイス』が存在しなければもう少し価値のある映画だったかな。

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

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赤子が撃ち殺される映像を見て、「スカッとした」という感想を持つ人がいる狂気。
監督の真意は読めないけど(そもそもあるのか?)、取り扱いを誤ればとても危険な映画なのは確か。

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

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『ロブスター』、『聖なる鹿殺し』などの新しい作品と比べると評価があまり芳しくない様子の本作。
だが、突飛で不条理なシチュエーションにリアリティ、説得力を持たせ、必要最小限の描写で緊迫感のあるドラマに仕
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

他人の命を、ただ機械的に鼓動する"モノ"として見ることに慣れた外科医が、家族の命の「品定め」を強いられる……

実は自分も「ある時突然に、家族や親しい関係にある人の命を天秤にかけて、誰を生かすか選ばな
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