佐々木さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

佐々木

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ノマドランド(2020年製作の映画)

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BS世界のドキュメンタリーとかでいいんじゃね?
アカデミー賞受賞の大御所女優のノマド(ホームレスではなくハウスレス)体験記。それ以上はなかったなあ。

少年の君(2019年製作の映画)

4.3

いじめ✖️受験戦争の俗っぽい演出と主演女優の自然な芝居のコントラストが圧倒的。中国版「息もできない」。エンドロールは、中国以外ではカットして欲しい。興醒めにも程がある。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

家福と音の関係はついていけない。音役の芝居もしんどいしエロは痛いだけでうんざり。素晴らしいのはドライバーのみさき。母親との関係は、凄い。北海道!手話の女優も素晴らしい。サーブは、うーん、色がイマイチか>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。前作を超えようという意欲が特に脚本に伝わってくる。最後中村枝雀が殺されたのは引っかかったけど、エンディングにも作り手の思いが伝わる

明治一代女(1955年製作の映画)

4.0

歌舞伎役者役の芝居がずっとピンと来なかったが、最後の襲名披露で納得。多分本物の歌舞伎俳優だと思うが、最初に舞台の姿があったらもっと木暮実千代に共感出来たなあ。

関の彌太ッぺ(1963年製作の映画)

4.0

弥太っぺは十年後に「子連れ狼」の拝一刀になっていた。シンプルな脚本で離ればなれになった家族への情愛をあぶりだしている。

花札渡世(1967年製作の映画)

5.0

あー、久しぶりに寝なかった。成澤ノワールを堪能。梅宮と伴淳が笑いあってからのダークなシーン繋ぎが、もう切ない。「娼婦しの」と並ぶ傑作

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

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悪役がぶれてるから安っぽい娯楽で終わってしまった。なんか勿体ない。佐藤二朗と山本美月の下りだけはない方が良かったと思う。

惜春(1967年製作の映画)

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うーん。東京~関西方面を何度も移動するけど、移動するほど集中力を削がれる。次女のキャラも酷い。もっとぎゅっとこう、作品を引き締めるための紐こそが必要なんでは。なんちて。

死の十字路(1956年製作の映画)

4.0

サスペンスに引き込まれつつ、大坂志郎、芦川いづみ、山岡久乃など豪華わき役陣を堪能。山岡久乃がとにかくちゃんと死んでる!

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

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ゲームみたいな飽きさせない展開だけど、世界観がちょっとずつ都合よく上書きされて落ち着かない。

脱獄者の叫び(1953年製作の映画)

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台詞がいいなあと思ってたら、奥さんにぶっ倒されて、地獄の黙示録になってしまった。

高い標的(1951年製作の映画)

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結構混んでんなとか思ってたらいつの間にか寝落ち。ポンコツな自分にがっかり。またいつか観ようっと

必死の逃避行(1947年製作の映画)

3.5

負け試合だなーーて思ってたけど最後引き分けに持ち込んだかなぁ。

札束無情(1950年製作の映画)

5.0

キリっと締まった傑作。世界中の刑事物に影響を与えたんでしょう。俺的には関川夏央&谷口ジロー「事件屋稼業」を思い出した。

マックス、モン・アムール(1986年製作の映画)

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シネマヴェーラの大島渚特集ラスト。正直しんどかったわ!(笑)。

日本春歌考(1967年製作の映画)

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とりあえず観た。「新宿のロレンス」の宴会シーンが長い。全体的に音楽がこの雑な編集をめちゃくちゃ救っている。まあ、でも「少年」と並ぶ創造社時代の代表作だと思うし、大島渚を語る上でも欠かせない先鋭的な一本>>続きを読む

青春残酷物語(1960年製作の映画)

5.0

「NAKED YOUTH」と謳った英語圏の本作ポスターがシネマヴェーラで貼ってあった。まさにその通りだと思う。欲望むき出しに世の中にぶつかっていく若者の甘く切ない傑作。二日連続で観てしまった。

コントラ KONTORA(2019年製作の映画)

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寝落ち。表現しきれてない。監督に才能があるのは前作で実証済み。

マンディンゴ(1975年製作の映画)

5.0

なるほど。奴隷制度の時代を遠慮なく描いていて、感心した。我々が犬猫を買うように白人が黒人を買い、去勢避妊を考え、間違ってできた子供を殺す。リチャードフライシャーってやっぱ凄えな。

愛の亡霊(1978年製作の映画)

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吉行和子演じるせきが、堕ちて行く姿がリアル。話は中途半端だが吉行和子と藤竜也でとことんもっていく。山の古井戸には二度と近づけない。あーしんどい。

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.7

おっとー、オモロ!拾い物の一本。脚本がぶっ飛んでる。悪役が皆悪いし魅力的。ドローンが可愛い!

異端の鳥(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ドイツ軍登場迄は、世界観を探りながらって事もあり、ちと長い。でもそれからは納得がいった。少年役の子が素晴らしい。

キョート・マイ・マザーズ・プレイス(1991年製作の映画)

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京都と母と自分と。誰もが感じる故郷への愛憎。大島渚は最後まで理性的に語っていたがそれで良かったのか?

儀式(1971年製作の映画)

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桜田満州男。主人公の名前が凄え。それだけで腹一杯。節子と律子は何故に眉を剃る〜?どろどろし過ぎて本来クライマックスの結婚式から葬式の件が全く頭に入ってこん。

帰って来たヨッパライ(1968年製作の映画)

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大島渚の創造社時代らしい、ポリティックナンセンスコメディ。「日本春歌考」「無理心中日本の夏」の勢いそのままに観客を置いてきぼりにして、ひたすらに日の丸に喧嘩を売ってる。このころは脚本家も4人と多く関わ>>続きを読む

悦楽(1965年製作の映画)

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陰気なストーリーだが大島渚の演出家としての才気が迸ってる。男女の情愛を描くのがべらぼうに上手い。野川由美子のカッコ良さ!

太陽の墓場(1960年製作の映画)

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人生二度め。今村昌平の「豚と軍艦」とごっちゃになってた。本作では大島渚の才気は余り感じられ無い。公園のカップルのエピソードくらい。音楽が良く無い。

新宿泥棒日記(1969年製作の映画)

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ボーイミーツ新宿。
ボーイミーツガール。
ボーイミーツ唐十郎。
ボーイミーツ学生運動。
これらがバラバラに描かれ線へと繋がって行かないので散漫に終わる。従って紀伊國屋書店から新宿駅東口交番まで100メ
>>続きを読む

きまじめ楽隊のぼんやり戦争(2020年製作の映画)

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うーん。寝落ち。どっかで見たなぁが多め。キャラと語り口で誤魔化してるけど、結局普通。CGも白けるなあ

三つ数えろ(1946年製作の映画)

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マーロウ、二度目だけどまたも寝落ちしてしまった、、、。マーロウ、もっと簡単な話にしてくれ。38歳はサバ読み過ぎだよ、マーロウ。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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観た。エヴァ初めて。掴みは面白かったしサブキャラの女の子はみんな魅力的だけど碇親子に魅力なし。宇多田ヒカルが好きなのが良く分かった。

ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

3.3

話の転がし方、キャラ設定、ロケ場所のセンスが映画っていうよりテレビドラマって感じ。しっくりこなかった。何より主役が作家としては知性が足りない。キャバ嬢の方がよっぽど作家に見えた。あとお隣の旦那さんがひ>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

目に見えない階級らしき物に触れた衝撃と、それを中心に回る東京。居酒屋の汚れた便器を本気で嫌う階級に所属する門脇麦と、階級に振り回される水原希子。面白い。高級店の和菓子の包みを開けるように、ある種の日本>>続きを読む