ルモさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ルモ

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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.1

久しぶりの何度目かの鑑賞。
公開当時における近未来の風景、とりわけ建物の中のインテリアは、レトロフューチャーとも違い、今見てもなんだか未来感があって好き。
コロヴァミルクバーで、ミルクではなくてカクテ
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マシニスト(2004年製作の映画)

3.0

究極の不眠症男が謎の男や周りの何かしらに追い詰められていくスリラー映画。
感の悪い僕でさえ大体のオチが見えてたのですが、それでもそこそこ楽しめました。
多分そういう謎解きを楽しむのではなくて、そういう
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.0

キューバからマイアミにやってきた男が麻薬王としてのし上がり崩壊していく様を描くアメリカ版暴力団映画。バイオレンス映画ですが、少しエグ目なのは最初の方のチェーンソーでの拷問シーンぐらいで、それも具体的に>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

4.0

バカンス先で謎のドッペルゲンガーの恐怖に立ち向かう一家の2〜3日ぐらいの事を中心に、主人公の幼少時代の事をちょいちょい挟みながら進んでいく、じんわり怖く、たまに少しだけ血がでる最近型ホラー映画。 
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ソラニン(2010年製作の映画)

3.3

学生時代から付き合いのあるバンドマンの彼氏と同棲している主人公の絶望と再生のサブカル系青春映画。漫画原作のこの映画、公開から随分経ちますが観るのは今回が初めて。音楽系青春映画は、自分のその頃に戻りたく>>続きを読む

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.0

未来のどこかの街、住民一人一人が政府に管理された世界で夢見がちな主人公がそんな歪な社会から逸脱し、幸せをつかもうとすSFディストピア映画。

随分前に見て、その時は退屈で今になって想えばその頃はまだま
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重力ピエロ(2009年製作の映画)

3.8

容姿端麗、芸術、スポーツの才能に恵まれた弟と平凡な兄の仲の良い兄弟と優しそうなお父さん、既に亡くなってしまった美しいお母さんで構成される最強の家族が主人公グループの温かいヒューマンサスペンス映画。
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アップグレード(2018年製作の映画)

4.6

何年かわかりませんが、そこそこ未来のお話し。お金持ちの車は自動運転で、警察はセキュリティの為にドローンを町中に飛ばしてます。その他、都市部の高層のビルはそれなりの未来感、高級住宅の家電はロボット化が進>>続きを読む

アンセイン ~狂気の真実~(2018年製作の映画)

3.0

ストーカーに悩む、強引に精神病棟的なとこに入れられたヒロイン。果たして彼女のストーカー問題は真実なのか?それとも彼女の妄想なのか?
ストーカーが、文春とゴキブリと同じぐらいに嫌いな僕ですから、宣伝コピ
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美女と液体人間(1958年製作の映画)

3.0

昭和中期の東宝「変身人間シリーズ」第一弾。先に2作目の電送人間を見たのですが、女性が「あれー!」と叫ぶ様な恐怖に慄くシーンは本作の方が多め。電送人間と変わらず、昭和レトロな街並みのカッコ良さは最高。水>>続きを読む

田園に死す(1974年製作の映画)

3.9

恐山の麓で母親と2人暮らしの少年目線の物語。所々に幻想的なシーンがあり夢の中の話の様なのですが、それでいて順次良く進んでいくので、話がとっ散らかる事もなく普通についていけるほんのりアバンギャルドなAT>>続きを読む

ブルー・マインド(2017年製作の映画)

3.0

転校したての高校生の少女が初潮を機に変態していくスイス製ダークファンタジー映画。
変態と言うのは公開からのキャッチコピーから引用です。更にホラー映画という触れ込みですが、ホラーの要素はない様に思います
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電送人間(1960年製作の映画)

3.0

怪しげなジャケ写に誘われて観た一作。1960年の日本、戦後のドサクサで横領しようとした上官に刃向かい生き埋めにされそうになった軍人が一緒に生き埋めにされそうになった博士が開発した電送装置を使い復讐する>>続きを読む

青春の殺人者(1976年製作の映画)

3.8

親に用意してもらったスナックを彼女と営む青年が文句を言いに帰った実家でカッとなって両親を殺してしまい、それからグダグダするはなし。
実話をベースに脚色したストーリーはどうしようもないボンクラ息子の独り
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.5

その力で世界征服を企む悪玉超能力者と、それを阻もうとする元浮浪者超能力者の対決を少なめだがそこそこ強めのグロ模写挟みながら展開するSFスリラー。
80年代の映画なので良い感じの特殊メイクで超能力者にオ
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ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

2.3

強盗後の逃走の際に立ち寄った空き家の元雑貨店のシャッター郵便口から投函される手紙は30年ぐらい前からの悩み相談だった。
本人達は時間旅行しないタイムトラベル物です。
原作読んで泣きそうになったという知
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ペット 檻の中の乙女(2016年製作の映画)

4.5

地味色のチェック柄のシャツがよく似合うダサ男が偶然に高校の時のアイドル下級生にバスの中で出会ってからストーカーになり彼女を監禁する…、ここまではジャケ写通りの展開です。
監禁物は苦手なんですが、これは
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ゾンビ・ホロコースト(2014年製作の映画)

1.9

ゾンビ映画の撮影中に本物のゾンビが出てきて大騒動のジャンルで言うならホラーコメディ映画。映画の中のセリフで言うならホラディー映画。
主人公のオトコがクズ過ぎて、その上笑いのツボも自分に合わず、退屈な映
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ジーパーズ・クリーパーズ(2001年製作の映画)

3.2

姉弟の2人が帰省の途中の田舎道で謎のトラックに追われたのをきっかけに恐怖の1日ぐらいを過ごす羽目になってしまうホラー映画。
とにかくこの弟が顔、言動、行動、その他のどれを取ってもパーフェクトにウザい男
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ネイバーズ(2016年製作の映画)

3.5

違法に車のナンバープレートを交換する仕事を営む男が外出中に自分の彼女がいなくなり、何者かに拉致されたのか?と話が進む犯罪系スリラー映画。
前半はゆっくりとしたテンポながらオープニングのスタイリッシュな
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残酷で異常(2014年製作の映画)

3.0

妻を誤って殺して死なせてしまった男が陥ったタイムループの渦の物語。
タイムループ映画っちゃあタイムループ映画ですが、タイムトラベル映画好きとしてはタイムループ映画の枠からは少しズレてると思う。
どちら
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湿地(2006年製作の映画)

3.0

悪臭漂う部屋で殺されたオッサンの犯人を探すうちに過去に封印された事件が明るみになり遺伝の病気の悲劇の連鎖のなんやかんやのアイスランド製ミステリー映画。あまり聞き慣れないアイスランド人の名前で、名前だけ>>続きを読む

フローズン・ライター(2011年製作の映画)

2.2

スランプてか1作目のヒットがそもそも盗作のライターが現状打破のために古びた精肉工場の冷凍室に篭り一作仕上げたろと思いついたまではまだ良かったが、何故かそこに5日間閉じ込められて無い頭で色んなストーリー>>続きを読む

ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.0

美しい少女がアブノーマルな母親に写真のモデルにされ、やがてヌードも撮影する様になり、そこそこ堕ちていくお話。
狂気的な程に身勝手で自分の娘を自分の名声の為に利用する最低母さんを演じるのはイザベル・ユペ
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バタフライ ルーム(2012年製作の映画)

3.3

タイトルとフライヤー画像で選んで観ましたが良かった。
一人暮らしの老女が娘の様に半ば自分勝手なほどに大事にする少女に忍び寄る、その老女が隠し持つ狂気を描くサイコサスペンス。
後で調べるとホラー映画で活
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

2.5

ある事がきっかけで人生がシュッと変わるエピソードを集めたオムニバス映画で、世にも奇妙な物語的なやつ。1番目の飛行機の中のエピソード以外はどんでん返し的な話はなくて、びっくり度というかスリラー的な要素は>>続きを読む

ショート・ターム(2013年製作の映画)

2.8

訳あって親と離れて暮らすティーンエイジャー達の施設でケア主任を務める主人公の女性と、その恋人でもある同僚、その他のスタッフと施設に住む少年少女達の話し。
心を痛めるほどの陰湿さは無く、夜のシーン以外の
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ロストパラダイス・イン・トーキョー(2009年製作の映画)

3.7

知的障害者を兄に持つ男と、その兄の為に男が呼んだデリヘル嬢の3人の生活と、その3人にまとわりつく過去の事件と楽しいはずの将来の夢。
デリヘル嬢の収入で将来の夢を見る地下アイドルを演じる内田慈さんと後半
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サプライズ(2011年製作の映画)

3.3

両親の結婚何周年かのお祝いで集まった兄弟たち総勢10人ぐらいが突如謎の殺人集団に襲われ、一人ひとり続々殺されていく中、必死に反撃する1人の女。
最近ちょくちょく見かけるイメージの動物のマスクの集団に襲
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

1.9

インド有数のカシコ大学に通う頭のキレる賢いオトコと、それに付く落ちこぼれ2人の3人組が1人の融通の効かないダサい男子を大衆の前で恥をかかせたり、酔った勢いで学長の豪邸に忍び込んだり、夜中の学校に忍び込>>続きを読む

エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

3.0

エイプリル・フールの日の嘘をつく人たちの1日の群像劇。
無理矢理笑わそうとしてくるのですが、そのほとんどはスベり気味で大して面白くなく、ほとんどの登場人物の嘘にも入り込めません。
ただ、寺島進さんのス
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ヒッチハイク・キラー(2015年製作の映画)

3.6

ヒッチハイクでフランスの田舎を旅するイギリス男が同じくヒッチハイクする女性と知り合い一緒に乗せてもらったオッサンの家に招かれたが何やら怪しい雰囲気満載で、最近この辺りで頻発しているシリアルキラーの家な>>続きを読む

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.8

久しぶりにご飯食べながら観ました。
BR法という悪法で1年に1回、全国の中学校から無作為に選ばれた3年生の1クラスが生き残りの1人を目指すデスゲームに駆り出される事になってしまった日本で、そのクラスに
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神様なんかくそくらえ(2014年製作の映画)

3.0

ジャンキーホームレスのべっぴんさんが小汚いホームレス男に恋をして振り回される話。ホームレス時代にスカウトされた主演の女優さんの実話的映画。
主演女優さんは美しいのですがその他は、たまに小汚い女が出る以
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インターセクション(2013年製作の映画)

3.0

ハネムーンでモロッコに来た金持ち夫婦だったが実は嫁は夫を砂漠の真ん中で浮気相手の協力を得て殺害する計画だったが、その浮気相手のおっちょこちょいが原因で事故を起こし、計画が狂い護送中の凶悪犯やら訳あり女>>続きを読む

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.0

完全犯罪を目論んで殺害した妻が死体安置所から消え右往左往する少々ドジなオッサンを描くスペイン映画。
ここまでの予備知識だけで見始めると、ゾンビ系ホラーか幽霊系オカルトか、はたまたサスペンススリラーか判
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