子供だった自分は父親の心のざらつきに触れることは出来なかった。
大人になった今、少しだけ理解することができたあの頃の夏に思いを馳せる。
パールというキャラクターによって恐怖を感じる部分と笑ってしまう部分が随所であって退屈な時間がなかった。
エンディングの表情につい笑ってしまった。
緊張と笑いの表裏一体感が堪らなく面白い。
そしてここから雰囲気変わりますよというのが映画でしか出せない演出によって観客に知らせるのも藤井道人監督ならではでした。
大好き。
前編なのでまだ何も起こらず。
清水尋也がいい味出してるわー。
センセーショナルな船内のシーンから変わった後半から少し失速した感が否めない。
こういう感じなんだって感じ。
公開当時だったら衝撃だっただろうな。
ポールウォーカーに代わる魅力的なキャラクター達が最終章に向けて盛り上げている。
そしてその点は一部批判があると思うが、ポールウォーカーの経験が作品というユートピアを作り上げているように感じる。
最後の前職を聞かれた時に返した言葉に過去でも未来でもない今を生きてるように感じられて嬉しかったな。
よーくまとまっててなかなか面白かった。
新鮮味はない作品だと思う。
ゲームにあまり触れていない自分はそこまで乗れなかった。
ただあまり普段映画見ない人だったり家族連れで見るにはこの上なくおすすめできる>>続きを読む
絶望の淵で彷徨っても孤独で立ち向かうライダー。
オーグ一人一人の絶望から湧き出る心情との肉体を通したぶつかり合いは興奮と共に悲哀が漂よう。
そんな状況は自分を慰めてくれるようだった。
終始泣いていた。
ひたむきに、まっすぐに頑張ることをしなくなったのはいつからか。
情熱が単純な音と視覚化された音によって肌に伝わってくる。
アクション、SF、ヒューマンドラマなど多様なジャンルを色彩豊かにコメディチックでまとめた新しい映画だった。
本質的ではない部分をわかりやすくしていたところが複雑のようで見やすかったのは発明かも。
恋愛感情を持てない人の描き方としてこれ以上ない作品だと思う。
同性愛者とは異なる点ことを丁寧に描いていたことが何よりも良かった。
とはいえ悩みとしては似てるから繋がる部分もあるという、人間性がでてる。
今泉作品の中でも好みな作品です。
複雑で繊細な大人の内面の表現が、優しく自然に描く点は一貫としていて、見ていて安心する。
一方で、悩んでいる自分に対して悦に浸りそうになると、純粋な価値観が釘を刺してく>>続きを読む
これだよこれ!グレイマンにはなかった要素がたくさん詰まってる!
アクションに最も重要なのはキャラ付けだと改めて感じた。
どんなに短い役でもある程度の背景は描かれていることで、コメディチックなのにも関わ>>続きを読む