Jeffreyさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

Jeffrey

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再会のパリ(1942年製作の映画)

3.0

本作は1942年にダッシンが監督した長編3作目で、1940年のナチスドイツによるパリ占領を背景にした現代もので、レスリーのオリジナルストーリーをマービンやコネリーなどの3人が脚本家したもので、この度D>>続きを読む

幽霊は臆病者(1944年製作の映画)

3.0

本作は1944年にアメリカでジュールス・ダッシンが監督した作品で、この度ツインパックのDVDで初鑑賞したが面白い。恐ろしい幽霊が実は臆病者だったと言うコミカルなストーリーに第二次世界大戦と言う時代状況>>続きを読む

御用金(1969年製作の映画)

3.0

本作は仲代達矢や丹波哲郎や中村錦之介などのスターが初めて一堂に揃った娯楽時代劇の超大作で、この度国内でBD化されたの購入して初鑑賞した。

人斬り(1969年製作の映画)

3.0

ようやく国内で発売された(ブルーレイ化)勝新太郎や仲代達矢、三島由紀夫、石原裕次郎など役者が揃った五社作品の傑作で、久々に鑑賞した。時代劇巨編の決定である。

女殺油地獄(1992年製作の映画)

3.0

このたびようやくフジテレビと京都映画株式会社の提携作品で今までBlu-ray化しなかった五社英雄監督の本作が発売され、購入して初鑑賞した。女の魔性と、男の純情があやなす妖美にして壮絶な愛の地獄絵図が見>>続きを読む

クレーヴの奥方(1999年製作の映画)

3.0

本作は17世紀の古典恋愛小説を、道徳と精神性を断承しながら、時代のみを現在のパリに置き換えて物語る実験的な試みを、洗礼された映像で包み込んだ、恋愛映画の傑作とされているキアラ・マストロヤンニの気品あふ>>続きを読む

愛河(1958年製作の映画)

3.0

本作は体と体で確かめあう愛情にほろ酔いをする女性が結婚まで純潔を守って男の欲望を拒否する女などを描いた田中監督の58年の作品で、この度DVDで初鑑賞した。若尾文子の作品は大抵見ているのだがまだ見ていな>>続きを読む

キンスキー、我が最愛の敵(1999年製作の映画)

4.0

‪「キンスキー、我が最愛の敵」

‪怪優とされたK.キンスキーは僕が生まれた91年に亡くなった。本作はヘルツォークと組んだ5作を振り返りながら彼らの想いや体験を映す。正に傑作記録映画で非常に興味深い
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子猫をお願い(2001年製作の映画)

3.0

このたび国内でブルーレイ化されたのを購入して今更ながらに初鑑賞した。この作品は半島映画の中でも結構評価の高い作品らしく、ペドゥナの主演で現在社会で奮闘する5人の女性の夢や恋、挫折をみずみずしく描いた青>>続きを読む

フランケンフッカー(1990年製作の映画)

3.0

ようやくブルーレイで発売されたので、購入して久々に鑑賞したけどヘンネロッターの作品の中でも馬鹿らしく好きな1本。美しくグロテスクな傑作ホラー映画と言うのはこういうことを言うのだろう。そもそも電動芝刈機>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.0

昨日シネマイレージ会員デーだったので鑑賞しに行った。特に真新しいものは感じなかったけど、この監督の独創性には驚かされる。しかしながらホラー映画に130分は長いなと思う。というかSF映画?ピールの作品は>>続きを読む

コンプリシティ/優しい共犯(2018年製作の映画)

3.8

サブスク疲れの自分にとってはかなりの拾いものだった。これは良かった。中国人実習生をフォーカスした作品と言うことで気になり、Prime Videoで配信されていたのを鑑賞したが主人公の中国人役者がすごく>>続きを読む

カミュなんて知らない(2005年製作の映画)

2.0

柳町作品で唯一見てなかった映画だったので鑑賞してみた。この時黒木メイサは新人扱いだったんだ。冒頭の長回しとクライマックス以外に見所はそんなにないと感じる。

おばあちゃんの家(2002年製作の映画)

3.8

岩波ホール上映作品で半島映画の中ではペヨンギョン監督の達磨はなぜ東へ行ったのかの次に好きな作品で、Prime Videoで配信されていたのでちょうど季節も夏と言うことで久々に鑑賞してみたけどやはりのど>>続きを読む

ファミリーファミリー(2019年製作の映画)

2.0

Prime Videoで配信されていた作品を鑑賞したのだが、30分もない短編作品だった。このような家族はもう地獄だなぁと思う。

帝銀事件 死刑囚(1964年製作の映画)

3.0

Prime Videoで配信されていたので鑑賞したけど、やはり帝銀事件は日本の事件の中でもかなり異質な事件だったなと思わされる作品で、熊井啓はやはりアートシアターギルドで撮影された地の群が1番すごい力>>続きを読む

カスパー・ハウザーの謎(1974年製作の映画)

4.0

‪「カスパー・ハウザーの謎」

‪誕生してから地下牢に閉じ込められ育った男。後に保護され言葉、文字を覚え人間社会へと溶け込むが何者かに殺され死後の解剖までを描いた実話…本作はカンヌで審査員特別賞受賞
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コブラ・ヴェルデ(1988年製作の映画)

4.5

‪「コブラ・ヴェルデ 緑の蛇」‬
‪昔にフライシャーのマンディンゴと言う南部の奴隷映画を観て衝撃を受けたがヘルツォークの本作にも衝撃を受けた。初鑑したが素晴らしいの一言…山賊から総監に成り上がった男の
>>続きを読む

シュトロツェクの不思議な旅(1977年製作の映画)

5.0

「シュトロツェクの不思議な旅」

〜最初に一言、大傑作。傑作にもほどがある。超時代的である。今から3、40年前の作品なのに最新作を見ているかの様な新しさと衝撃がある。正に異国の地、辺境を偏愛するヘルツ
>>続きを読む

緑の光線(1986年製作の映画)

4.0

本作はエリックロメールがベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞受賞した傑作で、この度ブルーレイボックスが発売されたので購入して久々に鑑賞した。この作品も連作によるシリーズの第5作目で、ロメールを含めわず>>続きを読む

友だちの恋人(1987年製作の映画)

3.5

本作品はロメールのシリーズ第6作目で、この度ブルーレイを購入した久々に鑑賞。初夏のパリ郊外の都市を舞台に2人の女性の四角関係をプロット巧みに描いた作品で、色あざやかなファッションと緑豊かな自然が美しく>>続きを読む

満月の夜(1984年製作の映画)

3.0

本作はエリック・ロメールの誘惑な映画術に浴びれる作品の1つで、連作の喜劇と格言劇シリーズの4作目で、この度ブルーレイボックスを購入して久々に鑑賞した。80年代のパリを捉え、現代アートを取り入れた人工的>>続きを読む

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.0

本作はエリックロメールの傑作の1本として名高い作品で、この度ブルーレイが発売されボックスを購入して久々に鑑賞。夏のノルマンディを舞台に、海辺を訪れた男女が織り成す恋愛模様を、15歳の少女を中心に描き出>>続きを読む

美しき結婚(1981年製作の映画)

3.0

本作はヌーヴェルヴァーグのエリック・ロメール監督による連作シリーズの第2作で、フランス西部の古い町並みの残る場所を舞台に描いた秀作で、この度ブルーレイが発売され購入して久々に鑑賞したがよかった。見たの>>続きを読む

飛行士の妻(1980年製作の映画)

3.5

国内で順調にエリック・ロメールのブルーレイ化が進み、紀伊国屋書店発売でボックスをとことん購入して全て久々に鑑賞しているがやはり素晴らしい作品が多い。すでにPrime Videoで配信されていたが、高画>>続きを読む

いちごの唄(2019年製作の映画)

1.8

これガチで公開されたの?ってなるほど、観客を恥ずかしさの極地に叩き落とすね…。テレビドラマでやれや的な作品だと私は思う。

モンスターハンター(2019年製作の映画)

2.0

ミラジョヴォヴィッチ主演の最新作がPrime Videoで配信されていたので鑑賞した。モンスターハンター自体に生まれて1度もやったことがないためどのような設定なのかよくわからずに見たのでそこまで楽しめ>>続きを読む

ヘカテ デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

3.8

「ヘカテ」

本作はポール・モーランの原作"ヘカテの犬たち"の映画化で、1982年にスイス、フランス合作の作品。ダニエル・シュミットの最高傑作と言われている映画が、この度再上映され、国内で初BD化され
>>続きを読む

劇場版ツルネ ―はじまりの一射―(2022年製作の映画)

4.5

昨日レイトショーで観てきたが、やっぱり最高だった。総集編的な作品ではあるが、第二期が始まるとのことでエンドクレジットの最後に新しいキャラクターが出現してくるのは期待度が上がる!とにもかくにもすごく好き>>続きを読む

都市とモードのビデオノート(1989年製作の映画)

3.0

クラシカルな黒の衝撃として世界的に名を馳せた山本耀司を追ったドキュメンタリーで、監督のドキュメンタリー作品の中ではそこまで退屈しないで見れたのだが、どうだろう、山本の魅力を全面的にプッシュアップしたよ>>続きを読む

東京画(1985年製作の映画)

4.0

今回発売されたブルーレイボックスを購入して久々に鑑賞したけど冒頭から号泣。この作品に対して泣いたと言うよりかは、小津安二郎の大傑作「東京物語」のオープニングのシーンを見ただけで涙が止まらなくなる。クリ>>続きを読む

夢の涯てまでも  ディレクターズカット版(1991年製作の映画)

3.0

今回ブルーレイボックスが発売されたのを購入して久々に鑑賞したけど280分以上は長い。 Talking HeadsのSax And Violinsの音楽は素晴らしいの、やはりやりたい放題の奇想天外ロード>>続きを読む

アメリカの友人(1977年製作の映画)

3.0

監督のサスペンス映画だが、サスペンス自体が既存のものに執着している感じがする。2人の列車でのドタバタは面白かった。ただ世間一般の高評価にはあまり納得がいかない自分がいる。Nicholasレイが出演して>>続きを読む

まわり道(1974年製作の映画)

3.0

この作品を見て監督はオリジナル脚本はモノクロにして原作がある作品はカラー映画として作っているんだなと言うことが鮮明にわかった作品だった。とにかく映画全体的にニヒルな感じがする。なんだか淡々とした文体で>>続きを読む