junistoosexyさんの映画レビュー・感想・評価

junistoosexy

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ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.3

いっつもウェス・アンダーソンが描く世界観にノリ切れない。
ビル・マーレイがゆる〜くハマってたのとウィレム・デフォーが笑かしてくれたのは良かったけど。
あとデヴィッド・ボウイの弾き語りカバーも良かったか
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.8

フツーに楽しめたけど何故ブラピ?
そしてブラピの髪型あれでいいの?
まあ、元々ゾンビ物は苦手なんでブラピじゃなかったら観てなかったんでヨシとしようか。
クライマックスが地味だったけど。
走るゾンビは止
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新網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義(1972年製作の映画)

3.6

金子信雄や、宍戸錠、丹波哲郎、小池朝雄など、超大物が続々出てきてテンション上がる。
冒頭の刑務所で健さんが健さんの映画を観る遊び心でニヤっとしちゃう。
内容的にはいつもの展開に恋模様をプラスしたビミョ
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劇映画 孤独のグルメ(2025年製作の映画)

4.3

正月におせち食べながらダラダラ観るものだと思ってた井之頭五郎がまさか自分の理想の男性像だったとは。
他人の為に遭難してどこにいるのか分かんないのになお海辺で作ったサバイバル鍋に心を奪われるような生き様
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.7

あのジェイソンやフレディよりも先に誕生したレザーフェイスが登場する伝説的ホラー映画。
ゾンビより前だったとは。
レザー野郎は一匹狼かと思ってたら変態家族の次男坊だったのね。
ストーリーはあって無いよう
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ザ・ルーム・ネクスト・ドア(2024年製作の映画)

4.1

人生最後の瞬間を迎える手段としては自分の考え方に近いかも。
病気と闘って苦しみ抜いて力尽きるよりも、穏やかな状態で家族や友人にちゃんと別れを告げて死にたいなあ。
安楽死・尊厳死に対する議論が高まる世の
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新網走番外地 吹雪の大脱走(1971年製作の映画)

3.8

珍しくちゃんと網走刑務所が舞台。
冒頭の裁判所コントからの刑務所コント、なんつっても由利徹vs田中邦衛with健さんの面白さったら。
敵の囚人グループとの小競り合いの中、目下売出し中の谷隼人が死んでか
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G.I.ジェーン(1997年製作の映画)

3.9

なんつってもノリノリだった頃のデミ・ムーアが美しいしカッコいい。
男女差別とかセクハラパワハラ、議員による政治利用など色んなテーマをはらんでるものの、どれも中途半端なのが残念。
いっそのことエンタメに
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ルックバック(2024年製作の映画)

3.7

2人の夢と青春、友情、挫折、再生、喪失を瑞々しくも切なく儚く、そして美しく描かれていて思わず没入してしまった・・・んだけど、最終的に何だかよく分かんなくて。
そんな意味みたいなのを考えちゃう自分の感性
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リアル・ペイン〜心の旅〜(2024年製作の映画)

4.0

初めてのジェシー・アイゼンバーグ監督作品、まだそこそこ若いんだろうけど、こんな複雑で繊細な心の内側を、しかも重たい題材でまあまあ楽しく描いてるのに感心しちゃった。
しかも自分がツアー参加者になったよう
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アーサーズ・ウイスキー(2024年製作の映画)

4.0

相変わらずお洒落で可愛いお婆ちゃんのダイアン・キートン。
ファンタジックなお伽話かと思ってたら、自分らしく楽しむのに年齢なんか関係無いんだっていう人生讃歌で。
自分の中で大切なものって何だろう?って考
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地上より永遠に(1953年製作の映画)

3.9

デボラ・カーとモンゴメリー・クリフトの美しさが最大の見どころ。
デボラ・カーとバート・ランカスターのキスシーンはやっぱ美しい。
モンゴメリー・クリフト演じるプルーイットの行動にはイマイチ共感出来ないけ
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暗殺者(1995年製作の映画)

3.8

設定もストーリーも面白いんだけど、スタローン兄貴のせいというか、おかげというかB級臭が漂っちゃう。
もっとキャラの薄い役者さんで観たかったなあ。
でもスタローンじゃなかったらそもそも観なかったかも。
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ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル(2016年製作の映画)

4.0

問題児と偏屈爺さん、お互い自分勝手で悪態ついてたのが、ラストにはお互いを好きになっちゃうってのをニヤニヤしながら観てた。
問題児とは言ったものの、タイカ・ワイティティの描く子どもっていつもどこか温かみ
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恐怖省(1944年製作の映画)

3.8

こりゃヒッチコックだわ。
静かながら次々と予想してない展開が続く変なワクワク感がいい。
昔ながらのウィットに富んだラストは好き嫌いが分かれそうだけど自分はベタなのが好きなんでgood。
手掴みでケーキ
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君がいた夏(1988年製作の映画)

4.3

最後の方ずっと泣いてた。
なんでだか自分でも不思議。
ずっと忘れてたけど、想い出の中に、心の中に大切な人がいたんだ・・・って感覚、そしてその人の為に一生懸命になれるんだって気持ちは切なくもあるし羨まし
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新網走番外地 嵐呼ぶ知床岬(1971年製作の映画)

3.7

冒頭の赤いちゃんちゃんこや乗馬コント、飛行機コントからの人情&刃傷のシリアスに移行するっていう。
当時の激しい谷隼人売り込みモード、後にたけし城で隊長になるだなんて誰が予想しただろうか。
健さんvs安
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アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方(2024年製作の映画)

3.9

トランプよりもロイ・コーンに興味を持ってかれた。
前半の迫力あるカリスマ性と後半の弱りきった姿を演じ切ったジェレミー・ストロングに拍手。
セバスチャン・スタンの表情の演技もお見事で、最後の方はまるで本
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.1

幼い子を残して死んでいくしかない父親の苦悩は全く想像が出来ないけど、面倒をみてくれる人は完璧であって欲しいと願う気持ちは、そりゃそうなるよなぁって。
言ってあげたい事はいっぱいあるだろうに、まだ理解出
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セキュリティ・チェック(2024年製作の映画)

4.2

最後まで緊張感があって楽しめる。
どうなっちゃうの?自分ならどうする?とか考えながら没入しちゃった。
前半は静かにサスペンスフルな展開で、後半女刑事さんのカーアクションから激しくなってくる。
敵のおじ
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夕陽に立つ保安官(1968年製作の映画)

3.8

ほんわかした愉快な西部劇ラブコメ。
流れ者がふと保安官になってならず者から町を守るっていう、ありがちなストーリーながら主要キャラの魅力とゆるゆるした空気感で最後まで心地よく観られる。
ならず者一家のバ
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紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

3.8

マリリン・モンローの魅力爆発。
ナイスバディに美しい金髪、つい見入ってしまう。
タイトルは「金髪美女はダイアモンドがお好き」の方がいいのでは?
一番の見せ場のダンス曲「ダイアモンドは女の親友」でもいい
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新網走番外地 吹雪のはぐれ狼(1970年製作の映画)

3.6

健さん、キリスト教に改信!?
ハーフで異国情緒ある顔立ちってだけで起用されたんであろう岡田眞澄演じる神父さんに対し、いきなり「西洋坊主!」って言い放ってて吹き出した。
神父さんと粗野な前科モンとの異文
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モンキー・ビジネス(1952年製作の映画)

3.9

まあ面白かったけどね。
ケイリー・グラントが完全に三枚目で内容もドタバタ感満載。
設定は面白いけどバカバカしくて幼稚な展開なんで、今じゃマリリン・モンローが主役みたいな売り方をするしか無いんじゃないか
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I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

3.5

タイトルやジャケットからホッコリ爽やかなのを期待してたら、主人公の男の子が自己チュー過ぎてドン引いた。
イタい奴の心の成長物語・・・なのかも知れないけど全然共感出来ん。
観る側が温かい目で見守ってあげ
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.8

単純に楽しい。
爽やかなラストもいい。
ロック様は何をやらせても絵になるし、ジャック・ブラックはいつでも面白い。

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

4.1

インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイアのコメディ版、的な。
ドラキュラや狼男、ゾンビ達がそれぞれグループ行動してて時々イベントで集まるっていう世界観が面白い。
さすがにフランケンは一匹狼だから入れらんなか
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網走番外地 吹雪の斗争(1967年製作の映画)

3.7

シリアスな話になったせいか、主力の登場人物が大きく変わり超大物俳優が揃ってテンション上がるんだけど、由利徹のコントが無くなったのは残念で仕方ない。
安藤昇が出てきたらコミカル要素は入れらんないか。
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プロフェッショナル(1981年製作の映画)

3.9

ベルモンド作品にしてはシリアス。
若干雑な展開ではあるものの、カーチェイスなど〝らしい〟ところも。
ロン毛の若手刑事がベルモンドのトリックにハマってミス連発するも最後にきっちり仕留めた結末にお口アング
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ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

3.8

アラン・パーカー監督でオリヴァー・ストーン脚本だなんて、そんな贅沢な作品があったことにビックリ。
自業自得ではあるんだけど、軽い気持ちでやった事の代償が大きいなあ。
海外で、しかもちゃんとしてない刑務
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サラの鍵(2010年製作の映画)

4.1

ホロコーストの中でもフランス警察がユダヤ人を一斉検挙してた話を題材にした映画をそのフランスが作ったって意味では大変に意義深い。
過去と現在を行き来しながら真実が少しずつ明らかになる展開は、観てるこっち
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.6

夜の街のネオンがまるでブレードランナーみたい。
一番の見どころはにんじゃりばんばんが流れてて信州味噌の看板を掲げてる変な寿司屋さん。
スタイリッシュな格闘が魅力のシリーズなんだけど、肝心のキアヌの身体
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国際諜報員ハリー・パーマー/三重取引(1994年製作の映画)

3.3

ストーリー的には悪くない気もするんだけど、肝心のハリー・パーマーが全然イケてないのよ。
このシリーズは若いマイケル・ケインのクールでカッコいいキャラが魅力なのに、すっかりおじさんになって、髪型もありゃ
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.2

タイカ・ワイティティ監督らしく笑って泣けて心に残る映画。
実話だったって事とアメリカ領サモアってのがある事にビックリ。
ダメチームにダメ監督が来て互いに成長するっていうありがちな設定ながら、ユルくて個
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茶飲友達(2022年製作の映画)

4.0

超高齢化社会での性欲問題は難しい。
文字通り「心が生きる欲求」、寂しさだったり心の繋がりを満たすだけなら、自治体や介護施設とマッチングビジネス業者、趣味サークルなんかの連携である程度カバー出来る気もす
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.9

なんか見覚えあるなーと思ってたら「幸せなひとりぼっち」のリメイクなのね。
多才なトム・ハンクスだけど、こういう偏屈親父の演技は特に上手いなー。
元の作品でも感じたけど、亡くしたとはいえ愛するヒトがいて
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