パシさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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にっぽん昆虫記(1963年製作の映画)

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役者の顔の区別がつかず、話がイマイチ理解できなかった…。これは監督でなく、私が悪い。

にあんちゃん(1959年製作の映画)

3.0

子供も大人も良い演技。炭鉱のロケーションも最高。
映画を見る限り、この頃の東京と佐賀では、文化レベルがもはや違う国だった。恐らく国自体が未成熟で、公衆衛生や福祉が機能していない。兄妹で炭焼き小屋を抜け
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豚と軍艦(1961年製作の映画)

5.0

傑作。貧乏な生活から抜け出そうとする若いカップル。男は、結局しがらみから抜け出せず、マシンガンをブッ放し、豚を放ち、そして死ぬ。女は、一度はオンリーになるのを覚悟するも、クソ白人の尊大な態度を見て土壇>>続きを読む

長いお別れ(2019年製作の映画)

3.0

とにかく竹内結子の姿に衝撃をうけてしまう。この一年後かと、信じられない気持ちになる。
自分の両親はまだ健康で健在だが、この映画のように、ある意味美しい終わりを迎えることがてきるかはわからない。でも可能
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キスより簡単(1989年製作の映画)

1.0

早瀬優香子目当てで見たが、酷い駄作。無頼派気取った奴らがウダウダしてるだけの映画。まー、ジョー山中は、やはりクソダサい。原田芳雄はいいんだけどな…

黄金のメロディ マッスル・ショールズ(2013年製作の映画)

3.0

片田舎でグレイトなサウンドが生まれる話は他にもあるが、結局、偶然、その土地に才能ある人達が居て、さらにそれをまとめる人が居た、ということなんだと思った。川が歌うとか、そういう話はいらないよ…と思った。

ソウル・パワー(2008年製作の映画)

3.0

JB見たさに鑑賞。先鋭化したモハメドアリの演説を見てイヤな気分になるが、ビル・ウィザースの話を死んだ目をしながら聞くJBを見て元気になった。ステージ衣装も最高だった。
しかし黒人のアフリカ回帰とは関係
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ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン(2014年製作の映画)

4.0

ライブシーンが最高。これまで散々聴いてきた音が、映像で再現される。
しかし大好きなミュージシャンなのに、基本的なことをなにも知らないことに気づいた。彼に関する本を読もうと思った。

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

昭和実録映画へのリスペクトだけにとどまらない、感動的ななにかがあった。特にガミさんを失った後、松坂桃李が豚小屋で相手を打ちのめす暴力シーンでは、訳わからず感動してしまい涙が出た。端役含めて、全ての役者>>続きを読む

競輪上人行状記(1963年製作の映画)

4.0

人間、特に男性のイヤ〜な要素を全て描写しているのではと思えるくらいの、ドス黒い作品。教育、宗教という偽善の世界をくぐり抜けた男が、遂に悟りを開いた結果が競輪の予想屋(かつての教え子を伴侶にして)。これ>>続きを読む

さびしんぼう(1985年製作の映画)

2.0

富田靖子が見たくなり見直したが、大林宣彦はやはり苦手だ。特にこの作品は世界観がキモくて受け入れられない。母親が昔に恋した相手そっくりの子どもを産んで同じ名前をつける、とか無理。どこが美しいのか、そして>>続きを読む

サード(1978年製作の映画)

3.0

森下愛子がめちゃカワで、他はどうでも良くなった。

BU・SU(1987年製作の映画)

4.0

どこがBUSUやねん死ぬほどかわいいやん。
浦安で降りてから渋谷まで、どういう道順かはわからないが、富田靖子が街をさすらうシーケンスが素晴らしい。全体的にエピソードを詰め込み過ぎな感じはあるが、やはり
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アイガー北壁(2008年製作の映画)

3.0

ラストがマヌケに感じてしまったが、実際、そんなものかもしれない。

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.0

社会的弱者である兄妹が、力強く、したたかに世の中をサバイブする姿にグッときた。撮り方によっては社会の闇にフォーカスしたドキュメンタリー的作品になっていたのだろうけど、あくまで兄妹の生活が主題にされた重>>続きを読む

さらば愛しき大地(1982年製作の映画)

4.0

見る人が見たら確実にフラッシュバックするであろうシャブを打つシーン。あれは実際に針を静脈に入れてるのではないか。また、子役がガチ寝してる横で濡れ場を撮ったり、子役を抱えて警官と立ち回ったりと、子供の扱>>続きを読む

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

2.0

奥平大兼の諦めた表情と、長澤まさみの気怠いエロさが良かった。また祖父母を殺したあとの劇伴と、フリースクールの記念写真も良かった。おそらく実際のフリースクールの生徒だろう。監督の旧作「ケンタとジュンとカ>>続きを読む

ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR(1976年製作の映画)

3.0

本間優二も良いが、それよりも、先輩に詰められるイズミとゴムがとても可愛らしい。今はもう60過ぎてるだろうな。元気にやってるのかな。

十九歳の地図(1979年製作の映画)

4.0

まず、舞台の北区滝野川周辺の風景が最高。薄汚れたアパートやバラック。そこを横切る都電。どのシーンも絵になる。
また俳優陣も、それぞれが人間の嫌らしさを浮き立たせる感じて素晴らしい。やはり蟹江敬三は最高
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死化粧師オロスコ(2000年製作の映画)

2.0

残念ながら字幕が機械翻訳?かつ画面からはみ出て見えない部分もあり、会話の内容がほぼ理解できず。しかし選曲は相当にカッコいい。映画用に作った曲もあるように思える。
シーンとしては、オロコスじゃない人が女
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0課の女 赤い手錠(1974年製作の映画)

2.0

8年ぶりに見直したが、当時と印象変わらず、杉本美樹の役立たずっぷりにイライラするし、中身も面白くない。
自分的な見所は、冒頭に杉本が投げた拳銃、手錠、警察手帳がすべて赤いのと(ギャルじゃん)、室田日出
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八月はエロスの匂い(1972年製作の映画)

1.0

つまらない…。終盤のシュール展開にて、竹村延和似の男が急にビンタされるシーンがストップモーションになるところが、この映画のハイライトか。

鉄砲玉の美学(1973年製作の映画)

4.0

仁義の墓場のような破滅的な男が無茶苦茶に暴れるストーリーだと思ってたが全然違った。しょーもないチンケなチンピラが、ダラダラと調子こいて過ごしてるうちにハメられ、くだらないことでイキった結果に死ぬ話だっ>>続きを読む

美少女プロレス 失神10秒前(1984年製作の映画)

1.0

面白い要素がなかった。主人公と張り合う女の子の動機も全く理解できず。主人公を襲うシーンで、同性愛の裏返しか?と思ったがそうでもなく。端的に映画にノレず。
ビー・バップ・ハイスクール的なストリートファイ
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(秘)色情めす市場(1974年製作の映画)

5.0

10数年ぶり2回目。傑作。冒頭の「うちなんか逆らいたいんや」から、芹明香が圧倒的な存在感。脇の絵沢萌子、花柳幻舟、宮下順子も皆魅力的。劇伴はローズピアノのソロ演奏、サイケデリックロック、素人が歌う港町>>続きを読む

愛の新世界(1994年製作の映画)

4.0

鈴木砂羽の貫禄に圧倒されたが、これが22歳デビュー作。高橋伴明もアラーキーも、彼女に首ったけな感じで、鈴木砂羽のための映画だったのかも。しかしながら助演の片岡礼子の演技も瑞々しく、ちゃんと青春映画して>>続きを読む

喜劇 女は男のふるさとヨ(1971年製作の映画)

4.0

力強く生きる市井の人々を人情味豊かに、鮮やかに描く、というのは陳腐な表現だけど、まさにそんな映画だった。イノセントを体現する緑魔子は思わず応援したくなるし、彼女の母であろうとする中村メイコの姿にもグッ>>続きを読む

桃尻娘 ピンク・ヒップ・ガール(1978年製作の映画)

3.0

話はガッタガタなので辛いものがあったが、最後まで見てしまった。吹雪の中、今にも日本海に入水しそうであった亜湖が、なぜこんな所にいるのかと問われての台詞「だって海が見たかったんだもの」は、ジーンとした。>>続きを読む

小松みどりの好きぼくろ(1985年製作の映画)

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ゲロ吐きそうなくらいつまらなかった。覚せい剤とセックスにまみれた新興宗教を舞台にしよう!という初期設定以外、なにも出てこなかった感。

ポルノ・チャンチャカチャン(1978年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃポップな映画だった。役者、映像、春歌、色彩、小道具。画面に映るものすべてがポップ。広角レンズはビースティーボーイズのMVのようであったし、また、台詞も洒落てて、宇宙人をクンニしながら「セラ>>続きを読む

エロス学園 感度ばつぐん(1977年製作の映画)

3.0

猛烈にくだらない、コロコロコミックのギャグ漫画みたいなノリの映画だった。ワンピースの主人公のような格好ながら、これまで数十人の女性を強姦してきた「犯しの竜」。音もなくスッと現れては、次から次へと学園の>>続きを読む

肉体の門(1977年製作の映画)

3.0

肺病を患ってるお禄が良かった。ペニシリンと思ってずっと打ってたものが、実はヒロポンだった…って、全員気がつくの遅すぎだろ。またセメントみたいな顔色して、貞子のように地面を這いつくばりながら「アタイもヤ>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.0

ワンカットにすることで、関係した人物への印象が強くなる。風景のように流れてくかと思えたが、通りすがりに怒っただけの人物のことも覚えてる。この効果は何なんだろう。
主人公がグレタ・トゥーンベリに似ていた
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