政治とは人間ドラマであることを体現した映画。
影を使った暗い画面が首相としての孤独を映し出している。特にルーズベルトとの電話のシーンでトイレでポツンと座るチャーチルのどうしようもなさが印象的だった。>>続きを読む
情報社会の欠点をこれでもかと挙げてくる映画。SF的なディストピアではなく現実に起こっていることとして表現しているのが良い。
全てがパソコンの画面上で進んでいくアイデアは面白いけど、だったらネット上で>>続きを読む
一曲の裏にあるドラマに思わず涙してしまった。
クイーンを知らなくても楽しめる本当に素晴らしい映画。
当時は斬新な映画だったのかもしれないが今見るとちょっと...という感じ。
エイリアンに襲われるシーンは暗くてよくわからないし、エイリアンの動きが完全にスーツを着た人間のそれ。
しかしエイリアンの造形>>続きを読む
異常者の心理をフォーカスするフィンチャーならではのサスペンス映画。
スウェーデンの美しい自然をバックに描かれた人の狂気と愛情のコントラストに心が揺さぶられる。
3部作のラストに相応しいスッキリとした作品だった。
名シーンを裏側から覗いているのが面白い。脇役の視点
シリーズを重ねるごとに刻まれるトムの皺から老いを感じつつも、それに反して衰えを感じさせないアクションに驚愕する。
ファンサービス?なのかは分からないが過去作で用いられた作戦が今作でも使われている。>>続きを読む
ハリーポッターとは違って人間界を舞台にしているところが新鮮。主人公のコミュ障感もハリーとの差別化ができている。
しかし、悪役の小物感が残念だった。「例のあの人」のような絶望感を感じられる敵が欲しいと>>続きを読む
綿密な計画と糸を紡ぐような流れるチームプレーは正にオーシャンズ。
しかしストーリーは似たり寄ったりで目新しさはなく、女性&非白人キャストを入れただけの安易なダイバーシティに走ったとも言える。
数年>>続きを読む
困ってる人を放って置けないといいながら死んでいくドイツ兵は華麗に放っておくダイアナに苦笑しつつも、戦争はみんなの責任だと言及していたので良かった。
ドイツ軍相手に盾を投げて戦うシーンはキャプテンアメリ>>続きを読む
前作は日本人にはピンとこないパロディもあったが、今作は笑える箇所も多くストレスなく見れた。
少しやりすぎたくらいがが丁度いいことを証明してくれる
孤独で冷酷な殺し屋の中にある確かな愛を描いていて「レオン」に近いものを見た。
「家に帰ろう」というセリフが終始出てくるが彼にとっての家は何なのか。
見ている最中はアドレナリン出まくり、見終わった後は何>>続きを読む
レディオヘッドのトム・ヨークが好きな映画ということで鑑賞。
タクシードライバーと乗客の一期一会を描いているが、そこには奇跡的な出会いではなく淡々とした日常が映し出されているのが押し付けがましくなくて良>>続きを読む
スピルバーグのポップカルチャー愛が多分に詰まっている。
映画の内容としては現実を肯定し前に進めという陳腐なものですが、映画、音楽、アニメ、漫画、ゲームがこれでもかとオマージュされており、こういった文化>>続きを読む
最初はヒーロー達の豪華な共演に心躍るが、キャラクターの多さゆえの冗長さや細かい描写が出来ていないところは気になった。
とはいえ次回作が待ち遠しくなるラストは観客のツボを心得ている。