Susさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.6

モテない男の妄想。だから野獣がイケメンに変わると共感できなくなる。

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.8

名実ともにアベンジャーズが終わったことで漂う喪失感をサラッと流す作品だと思った。

MCUフェーズ3の最後となる今作だが、新フェーズに期待できるラストだった。

AC/DCがかかったときにツェッペリン
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

4.0

Netflixにて鑑賞。

今の時代にここまで人間のダメなところから目を逸らさなかったアニメがあるだろうか。

良い意味で観た人を傷つける作品だと改めて思った。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.6

緑をテーマにした画面構成がとても美しい。

タイタニックといい、水に沈んでいくことにロマンを感じるのは何故だろう。

美女じゃない美女と野獣を描いたピュアなラブストーリー。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.7

父親としても役者としてもヒーローとしても「ニセモノ」だった主人公がラストで「ホンモノ」になるというストーリー。

役者に密着したカメラワークはさながらドキュメンタリーを見てるようだった。

しかし、何
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バイス(2018年製作の映画)

3.5

史上最悪の副大統領と評されるディック・チェイニーを題材にした映画。ブッシュ大統領の陰にいながら実質的な権限を掌握していた。かのイラク戦争の発端は正にこの人であり、根拠となる大量破壊兵器が見つからなかっ>>続きを読む

スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.8

法の外で生きるトニーだが決して無法者というわけではなく、子供は殺さないといったように自分で決めた掟に従って生きる様が男らしい。

しかしその誰にも媚びない性格が災いし、孤独に陥る様子はアルパチーノの演
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

異なる人種間の友情を描いた一般受けの「グリーン・ブック」に対して人種差別の現実を突きつけるリアル路線の本作。

人間の暴力性をユーモアを交えながらもシリアスに描いており、肌の色による差別はないものの中
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.7

大袈裟なBGMのない白黒の画面だからこそ視聴者の注意が散漫にならず、細かい演出を堪能できる作品。薄味だからこそ素材の味がわかることを体験させてくれた。

普通なら予算のつかなさそうな文芸映画がここま
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.5

強くてカッコいい女性が憧れる女性。最近のマーベルらしくマイノリティの側に立った作品で、男性上官を軽々と吹っ飛ばすシーンは爽快だった。

しかし、男勝りの女性を美化するのがそもそも男性的な価値観に思える
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.5

「ヒーロー」といえばムキムキの白人男性という固定観念を覆した作品。キャプテンアメリカやアイアンマンのような英雄ではなく、黒人や女性、さらにはブタでさえもヒーローになれるというポジティブなメッセージが伝>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

3.5

ラッセン×ニモのような美しい映像が特徴的だった。ブラックパンサーが紫を推したのに対して、こちらは青推し。画面の中の色彩コントロールが優れていると感じた。

地上を知らない王女と各地を周り恋に落ちていく
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運び屋(2018年製作の映画)

4.0

今作で引退するのかと思わせる映画だった。

作中で自身が演じるアールに「インターネットはクソだ」「最近の奴らは携帯ばっかり見ている」と言わせるのは、スマホが普及して映画というコンテンツが以前ほどの魅力
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.9

白人か黒人かといった大枠で語るのではなく、あくまで個人的な友情をテーマにしているのが押し付けがましくなく良かった。

黒人を助けることで白人を美化しすぎているといった批判があったりと本作がアカデミー作
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

画を魅せるのがとにかく上手い映画だった。
光を巧みに使い色彩をコントロールした画面は凄く幻想的だった。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.6

聞こえるのは電話の音声だけ。その少ない情報から事件を解決しようとする警察官である主人公でほとんどスクリーンを占める映画。

限られた情報の中から紡ぎ出す「現実」に焦点が当たっていて、人間の無知が浮き彫
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.3

舞台は18世紀初頭のイギリス。スペイン継承戦争の最中にある宮廷では戦争が難航するのをよそに貴族達が毎日享楽に勤しんでいる。

物語は女王と2人の側近を中心に進んでいくが、そこには欲望や嫉妬が渦巻いてい
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.5

家族と過ごす日常と、死と隣り合わせの宇宙空間の対比が凄く印象的。
人命の犠牲があって人類が前進していることを思い出させてくれる。

映像の没入感が凄まじく、宇宙船内の緊迫感がひしひしと伝わってくる。
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COWBOY BEBOP 天国の扉(2001年製作の映画)

3.8

セリフで多くを語らない、音楽のようなアニメ。その温度感は熱しすぎず、冷めすぎず、鬱陶しさがない。

サイバーパンクと異国情緒が重なった世界は好奇心を駆り立てられる。

この世界は現実か夢か。
胡蝶の夢
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.8

世界を肯定したくないけど、否定もしたくないアンビバレンスなストーリー。

極端に美化された風景は新しい美的感覚を創造したと思う。

ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

3.3

セリフが少なく、音楽もほとんど流れないので役者の表情から感情を読み取らなければ理解できない映画。

なのだがそれが全く出来ずに悶々としてしまった。分かる人には良い映画なのだと思う。

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.5

昨日より今日、今日より明日。

みんな必死に生きていく。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.6

これといった奇跡や壮絶なドラマは起きないが、だからこそ多くの人が共感できる映画なんじゃないだろうか。

指示が曖昧のくせに聞き返すとイラつく上司、世間体ばっかり気にしてる同僚、デキる自分に酔ってる男な
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.0

ほのぼのとしたラブコメ要素が多めの今作。特にアスカがデレまくっているのが印象的。からのラストシーン。序破急の「破」に相応しい続きが気になる今作。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.8

アニメ版のハイライトかと思いきや多少の変更点もあり楽しめた。

シンゴジラでも使われた演出もあってニヤっとした。

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

2.0

レディーガガはもちろんブラッドリークーパーの歌も素晴らしかった。主題歌もすごく印象的で頭の中でループしています。

しかし、それ以外はすごい退屈な映画でした。

メッセージ(2016年製作の映画)

4.5

いやー面白かった。

見るべき時に見るべき映画を見たときの快感がすごい。

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.5

誰になんと言われようとも信念を貫く姿勢には感動したし、途中で思わず涙してしまうシーンもありました。それだけにラストシーンは最悪でした。感想は人それぞれだろうけど胸糞悪かった。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

The後味の良い映画。
バリバリの女社長と気配り上手なジェントルマンが築く友情にほっこりする。
年の功を見せながらも上から目線にはならず、柔軟性も持ち合わせているベンには誰もが好きになってしまうのでは
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.0

あのワクワクするハリーポッター魔法の世界がまた観れるというのが一番の感想。
ダンブルドアやホグワーツが出でくるところはハリーポッターシリーズのファンは嬉しいのでは?
今作では大きく風呂敷が広げられたの
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

リドリースコットが作ったとは思えないストレートにポジティブな映画だった笑。
普通に面白いし、次々と起こる困難を乗り越えていく主人公には勇気づけられる。
でもこれをブレードランナーやエイリアンを撮った人
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