パシさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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バックが大好き(1981年製作の映画)

3.0

はじめから終わりまでくだらない。おしっこと一緒に出てきたチン拓時の墨汁がトイレに渦巻いて流れていく映像から、コーヒーをかき混ぜるカップの映像をつなげるシーン、テクニックの無駄遣いがすぎる。しかしコンプ>>続きを読む

肉体犯罪海岸 ピラニヤの群れ(1973年製作の映画)

1.0

冒頭から矢継ぎ早に役者が出てくるが、出揃ったところで話は失速し、あとはダラダラと進むだけ。最後の「シンジのバカヤロー」は笑ったけども、だからといって全体通してはつまらないことにかわりはなかった。

実録ジプシー・ローズ(1974年製作の映画)

3.0

グラインド、額縁ショー、特出といった聞きなれない単語が新鮮。しかしバタ臭い顔は苦手なため、脇の子のほうが可愛く見えてしまい乗り切れず。
アルコール中毒の描写は壮絶で、まともに立つこともできなくなったロ
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天使のはらわた 名美(1979年製作の映画)

4.0

前半は再現フィルムかの如く、執拗にレイプシーンを撮りまくるドキュメンタリータッチな内容。レイプ被害者を執拗な取材で追い込む、奈美の鬼畜っぷりにドン引き。
そして奈美がレイプ被害者になるくだりは急にホラ
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看護婦日記 わいせつなカルテ(1980年製作の映画)

2.0

面白くはないが、片側1車線を押さえて車の逆走シーン撮ったり、多くのエキストラ使ってたり、こんな映画でもこれだけのことをするんだと驚いた。
しかし、先日観た作品と同様、終わり方が異常にあっさりしていた。
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ラスト・キャバレー(1988年製作の映画)

2.0

キャバレーなのに本番をはじめて、えー昔のキャバレーってそうだったの?と思ったらやはり違った。やたらテンポよく進む前半はよかったが、妙なセンチメンタル入る後半からダレる。娘に向かって、お前を抱きたいと思>>続きを読む

覗かれた情事(1972年製作の映画)

3.0

ひたすら面白い。小説の話を脳内で再現するたびに丹古母鬼馬二がやってくるのに笑い、遂に現実に現れたときは声が出た。鬼馬二の身体はプロレスラーみたいで凄い説得力だし、白川和子も椎名林檎に似てセクシー。お話>>続きを読む

牝猫たちの夜(1972年製作の映画)

2.0

昔の新宿の風景を見る事ができた楽しい。街中に線路があったのか。
ハツラツとしたトルコ嬢の群像劇かと思いきや、ゲイの青年のくだりで奇妙な話になり、あまりついていけず。ニヒルな出歯亀、吉沢健がブランデーに
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桃尻娘 ラブアタック(1979年製作の映画)

3.0

今は失われた自由な空気が味わえる。ピンサロで女子高校生がバイト、授業中に薔薇族を読み、ホモ、オカマ、レズと連呼。そこにはフリーLGBT的な気負いは感じられず、ひたすら明るい。橋本治のなせる技か。
しか
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3年目の浮気(1983年製作の映画)

2.0

京子役の娘がひたすらキュート。ただこれが門真理子なのか林亜里沙なのか、わからなかった。話はムチャクチャだけど、夜明けにスイミングスクールのコーチが今日この前で海を泳ぐシーン、奇妙な夢みたいで、とても良>>続きを読む

白い指の戯れ(1972年製作の映画)

3.5

ウルトラクールな劇伴の、ほぼ神代作品。赤い部屋の全員躁状態でのカラみが最高にカッコいい。どこからああいうサウンドを見つけてくるのか、その嗅覚が凄すぎる。オープニングもパーフェクト。
しかし「明日から
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ボクの、おじさん THE CROSSING(2000年製作の映画)

3.0

ぼんやりとした話だが、九州弁と川とバイクが気持ち良かった。

わたしのSEX白書 絶頂度(1976年製作の映画)

2.0

三井マリアのぷっくりした感じがかわいい。また、最後の3人がキスし合うシーンが良かった。しかし姉弟の心情が読めず、いまいちノレず。弟の友達が看護婦にしゃぶられて、その後すぐ死ぬのは笑った。

女教師(1977年製作の映画)

3.0

「汚えよな、俺の強姦シーン、黙って見てやがって」…。こんなに自分のことを棚に上げたセリフは聞いたことがない。強姦しときながら、なんだか被害者ぶる古尾谷雅人が、彼なりの償いを始め出してからが怒涛の展開で>>続きを読む

聖子の太股 女湯小町(1982年製作の映画)

3.0

監督は中原俊だがそんな感じはまるでなし。しかしながら、寺島の意外にうまい演技と、銭湯のロケーションのおかげで飽きずに見る事ができた。ロケ地はどこなんだろうとずっと看板などを見てたが結局わからず。池?も>>続きを読む

軽井沢夫人(1982年製作の映画)

3.0

くだらねーと思いながら最後まで楽しく見てしまった。白ふんどしvs白ブリーフや、唐突な首チョンパも面白かったが、子供が池に落ちて家に帰ってきたシーンも良かった。池にちょっと落ちただけなのに相当な悲壮感。>>続きを読む

しなやかな獣たち(1972年製作の映画)

3.0

田中真理が美しい。高見由紀の華奢な体も良い。
場面としては、甘皮を剥いてみかんを幼馴染に食べさせるとこが良かった。主人公の優しさが伝わる演出で、この男が好きになるシーン。しかし、顔がさらば青春の光の森
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ピンクのカーテン(1982年製作の映画)

3.0

昔の池袋の風景を見ることができるのと、原マスミの音楽に興奮した。公園はキンカ堂の看板が映るので南池袋公園だと思われる。兄貴のアパートは池袋というより目白ではないか?またオープニングは角海老と線路の位置>>続きを読む

ラブレター(1981年製作の映画)

2.0

関根恵子が可愛くてエロい。しかしながら演技はアレで、唐突に踊りだすシーンは笑ってしまった。
内容は「うさぎ」「としにいちゃん」と呼び合う関係が気持ち悪くて、こまめに早送りしてしまった。若い愛人をうさぎ
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堕靡泥の星 美少女狩り(1979年製作の映画)

5.0

傑作。あらゆる偽善や欺瞞をコケにし、凌辱した、その行きついた先が、過剰にドラマチックな演出がされた、おしっこを漏らすまでのカウントダウンとは。これにはシビれた。
しかし、この頃のほうがキリスト教的テー
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現代娼婦考 制服の下のうずき(1974年製作の映画)

4.0

鬼スタイリッシュ。廃墟でのロングショットがシビれる。画面奥でマネキンを殴りつける男のシーンは、北野映画のような、追悼のざわめきのようなヤバさがある。
そして眉毛の細さはクールな女の代名詞。誇りを持って
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加地等がいた ―僕の歌を聴いとくれ―(2011年製作の映画)

2.0

ドキュメンタリーとしてはそれほどでもだが、クリアな映像で加地等を見ることができる、それだけでうれしい。メロディも歌詞も、わかりやすくてホント好きだ。「君のスパゲッティー」の字幕見てたら涙が出てきた。>>続きを読む

女猫(1983年製作の映画)

1.0

序盤、ゲイボーイでいっぱいの葬式シーンは面白かったが、以後は震えるほどつまらない。とにかく話が見えない…

悶絶!!どんでん返し(1977年製作の映画)

4.0

神がかった映像の連続。冒頭の、ピンサロでアタックタイムに入り、場内の明かりが落とされたその暗がりにスタッフロール被せるとか、凄い。全体的に暴力が支配するが、私レズビアンかもどうしようと悩む娘に「そんな>>続きを読む

四畳半襖の裏張り(1973年製作の映画)

4.0

「あとどれくらいいられるの」「…5分」のやり取りで吹いてしまった。大正時代のカー(人力車)SEX、流れるカメラの中での芸者踊りなど、シビれるシーンが満載だった。

一条さゆり 濡れた欲情(1972年製作の映画)

4.0

悪態をつきながらも、スターである一条さゆりに憧れ、タフに生きるストリッパーと、一条さゆり本人を対比しつつ、その両方ともを魅力的に撮っている。一条さゆりの人となりは全く知らないが、当時の、どうにもならな>>続きを読む

恋人たちは濡れた(1973年製作の映画)

5.0

傑作。全てのカットがカッコいい。自転車を漕ぐ男とタイトル、葦の中でのアオカン、劇場での一人芝居、防風林の中での強姦、喫茶店の外から中に移動するカメラ、砂浜の上での強姦の続き、着物での全力疾走、奇妙な首>>続きを読む

哀しい気分でジョーク(1985年製作の映画)

3.0

開始15分で息子の脳腫瘍が判明するというベタベタなメロドラマ的ストーリーで、なかなか辛いものがあるが、たけしの拙く朴訥とした演技が魅力的で見ていられる。雰囲気は既に「その男、凶暴につき」。
また「ビッ
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無理心中日本の夏(1967年製作の映画)

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開始15分で夢の中へ。間違いなく、理解できない俺が悪い。

狂った果実(1981年製作の映画)

4.0

蜷川有紀も永島暎子も最高にキュートで、これが見れただけでもう満足。二人とも現代的な顔してて、普通にエロい。ストーリーは、登場人物の気持ちが全然理解できないまま進んで行くが、ラストの殴り込みのシーンで突>>続きを読む

濡れた荒野を走れ(1973年製作の映画)

4.0

これは面白い。精神病院をからめてくるあたりが流石。病院から脱走した男に寄り添う女子高生も魅力的だし、地井武男のミラーサングラスもイカす。

エロスは甘き香り(1973年製作の映画)

2.0

つまらなくて途中で見るのを止めた。しかし藤田敏八は外人ハウス好きだな。

天使のはらわた 赤い教室(1979年製作の映画)

2.0

かつて新宿には魔窟があったのか?しかし名作と名高いが、コテコテ過ぎて自分には合わず。

つぐみ(1990年製作の映画)

4.0

つぐみのキャラクターを紹介するシーケンスが最高。牧瀬里穂を魅力的に撮っている。