佐々木さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

佐々木

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零落(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

質は高い。漫画家と風俗嬢。正体明かさない者同士の夏休み。でも何故この男は過去の女の思い出に殺されなければならないのか?良くある邦画的な限界。

マリリンとアインシュタイン(1985年製作の映画)

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楽しむには教養が足りなかった。反省。マリリンは貞操観念ゼロと描かれてますけど、大丈夫ですかあ

ワース 命の値段(2019年製作の映画)

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いや、やっぱり、すげえ鼻につくな、この構成。今日的なテーマを展開しといて、最後は極めて保守的な解決だけど、まるで万人が納得したかのような演出。これぞアメリカン。巧妙な2時間のご都合主義。

スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

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シャイニングやん。おもろいかおもろく無いかようわからん。でも最初がとにかく良い。あとはいつ暴発してもおかしく無いがとりあえずクリスマスを踏み止まったダイアナがいた。

ノーセインツ 報復の果て(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

最後あっさり息子死ぬなぁ。あんだけ街から出てけと言われたやん。だから観客も4人しかおらんやん。こりゃあ好きか嫌いかやね。

別れる決心(2022年製作の映画)

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邦画の既視感てんこ盛りで乗り気れず。田宮二郎と若尾文子なら凄え面白かったかも

グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

4.4

取り急ぎめっちゃおもろ!俳優の吐くセリフが凄まじい。明らかに監督の才能を感じる。あと2回は見ると思う。

非常宣言(2020年製作の映画)

4.2

見事な犯罪パニック映画。犯人、人質、家族、刑事、政治家、マスコミ、SNS、多数の視点を組み立て、最後チョンドヨンの回想で終わる。ソンガンホとチョンドヨンの久し振りの共演にも感動。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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どついたるねん、百円の恋。何故ボクシングなのか?この問いに対しての答えが本作には無かった。勿論岸井ゆきのは素晴らしかった。あと仙道敦子!

夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

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濡れ場までは素晴らしかったのに、この中途半端なハッピーエンドは何?いやいや花火大会でもうひと山でしょ普通に考えたら。元カノと前夫に出くわすとか。そのうえで再度二人の関係を問いかけるとかしないから甘すぎ>>続きを読む

警官の血(2022年製作の映画)

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まず狐狼の血を思い出す。テーマが全く一緒。だからってつまんなくなかったけど、まとめすぎてて最後とかよくわからない。後三十分尺があって良かった。

みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

3.7

前半ルーズ過ぎて不安になるけど後半から盛り返し、更なるラストスパートが見事。何より赤ん坊への眼差しが素晴らしい!最後、多幸感に包まれる。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

母親が主役の映画。進むほど母親に焦点が絞られていき、男のキャラが余ってしまってガンホは途中から活かしきれてない。全員が赤ん坊に好意的なのも切れ味が薄まった印象を残す。

夜を走る(2021年製作の映画)

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走ってないし、終わって無いやん。ピストルはなんやねん?カルトとかどうでも良いから兎に角走れ

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.5

面白い。キレ味抜群の短編が3本並ぶ。一部はホン・サンス、2部は初期のウェスアンダーソンを思わせ、3部はPASSIONの河井青葉と卜部房子、鉄板の二人。個人的にハッピーアワーと並ぶ位好き。

ひまわり(1970年製作の映画)

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ソフィアンローレンの美貌を堪能。観れて良かった。

親密さ(2012年製作の映画)

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電車や歩きで都と神奈川の境いを行ったり来たりするのがとても良い。電車に手を振る!第一部と劇中劇はシンクロしないが、山崎パンに勤務する男の空虚さが凄い。

PASSION(2008年製作の映画)

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わかったような解かんないような。
授業のシーン。浴室の扉越しのキス。煙突と通り過ぎるコンテナトラック。
カサヴェテスの模倣からの進化の過程が見て取れる。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.4

ぶっ飛んでる!なんだろう、映画の成功とは脚本の効率化が八割と信じてる自分を裏切る情念八割の傑作。簪とビンセントの筋肉!ドライブマイカーとはこの映画の事だった。

マヤの秘密(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

悪くないけど、サスペンスとして雑。最後もナチを撃つのは夫じゃなくてナチの奥さんだと思う。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.7

面白かったけど共感出来るキャラがいなかった。アルパチーノは、途中迄気付かないくらい、その変貌ぶりはさすが。

凍牌 〜裏レート麻雀闘牌録〜(2013年製作の映画)

5.0

色々驚いた。原作未読で全く知らなかったが、本作は素晴らしい。福本伸行を継承する世界観を闘牌シーンを中心に緻密に表現している。畑山の変貌なんて衝撃的だ。麻雀放浪記、若しくは狩撫麻礼、全盛期の福本伸行には>>続きを読む

母娘監禁 牝〈めす〉(1987年製作の映画)

5.0

うーん。つっこみどころ満載ちゃあ満載だけど前川麻子の魅力で押し通してる。破壊力満載の傑作

レイプハンター 通り魔(1986年製作の映画)

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ロケーションがグッド。+麻生かおりと榊真美、二人の魅力。

少女暴行事件 赤い靴(1983年製作の映画)

3.8

多くを望まず、古河の少年少女をリアルに描き、普遍的な瑞々しさを獲得している。

女教師 汚れた噂(1979年製作の映画)

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最初と最後。特に最初はキレがある。真ん中は自分探しの自分破壊でなんか面倒くさい。宮井えりなは良い。

狂った果実(1981年製作の映画)

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あんまり入ってこなかった。ちょいちょいいいシーンはあるけど、やっぱり童貞=美徳みたいなのが格好悪い

女教師は二度犯される(1983年製作の映画)

5.0

劣情とは何か?を突き詰めた傑作。とにかくやばいのはその劣情を最後に肯定してる事。

下郎の首(1955年製作の映画)

3.8

前に観てたなあ。その分冷静に観れた。冒頭がとにかく素晴らしいが、それ以降の構成が中途半端。サブキャラが面白すぎてご主人様を食っちゃってる。主従関係の偽善ぶりを徹底的に炙り出すのならもっとご主人様のキャ>>続きを読む

王将一代(1955年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ面白かった。坂田三吉の波乱万丈の人生を力強く描いている。なにより将棋が分からなくても、ちゃんと勝負を体感できる点が素晴らしい。まるでアクション映画のような迫力の演出と、棋士としての内面をリ>>続きを読む

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

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小津やん。今泉監督に以前程切れなく、果てしなくおじさん臭漂う。

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.2

取り急ぎ、最近だと「ドライブマイカー」より全然上。脚本は突っ込み所も多いけど、主人公の背負った葛藤に圧倒的なリアリティがある。そして最後の最後に主人公の本心を知れ、テーマへと繋がっていく。エンディング>>続きを読む