ジョージさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ジョージ

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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

互いの良さを尊重し合う気持ちが生まれてくることによって、人は偏狭な場所の圧力を跳ね除けて、開かれた場所を作って行くことができる。

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

3.5

舞台は大きく違いますが、ロバート・デニーロ主演の「真実の瞬間」を思い出しました。どの国もまだまだ戦後と呼べない傷を引きずっていたんだなあと思います。こうした不条理への憤りを抱えた勇気ある若者たちが時代>>続きを読む

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.6

ロバート・レッドフォード、シシー・スペイセクほか老齢な役者の演技が際立っていた。ここにこだわりを持って撮られた映画という感じがする。ただ全体的には物足りなさが残ったのは私の見方が悪いからだろうか。

スウィート ヒアアフター(1997年製作の映画)

4.0

上映された当初(1997年)に劇場で見たときは、見終わったあと4、5時間はあれこれと考えさせられた映画。その時から20年以上経った今回は、ラッセル・バンクスの原作を読んだ後DVDで鑑賞しました。鑑賞後>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.3

独特のカメラアングル、どう話が進むのか読めないシーンの展開などいろいろ驚くことが多く、ディカプリオとブラピはじめ役者の演技も素晴らしかったので、全体としては楽しめたのですが、こだわりのタバコシーンと最>>続きを読む

アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.2

地球から月、火星、海王星と舞台を変えて展開される壮大な宇宙ドラマと思いきや、多大な犠牲を払って到達した海王星で展開されたのは、誰にも起こりうる父子物語だった。本来流れるべき時間の長さを考えれば、様々な>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.8

最初のスターウォーズを見てから42年も経ったのかと感慨深いものがあります。当初からそうだったのですが、未知の宇宙で展開される物語のため、想像力あふれる世界の描写の一つひとつに細かな注意を払わないと十分>>続きを読む

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャズミュージックに乗って心地よいリズムとテンポでストーリーが展開していきます。見ている人が大事な点を見逃さないよう、注意を集中させるようなカメラワークと特徴的な映像の作り方、言葉の重さを感じさせる役>>続きを読む

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.0

善意が人の人生を大きく変えた感動的実話。人種差別が激しいアメリカ南部での奇跡とも呼べる出会いとその後の展開に驚くとともに、描かれていない苦労に思いが及んだ。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

1972年当時の難しい社会問題をえぐりながら、明るく前向きにリードしていく主人公を表現したスパイク・リーの新境地と言えるのかな?

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

4.5

ストリー、映像、描写力、手法の斬新さなど、全てがパーフェクト。出来栄えに感動した。

パピヨン(2017年製作の映画)

3.5

単なる脱出劇でない、男が心の暗闇に潜ませる衝動性、攻撃性、残虐性をも描いているところが、リアリティを与えている。役者一人ひとりの真に迫る演技は素晴らしいと思うが、この物語を2時間13分でまとめるのは難>>続きを読む

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.1

やっぱラグビーはONE TEAMだよね。人種の垣根を越えて繋がれるところに、単純にはナショナリズムに流れない良さがある。

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.1

Marvelの映画の全体がわかっていないと、理解するのが難しいかな?

ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.0

このリアルさ、自然の美しさ、雄大さは、何? ディズニーはすごいなあ。

永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.5

ゴッホの苦悩と生きざまを静かでゆっくりと流れていく映像で表現している。最後のシーンは、人間ゴッホを見つめてきた制作者の矛盾のない見方を示しているのだろう。

運び屋(2018年製作の映画)

3.9

イーストウッドが映画人生の終局に来て描きたかったもの。それは、アメリカのいわゆるGreatest Generation(GI generationとも言う)にあたる人々の夢と誇り、そして孤独と贖罪だっ>>続きを読む