くらげの世界さんの映画レビュー・感想・評価

くらげの世界

くらげの世界

あんのこと(2023年製作の映画)

4.0


どんな言葉を連ねても陳腐になってしまう。
こんな事があってはいけない。

マルケータ・ラザロヴァー(1967年製作の映画)

3.9

幻想的な演出と、現実的な成り行きとがうまく交錯している。動物たちの佇まいが美しく、愚かな人間のうごめく様との対比。
1967年の作品だとは驚きの映像。

宗教に関わる対立、殺戮と矛盾ばかりの世界は今も
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.8

2人の(自分が自分じゃなくなってしまうという恐怖)をもう少し掘り下げるともっと良かった。
原作のやきそばシーンがあったら、パニック障害の深刻さももっと伝わるかも。

あちらにいる鬼(2022年製作の映画)

3.4

出家という選択肢。
寂聴さんのケジメの取り方、そして自分を守ること。

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.5

映像は美しいけれど息の詰まるようなことばかりで呼吸が浅くなる。
戦争映画ってホント嫌い、観ちゃったけど。

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.2

色彩で目が疲れた。
俳句って事で最後まで観る、YAMAZAKURAの歌は良い。

波紋(2023年製作の映画)

3.5

筒井真理子のトロンとしてるけど瞬間殺されそうな鋭い視線を投げる目が狂気的な雰囲気を醸し出す。
宗教だろうがなんだろうが何かに頼ることで心の均衡を保てるんならいいかとも思うけど、実際そうなってみないと分
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.5

遠い場所で孤独すぎて怖い。
宇宙飛行士のメンタル強健。
ボウイの「スターマン」良いな。

草原に黄色い花を見つける(2015年製作の映画)

3.6

ベトナム映画ってセカセカした日常が当たり前の中で、すっかり忘れていたものを思い出させてくれる牧歌的作品が多い。
おじさんというカエル、兄の後悔、恋愛、親子関係。

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.9

ユーリズミックスとかピアフとか、曲も良すぎ。悲哀感のある作品、「ジョーカー」を思い出した。
そして犬たちとダグラスの愛は永遠だ。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.2

まだ2回目の途中。
色々な伏線らしいものをチェック中。

陰気なトゥルーマン・ショーのようだ。
とても気分が悪い。
どこになにがあるか、あいつの実体はなんなのかを自分なりに知らないと気が済まなくなって
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

4.1

TVで見つけて久しぶりに観た。
やっぱりポランスキーの演出は好きだ。ファッションも部屋もお洒落で可愛い。
それと反対に精神的恐怖がじわじわ迫ってくるという不安定さ。

舞台となるアパートメントはあのジ
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スーパーヒーロー(2016年製作の映画)

2.1

アメリカ映画の定石。
ガソリンってあんな大量に出るんだろうか?アメ車だし容量大きいのかもだけど凄い量だ。

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.7

要所に現れる芸術作品が強烈。

入れ子のように感情が重なりながら、人間の持つ思考の浅さ、愚かな行動を存分に皮肉っている。

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

振り回されっぱなし。
妄想癖のある人だったらきっと共感できる部分があると思う。
でも人は現実にきちんと向き合わないといけない時もある。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

3.7

たまたま観たら前に観ていたの思い出した。
マイケルは忘れられないビッグスターだよ。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

これ系のはあまり観ないのだけど、評判が良いので視聴。
最初から前のめり。

私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

3.6

実話ベース。
オルガのような子はたくさん居る。
虚栄心と虚無感と偏愛、人に心を開くことが難しい人間は生きづらい。

ラストの家族のシーン、これをどう取れば気持ちの整理はつくんだろう。
後味悪すぎ。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

オソマ初体験のシーンをもうちょっと長めに演出して欲しかった。
鶴見が玉木宏?と思ったがそのうち慣れた。矢本君が白石?とも思ったがそのうち慣れると思う。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.8

相変わらず映像見応え充分。
青い水あたりからなんだかおかしくなってきた?と疑心あり、複雑な関係性が少しずつ表立ってくるに従って、これはどこに基点を置いて観たらいいかと悩んでいる。

横を見たら、「楽し
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.6

サンリオのハンギョドンの原形のような半魚人と、口のきけない掃除婦。
登場人物がマイノリティ多数、生きづらさが前面に出ている。
ネコちゃんの酷いシーンあり。これもいつもは逆だよね。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.3

過去の心残りを余すことなく「瞳をとじて」という宝箱の中へ大切に詰め込んでいる。
知識不足のため、理解できないシーンも
多々あったがエリセの作品たちへの想いは伝わってきた。

ノベンバー(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

観たかった作品、アマプラ感謝!

使い魔クラット、人狼、精霊、蘇る死者などがモノクロ映像とともに幻想的に描かれている。
豚や山羊などが出てくるあたり、宗教的要素が強いのかと思うがよく分からなかった。
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.8

シアーシャちゃん狙いで観た。
四姉妹って騒がしいだろうな。
「プライドと偏見」よりはマシか、ママが違うと娘たちも違うよなぁ。
結婚が女性の幸せだという偏見。

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.7

オモロかったので2も続けて。
「童信」ンフ
どんだけ続編製作するんだろうってスピードですが。

キングダム(2019年製作の映画)

3.7

家族共通の話題ネタのうちのひとつキングダム。原作もアニメも中途半端だけど映画観たら思い出してきた。
王騎の話し方、アニメキャラにそっくり。
大沢たかおが一番化けた感あり。

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.7

衝撃的。
発作的行動で問題を起こす子供、その両親。どうしたら良かったのだろう。
重い問題。

第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

3.7

映像が美しい。
一夫多妻が認められていた19世紀の北ベトナムでの出来事。一見優雅に見えるその内情は、重たくも哀しい事象で満ちている。

いつか読書する日(2004年製作の映画)

3.7

題名に惹かれて観た。
修学旅行で行った長崎の坂に辟易したのを思い出した。でも
こういう景色での生活に憧れもある。
田中裕子の俊足っぷり、あんな事があっても地元で淡々と生きている。

フォロウィング(1998年製作の映画)

4.3

オモロかった。
ノーラン作品としては分かりやすくて、必死で頭回さなくても大丈夫。
テンポもよく、ラストも爽快。

BLAME!(ブラム)(2017年製作の映画)

3.6

発熱中の観賞につき記憶が曖昧。
あの食糧はいろんな味になってるのか、同じもの食べ続けるって苦痛だろう。
セーフガードが気持ち悪い。
この話は漫画の中の極一部をクローズアップしたらしい。漫画読も。