kakashiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

ストーリー展開は想定の範囲内にも関わらず、制作側の思惑通りにいちいちドキドキ、ハラハラ、ホロリとまんまと気持ちを持ってかれる。
歳取ってきたトムクルーズ、カッコいいと思うようになってきた今日この頃。

THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

4.2

素人をスパイとして北朝鮮ビジネスに潜入させるドキュメンタリー。
ドキュメンタリーとは言うものの、どこを切り取っても胡散臭さここに極まれりでリアリティさが欠落しているのは、さすがノースコリア?
ある意味
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ホリデイ(2006年製作の映画)

3.6

パートナーのリクエストで鑑賞。
昔見たおぼろげな記憶はありながら、ストーリーを全く覚えていない系。
正統派、安定のラブロマンス作品。わかりやすいストーリーラインで展開は容易に読めてしまうけど、見終わっ
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あなたを見送る7日間(2014年製作の映画)

4.0

昔ファミリードラマを見ることはほとんどなかったけど、歳をとったせいか最近よく見てるなぁ…
父が亡くなったことで、久しぶりに家族全員が顔を揃えることに。母親と、それぞれ事情を抱えた四人の子供たちの人間模
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

・サムライミ色の強いドクター・ストレンジ。
・予告編に少々ミスリードされた感あり。
・ドクター・ストレンジシリーズではあるけど、内容的にはワンダとアメリカチャベス要素強め。
・ドクター・ストレンジの人
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エンドレス 繰り返される悪夢(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

韓国のタイムループサスペンス作品。

主人公がアメリカでの仕事を終えて空路で韓国への帰途についているシーンから始まる。空港に到着し、誕生日の娘との待ち合わせ場所に向かう途上で交通事故に遭遇するが、その
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.8

ペイドバックで興味を持ったジョンマッデン監督作品を連続鑑賞。
アメリカ議会での銃規制法案採決に関わるロビイストの話。

スリリングな展開の続くストーリーは面白いが、ある意味想定の範囲内。文字情報のみの
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ペイド・バック(2010年製作の映画)

4.2

フォロワーさんのレビューで、興味をひかれて鑑賞。
モサドによるナチス残党狩りに隠された事実とは…という設定のサスペンス作品。フィクションです。
最初から最後まで気の抜けないスリリングな展開と、それを支
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.8

ウェスアンダーソンの様式美が詰め込まれた作品。
ウェスアンダーソンファミリーおなじみの面々(ウィルソン三兄弟が出演)が淡々と演じる飄々としたエピソードは、(ワンコが犠牲になるのを除き)どれもクスクス笑
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フランクおじさん(2020年製作の映画)

4.2

ゲイとしてカミングアウトすることが受け入れられなかった1970年代のサウスキャロライナの片田舎(と、NY)が舞台のLGBTQな作品。
どこかノスタルジックな絵面や全体的に暖かめなトーン(ウォーリーの存
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.6

妹に頼まれて、甥を預かることになったジャーナリストのジョニー。あまりにもぎこちなかった関係が、さまざまな出来事や、やり取りを経て大切な絆をはぐくむまでに変遷する二人の成長物語。
ホアキンフェニックスの
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タミー・フェイの瞳(2021年製作の映画)

4.3

実在のテレビ伝道師夫妻のお話。
タミーフェイは奥さんの名前。

昔アメリカで、特に日曜日にテレビのチャンネルを回すとしばしば大掛かりな伝道番組を目にしたけど、こう言ったバックストーリーがあったのねと最
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.2

スリラー・サスペンスだが、中盤以降変にニヤッとしてしまう。面白かったけど、このなんとも言えない居心地の悪さよ。

同じロザムンドパイク主演のパーフェクトケアを見た時に感じたのと似たような不愉快感。一筋
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目指せメタルロード(2022年製作の映画)

3.4

高校生3人がメタルバンド結成を通じて成長するおはなし。
デトロイトメタルシティや、ユーロビジョンのようなおバカ系作品を勝手に想像していたけど、むしろオーソドックスな青春映画作品。
個人的に作品全体とし
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トップガン(1986年製作の映画)

3.4

来月続編公開、パートナーが見たことがないということでお付き合い鑑賞。
若きトムクルーズ演じるマーベリックの友情と恋愛と成長の物語。

公開当時フライトジャケットやドッグタグ流行ったなーとか、ベルリンの
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.5

楽しみにしていたファンタビ第三弾。
グリンデルバルドがジョニーデップからマッツミケルセンにすげ替えられたが、マッツミケルセンなグリンデルバルドもスタイリッシュで全然ありな印象(個人的に、ジュードロウと
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.4

フォローしている方たちの評判がいいのでクリップしていた作品。ネトフリに来てたので鑑賞。
ストーリー序盤の振り&タイトルとで色々と予想はついたのだけど、ラストはそうなりましたか…と少々不意をつかれる展開
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アネット(2021年製作の映画)

3.1

初カラックス作品。最近わるーい役柄を演じることが多いアダムドライバー目当てで鑑賞。
走り出しからのロックミュージカルなノリとアダムドライバーの演技は期待通りだったが、残念ながらストーリーが響かず、自分
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モービウス(2022年製作の映画)

4.2

評価が分かれているようだが、ジャレッドレト 、マットスミス 、ジャレッドハリス といった個人的に気になるキャスト多数、ダークな雰囲気とアクションシーンの映像表現が自分好み、オリジナルストーリーへの無知>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.6

ギレルモデルトロ監督作品らしい居心地の悪さたっぷりの映像&ストーリー。
クセの強いキャスト陣が演じるクセの強いキャラは皆かなりのインパクト。
終盤にかけてのブラッドリークーパーの真に迫る演技がなかなか
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.2

明日に向かって笑え!良いキャプション👍
じんわりほのぼのなジュードヒル君の演技が輝いている✨使われてる楽曲も良い。パパとママのエバーラスティングラブなダンスシーンのキラキラ感もなかなか!

スタートレ
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.2

伝えようとしてることはわかる気がする(気がしてるだけで、あるいは分かってないのか!?)けど、ジョンFドノヴァン同様、残念ながらあまり響かず。
リアル友人な俳優陣を起用したという、昔からの仲間ノリなシー
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ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)

3.6

メジャーどころの役者多数出演のとても分かりやすいエンタメ作品。
色々と疲れた時に、何も考えずに楽しむのに良き。博物館の夜間警備員のお仕事、大変だけど面白そう!なんて。
ショーンレヴィ監督作品は気持ちが
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ブラック・クラブ(2022年製作の映画)

3.0

世界情勢が情勢だけに、戦争シーンについては妙な現実感を伴ったインパクトがあった。
序盤の走り出しは良かったストーリーだが、主人公の言動が衝動的すぎて次第についていけなくなる展開。
家具について語り、ア
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ナショナル・トレジャー(2004年製作の映画)

3.2

友人との会話の中で話題になり、インディージョーンズ系の作品を期待しての鑑賞。
謎解きやアクションはまあまあだが、勝手に自分が一番期待していた冒険要素が今ひとつな印象。
アメリカの小学校の歴史の授業向け
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KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

4.0

原作は未読。
しょーもなーって思うようなネタ満載の内容を、伊藤英明はじめとする錚々たる面子が真剣に演じる様をずっとニヤニヤしながら見続けられる。気分もしっかりと弛緩させてくれるこの手の作品好きです。
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

4.2

軽いノリで見ることができる、タイムトラベルなSFヒューマンアクション作品。
最近この手の親子ものに泣かされるのはきっと歳をとったせいか…
嫌いじゃないけどあまり得意でないライアンレイノルズだが、ショー
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.5

トロントのチャイナタウンで、古くからの家のしきたりに従って(母)親の期待通りの優等生として家庭や学校生活を送っているメイが主人公。そんなメイも思春期を迎え…というストーリー。
「自分解放エンターテイメ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.2

飲み食いの騒音やスマホの明かりなどの相変わらずの隣席運の悪さを抜きにすれば、暗澹と重いストーリー展開にニルヴァーナのSomething in the way、ロバートパティソンのバットマン、ポールダノ>>続きを読む

The Hand of God(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

様々な日常の断片を繋ぎ合わせながら、
サッカーと叔母に憧れる思春期の青年が、突然の親の死による喪失や苦悩を経て大人としての自我に目覚めていく様子を描き出す。
雑多なシーンが連々と流れる作品はあまり得意
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クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

2.8

ヤングアダルト向きのゴシックホラーファンタジー?
滑稽で不愉快なホーンテッドマンションのような作品。
個人的にハマり要素が見出せず残念。

ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

4.0

面倒臭いおじさんの話かと油断させたられところで、後半のあの展開。なんかやられちゃいました。
ジムブロードベントは本当にこういった役がぴったりハマる👏👏👏

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.2

時代の変遷もあり、同じくNYの移民がテーマになっていたインザハイツに比べるとストーリー自体は個人的にそこまで響かなくなっていたものの、ミュージカルの王道作品であることに間違いはなく楽曲&ダンスは◎。ア>>続きを読む

インフィニット 無限の記憶(2021年製作の映画)

3.0

前世の記憶と能力もって輪廻転生を繰り返すインフィニットたちが、ビリーバーとニヒリストに分かれて戦うというストーリー。
マイケルウォールバーグらキャスト陣はアクション頑張ってるしコンセプトはすごく良いの
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プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

4.0

アパルトヘイト下の南アでチラシ爆弾をばら撒いた罪で刑務所に入れられた主人公とそのツレの脱獄ストーリー。実話がベース(作中の面会シーンで、本人も囚人役としてカメオ出演している。)。
目視などによって試行
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囚われた国家(2019年製作の映画)

4.2

地球がエイリアンに侵略されて9年経った2027年のシカゴが舞台。
与えられる情報が限定的だったり、エイリアンとの派手な戦闘シーンがあったりするわけではないため、ある意味見る人を選びそうな作品。
抑圧感
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