ゆうこりんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ゆうこりん

ゆうこりん

映画(157)
ドラマ(331)
アニメ(0)

ニューヨーク 最高の訳あり物件(2017年製作の映画)

3.0

40歳になった妻を立て続けに捨てたゲス夫。慰謝料の家に二人で住むことになってしまった妻達の喜劇のような悲劇。ん?悲劇のような喜劇かな。元妻のマリアの気持ちをもっと知りたかった。彼女の気持ちや想いが判る>>続きを読む

パピヨン(2017年製作の映画)

3.8

苦手なハラハラドキドキ作品。
人を人と思わない流刑地に無実の罪で送られたパピヨン。彼は何度も何度も挫ける事なく脱獄を続ける。自分なら辛い思いをするならば死を選ぶと思いながら観ていたけど、諦めないパピヨ
>>続きを読む

アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.8

突然に母を失ったアマンダと突然に姉を失ったデイビッド。そんな非日常的な出来事があったにも関わらず淡々と流れる日々がリアルに感じる。お互いに無くてはならない二人の関係がとても心地良い。お話は彼らの生活の>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.5

観始めてから気付く。エルトン・ジョンの歌って“Your Song”しか知らない。。。でも、数々の歌を聞くとエルトンの偉大さは納得。
アルコールやドラッグ中毒になった事を両親のせいにしている感じを受けた
>>続きを読む

パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

3.5

嘘から始まる恋、ベタだわ〜。ただ、主人公がもっと若いと思っていたから50歳のちょい悪おやじでビックリ。
大人の二人だからこそと思えるシーンもあったし二人の恋はとても素敵だったけど、50年も嘘まみれで女
>>続きを読む

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.0

なんだか、とても考えさせられる映画だった。
男女差別を無くすために戦ったお話。たった50年前のアメリカでは女性が家を守る存在だったとは!優秀な女性でさえ思った職を得られないなんて。
女性が男性がと性別
>>続きを読む

たちあがる女(2018年製作の映画)

3.5

こんなに中年のおばさんが格好いい映画ってあったかしら。ジョディ・フォスターがこの役をやりたい!って思ったのも当然だなぁ。私も自分の信念を貫くハットラを見習って頑張らねばという気持ちにさせられる。
アイ
>>続きを読む

ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

4.0

なぜ、この邦題になったのか。メアリーのお話なのに。。。歴史が苦手なのでメアリーが処刑された経緯をなんとなくしか知らなかったけど改めて知りたいと思わされる魅力ある人物として描かれていた。エリザベスとメア>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.6

黒人警官が白人と偽ってKKKに潜入するなんて“そんな馬鹿な”って思ったけど意外といけるもんだ。
白人至上主義者が黒人やユダヤ人を目の敵にする事が理解出来ず、理解の出来ない事は不安にさせられ恐怖を感じる
>>続きを読む

バンブルビー(2018年製作の映画)

3.8

トランスフォーマー“ゼロ”って感じかしら。記憶を無くし怯えるビーが可愛い。吹き出すシーンが満載。
マーク・ウォールバーグが主人公になってから今ひとつバッとしなかったけど、この作品の主人公が若い方が良い
>>続きを読む

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.6

レディースデーなのに生理用品のお話なのに男性の観客が多くて驚き。サクセスストーリーだからかしら。
2001年なのに生理になると穢れると外で生活し、学校にも行けない。先進国で無いと、そんなものなの?!!
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

心が暖かくなる作品だった。クスッと笑える場面とジーンと心に染みる場面で出来ている。
人は殴るは嘘ばっかつくは粗雑で本能のままに生きているようなトニーと繊細で才能溢れるのに黒人であるが為に自分を押し殺し
>>続きを読む

メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.5

子供の頃に読んだ“フランケンシュタイン”。どちらかと言うと大人になってから観た映画の方が印象深いけど、あの作品が女性の手によるものだったとは知らなかった。あの時代の女性の苦労を考えると底が知れない。>>続きを読む

テルマ(2017年製作の映画)

3.5

派手に怖い映画を期待して観たんだけど地味に怖い映画だった。
美しい映像とジワジワと何か逆立てられるような演出が背筋をゾワゾワさせられる。
考えれば考える程に迷宮に迷い込んだような錯覚に陥る。
わー、何
>>続きを読む

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.0

“スプリット”観てないし“アンブレイカブル”は遥か彼方の為、「???」が多かったけどシャマランらしい作品と言う認識は強い。
エンディングにアンブレイカブルのシーンが映る。息子役のスペンサーの子供の時の
>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.5

スターへの階段を登るアリーと酒とドラッグで階段を転げ落ちるジャック。二人はお互い無くてはならない存在で有りながら干渉せざるを得ない。追い詰められるジャックの行動が切ない。
レディー・ガガの歌が上手さは
>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.3

ルーニー・マーラのリスベットの印象が強すぎて一瞬、違和感。前作を観てから原作を読んだから余計にそうなってしまったかも。クレア・フォイ演じるリスベットの方が人間らしく主人公としては好きかな。有名な俳優陣>>続きを読む

マダムのおかしな晩餐会(2016年製作の映画)

3.5

予告のせいでコメディかと思いきや馬鹿なお金持ちに翻弄される可哀想なメイドのお話。あの手の差別に疎い生温い日本に生まれて良いやら悪いやら。
ラストで悲しみの表情から吹っ切れた彼女の清々しい表情を見て、何
>>続きを読む

マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.5

始めは主人公が利己主義過ぎて見えて共感出来なかったけれど彼女が19歳と判ると納得、そこからは心から応援出来た。
個性的な主人公以外もかなり個性的で魅力的。特に出番は恐ろしく短いけれど嘘つきのお隣さんが
>>続きを読む

おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)

4.0

キアヌ・リーブス演じるフランクとウィノナ・ライダー演じるリンジー、お話はほぼ二人の会話で進んでいく面白いスタイル。この二人が個性的過ぎる変わり者で毒舌吐きまくる。少し引き気味で二人の会話を眺めていたけ>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

予告が気持ち悪かったので敬遠してたら友達から推薦を貰い観る事に。
主人公エディが姑息な事をして仕事も恋人も失う。いや、それ絶対にやっちゃいけない事だから。ただ、そんなエディだからこそヴェノムと共存でき
>>続きを読む

くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

3.0

大好きなチャイコフスキーのくるみ割り人形が楽しめると期待したんだけど期待外れ。もっとチャイコフスキーの音楽を聞きたかった。
お話も何度もあくびが出て眠くなるし、子供の見るものかな。ヘレン・ミレンとモー
>>続きを読む

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.0

パレスチナ難民問題や中東問題と言う私の苦手分野がバックボーンになっているので意味がほぼ分からないのに引き込まれてしまう奥の深い作品。
主人公の二人の子供の喧嘩のような争いがどんどん大きくなり後に引けな
>>続きを読む

かごの中の瞳(2016年製作の映画)

3.0

目の見えない主人公の視覚の表現と不快な音の表現が主人公の置かれた不安な状況を上手く表わしている。
ただ伏線と思わせる場面が今ひとつハッキリしなかったり残念な場面がいくつか。
目が見えるようになった途端
>>続きを読む