Susさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

クソッタレな世の中にある、ほんの少しの救いを描いた作品。
登場人物はもれなく狂ってるのに、何故か憎めない。
色々な解釈や都市伝説もあり、観た後も楽しめるファッキンクレイジーな名作。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.3

人間の醜さや自然の厳しさといった「文明社会」で生きる我々が目を背けたくなる現実をこれでもかと突きつけてくる作品。
異民族と分かり合えたり、悪党を懲らしめてスカッとするわけでもなく、徹底的にリアリティを
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.4

永遠に感じるようなローマでの一日。
見れば誰しも幸せに、そして切なくなる映画。

マンハッタン(1979年製作の映画)

4.0

マンハッタンそのものが主人公。
人間たちのくだらない情事を背景にマンハッタンは回り続ける。
行ったこともないのに昔のアメリカは良かったと思えてしまう作品。

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.8

未熟な王子が四苦八苦するのはソーで、ポリティカルコレクトネスと最先端テクノロジーを推す今風の展開はスパイダーマンで見た展開であり既視感があった。
しかしアクションシーンは爽快で、特にカーアクションは見
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マッチポイント(2005年製作の映画)

3.6

禁断の愛を描く作品かと思ったらラスト30分ででガラッと雰囲気が変わり、イマイチ何を伝えたかったのか分からなかった。
何故か男が惹かれる女にスカーレット・ヨハンソンをキャスティングしたのはピッタリだと思
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.3

一家団欒してると思いきや、冷酷に徹して人を殺すことも厭わないマフィアの二面性に引き込まれる。平気で殺してるけど家族を大切にしてるのは何か憎めないみたいな。
イタリア生まれで義理堅いドンとアメリカ生まれ
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アマデウス(1984年製作の映画)

4.2

規格外の天才モーツァルトと、その才能を世界一憎み、そして愛していたサリエリの対比が面白い。
しかし、一見この映画のテーマは神は不平等だということに見えるが、実際は努力がテーマだと思う。
命を賭し
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.8

このタイプの映画でアクションシーンがあるのが斬新。
テンポ良くて飽きずに楽しめました!

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.7

メッセージ性は特になくて、ひたすら戦争をおちょくってる映画。
フルメタルジャケットでも思ったが、キューブリックは戦争をちょっと違う角度から描くのが上手いと感じた

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.6

うだつの上がらない若者の日常を描いていたが、当時のスコットランド社会がよくわからないので共感はできなかった。
しかしレントンのスコットランドに対する嘆きを叫んでいるシーンを見るとイギリスから独立しよう
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

3.8

車で走るシーンは後々のジブリを思わせる躍動感

ルパンと銭形が協力する時に息ピッタリなのが微笑ましいです

シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

狂気と恐怖をキューブリックと役者たちの渾身の演技で表現した映画。
セリフがないシーンでのカメラワークと音楽の使い方が印象的

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.9

突っ込みどころが多すぎてモヤモヤする作品。
年月が人を変えるとはいえ、ルークってこんなやつだったか?と首を傾げてしまう。
ライトセーバーを使ったアクションシーンは迫力あり

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.1

懐かしの面々の再登場には否が応でもテンションが上がる。

何かが終わり、何かが始まるそんな映画

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

4.0

CGでの演出が気合入ってる。冒頭の戦闘シーンは今までにない臨場感。

弟子を思うオビワンは何だか切なくてやるせない。最後の対決は正に死闘

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

4.0

アナキンの精神的な危うさを見せることで「次回いよいよダースベイダーに!」的な作品。
恋愛模様など取り入れることでアナキンが前作より成長したことを強調したかったのかもしれないが少々かったるかった。
しか
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

4.1

前作から映像技術が向上してルーカスが描きたかった世界がよりリアルに描かれた印象。グンガンの水中都市やコルサントの近未来都市は旧3部作の時代ではできない描写でスターウォーズの世界観が伝わってくる。
少年
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

3.6

皇帝があっさり死にすぎてビックリ。親子の対決シーンはアクションがイマイチ。ダースベイダーは表情が読めないので親としての葛藤をもっと工夫して伝えて欲しかった。
旧3部作のラストなのにこれでいいのか?と思
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

3.6

フォースの修行やダースベイダーとの親子関係、レイアとソロの恋愛模様などエピソード6に向けて各登場人物を深掘りした印象。
フォースは東洋的に見えて、暗黒面のような二元論も見られる。

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

3.8

1977年に公開された映画だが、誰がこの時30年後もまだ新作が出続ける映画になると予想できただろうか。
当然今の時代からすると古臭いが、この映画をからSFXが流行したというから画期的な表現だったのだろ
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.7

我が強くまとまらないのかと思いきや、すんなり一致団結するヒーロー達に困惑。
新入りの3人は今作が初出なこともありキャラクターに奥行きが感じられず、先日見たマイティソーに比べクロスオーバーもの特有のお祭
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.0

「マイティ・ソー」シリーズでは文句なしに一番面白かった。
ドクター・ストレンジからハルク、ロキとアベンジャーズ級のコラボが実現して今までマーベルシリーズを見てきた人なら誰でも楽しめる映画ではないでしょ
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.4

バットマンとスーパーマンを無理矢理に対立させて不自然に和解させた印象があり、シビルウォーの様な妙は感じませんでした。
しかし最後のヒーローが協力して戦うシーンはベタながらもワクワクしたので、ジャスティ
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.9

貧富の格差から犯罪が多発するゴッサムシティと犯罪者を憎む主人公を通してバットマンの内と外を表現している映画。
しかし変に堅くなりすぎず、最後にキスシーンを挟むノーラン監督は憎いと思った。

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.6

特別な力を手にして調子に乗り失敗するスパイダーマンのようなヒーローとは違い、幼い頃から自分の力に悩みながらも向き合っている主人公を描いているのは良かったと思う。
しかし敵が根っからの悪党というわけでも
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.8

前作の毒々しい街が好きだったのですが、今作では綺麗になってたのがガッカリ。キャッチーになったかわりにミステリアスな雰囲気は減ったので、そこは評価が別れるかもしれない。
最後のシーンの何とも言えなさは好
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.9

東京をベースにしながらも西洋的な雰囲気を漂わせる近未来都市から不思議な魅力を感じました。終始雨が降っていて退廃的なのも良い

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.8

平和は多くの犠牲の上に成り立っていることを思い出せてくれる映画。
中立的に描くように努めているけど若干アメリカよりな印象をうける。日本人監督に戦争映画を撮って欲しいです。

大脱走(1963年製作の映画)

4.0

捕虜収容所からの脱走から男たちの不屈の精神を描いている映画。
収容所のドイツ兵たちは敵ながらも友好的に振る舞っており、他の戦争映画とは異なる。
最後はやるせなさもあるが、テーマ曲のThe Great
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

科学的考察と哲学的な問いを経て、芸術的に愛を語り、それを大衆が楽しめるエンターテイメントに落とし込んだ最高の映画

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