かっこさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

地獄の黙示録・特別完全版(2001年製作の映画)

3.5

これは名作、大作。

戦闘シーン、CGが無い時代にこれか!
やっぱりナマモノじゃないと伝わらない迫力ってあるよな〜。
後半のトリップ感、軍人の苦悩とラスト。

オフィシャル・シークレット(2018年製作の映画)

3.0

キャサリン・ガンの正義感と勇気と行動力。
その重圧やらなんやらが伝わってきて辛い。
辛いっていうことは正しく表現できているってことなんでしょう。
恥ずかしながらこんな人物がいたことを知らなかったのでお
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もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

3.5

SFコメディ。
アダム・サンドラー!笑いどころ多し、でも笑いだけじゃない。
序盤のアメリカンハチャメチャコメディから
後半は手痛い自業自得と教訓の世界へ。
ラストは感動。

序盤はともかくとして、後半
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

2.5

DCEU、アメコミ映画らしさは感じない。
テーマ性はあるのかもだけど…面白さに繋がってない気がする。
マーゴット・ハーレイの人気に引っ張られすぎでは…?とまで感じる。

ビジュアル、演出、諸々のカワイ
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お名前はアドルフ?(2018年製作の映画)

3.0

爆笑!まではいかずとも、クスッと笑えるブラックなシーン連発。
怒涛の会話劇に圧倒されて、舞台劇のリメイクというのにも納得。
大の大人達が感情振り回されてワーワーギャーギャー言ってるの観てたらこっちまで
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バルーン 奇蹟の脱出飛行(2018年製作の映画)

3.5

このタイトルで、ジャンルがスリラー?と「?」状態で鑑賞したけど、
東ドイツの陰のある緊張感たっぷり、さらにテンポのよい展開で2時間強があっという間。
そんなに話題になってないし期待せずに観たけど、思わ
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.0

色々と新しい要素を加えて苦心してるけど、前作の焼き直しなのは否めない。
あと、おじいちゃん達が全然状況を理解してくれないくだり引っ張り過ぎ…。

それでもサラッと楽しく観られます。
ロック様たちの配役
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グレース・オブ・ゴッド 告発の時(2018年製作の映画)

4.0

カトリック神父たちの児童虐待、その告発を被害者視点で描く。

このテーマを聞いて真っ先に思い浮かぶのが『スポットライト 世紀のスクープ』
『スポットライト』はマスコミとして教会に迫る記者たちの奮闘を描
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ランダム 存在の確率(2013年製作の映画)

2.5

SFスリラー。接近した彗星が原因?のSF的事象に巻き込まれた8人の男女。
設定好き!これは考察とか読みたくなるやつ。
気づいていない伏線回収とかあるはず。
全体像が見えてくる終盤、緊張感の高まる展開、
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.5

のんびりした黒人社会と、同じ街で暮らすマイノリティたちを音楽混じりにオシャレに描いたかと思えば、急転直下で絶望の悲劇へ。

中盤までのカラフルでリズミカルでユーモアたっぷりの日常は
愛すべき黒人社会、
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.0

ザ・問題提起。
熱血図書館マンが極寒に悩むホームレスたちの窮状にいても立ってもいられず奇跡を起こす!的な
ちょっと浮世離れした「イイ話!」かと思いきや、もっと真面目で現実的な作品だった。
邦題やポスタ
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.5

イカれた世界観のイカれた恋愛を巡るブラックコメディ。
シュールで面白かったです。
過度な説明は無いけれど、それがまたシュールでブラックな笑いを引き立たせる。
登場人物がみんなイカれてる感ありますが世界
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死の谷間(2015年製作の映画)

3.0

静かで自然豊かなディストピア物。設定好きです。

ポスターには「衝撃のSFサスペンス」の文字が踊るけど、SF感もサスペンス感も薄め。
基本的に自然が美しい谷間で、人間の内面を描きながら静かに展開してい
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未来を乗り換えた男(2018年製作の映画)

3.0

WW2設定の作品をこんな形で現代に持ってくるとは…。ちょっと強引。
そのままWW2としても観られるし、排他主義や極右政党が勢いづき、難民問題に喘ぐ現代ヨーロッパの暗示としても観られる。
街並みは現代だ
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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

3.0

やっぱり「どんでん返しの名作!」みたいな文句を先に見てから鑑賞するのはよくないなと思う。
展開が読めてしまう…というか、可能性をいくつも想像するからそのどれかには収まってしまうので。驚きが激減します。
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

-

結局、ジブリですよ。宮崎駿ですよ。

劇場で観られただけで嬉しいやつ。
やっぱり映画館いいな〜。
考察めいたものを読み過ぎて素直に観られなくなってそうだったけど、そんなことなかった。
大画面、静寂と美
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.0

タイトルからしてカッコいい。
癖のある魅力的なキャラクターたち。
「カッコいい」「オシャレ」を切り取りまくった映像。
要所要所で耳に残る音楽。

そして何より、「偶然」をベースに据えた緻密な構成。
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.5

穏やかながら子供視点がシンプルで強烈な印象を残す戦争映画。

子供はズルい。
戦争とナチスドイツに対して揺れ動く、ブルーノの子供ながらの純粋な視点に、
穏やかだけど強いメッセージを感じてすごいな〜と思
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

-

今更ナウシカを映画館で?
と半信半疑(?)だったものの、テレビで観る比ではない迫力。
想像以上に感動してしまった。
この時期に上映するとは上手いことやったなー。ありがとうございました。

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.0

音楽ドゥンドゥンドゥン。
時折かかるエレクトロな音楽は現代のハッカーっぽい?
ハッカーだけど物理的にも頑張ってる。

『ファイトクラブ』みたいな仕掛けが「無い」ことがラストに繋がる仕掛けになってる?
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マジェスティック(2001年製作の映画)

3.5

不定期に観たくなるジム・キャリー。
今作はコメディ色の無い正統派ヒューマンドラマ。感動します。
それでも、時折見せる柔軟過ぎる表情や動作はジム・キャリー節でクスッとさせられる。
真剣なドラマだからこそ
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.0

主題歌の「calling you」がたまらん。
特にラスト。これをバックに語り合うヤスミンとブレンダ。ハイライト。

パワフルおばさんが田舎のカフェにやってきて、パワー全開で皆を笑顔に…
的な映画だと
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

2.5

電流戦争を描いた作品であって、少なくとも『エジソンズゲーム』ではないと思う。

俳優陣の演技が素晴らしい。
カンバーバッチは天才の役がホント似合うな〜。
トム・ホランドの配役はちょっと「?」だったけど
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.5

ブラックユーモアたっぷりなクライムコメディ。
うーん、一見するとシリアスな雰囲気も漂っていてコメディと言い切っていいものか迷うけど、
やっぱりこれはコメディ以外の何者でもない。シニカルな笑いがたまらな
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

ジャームッシュのシュールコメディ。ちょっぴりホラー?ホラー感は薄。
笑えた。笑えたけどクソ。嫌いじゃないけど、みんなが笑えるかは分からないので人にはオススメしづらいというか。
明るく笑えるクソ映画でよ
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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

3.0

吸血鬼×ジム・ジャームッシュ。

現代を生きる長命の吸血鬼。
主演二人のミステリアスな美しさが吸血鬼にぴったり。ホント、いちいち画になる。
先日観た『パターソン』は着実に一週間を前に進んでるし、
『ナ
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.5

戦後ドイツの残した実在の法律をテーマにした法廷サスペンス?

法律家の書いた小説が原作ということで?エンタメ性少なめで淡々と誠実に描かれてるのが、
なんとなくドイツっぽくて(ステレオタイプですかね…)
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.0

言葉にできないオシャレ感に浸った。
最初はなんじゃこりゃと思っていたけど、
眺める(「眺める」という言葉が自分にはしっくりきた)うちにあれよあれよと心地よい沼に沈んでいった。
空気感とか絶妙な間とか、
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

5つの都市で同時刻に走るタクシーをオムニバス形式で描く。
もはや地球規模のロードムービー。
都市毎に違う言葉、街並み、それらを包む雰囲気があって、どれもいい。
展開だけで言えば無駄にも思える時間がたっ
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

初ジャームッシュ作品。
Excuse me, アーハー↑↑↑

「毎日が、新しい。」
キャッチコピーどおり、ルーティンに従った生活ながら、もちろん少しずつ違う1週間を描く。
派手な出来事はもちろん無い
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スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(2008年製作の映画)

3.5

前々から観たかったクローン・ウォーズ。
TVアニメシリーズも含めて制覇することを決意。

映画本編では描かれなかった、クローン戦争のデティールが描かれていて嬉しい。
クローンの戦闘シーン多め。戦場での
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

2.5

オシャレな映像と音楽、思い切った実験。
序盤は面白い!と思ったけどあっという間に生活は充実して、
中盤以降は何を見せられてんのかな…と頭の片隅で感じながら観てた。
フィンランドの街並み、それだけでオシ
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お!バカんす家族(2015年製作の映画)

3.0

本当にただのおバカ映画。
くだらねぇ〜し、ホントアホくさい下ネタも大量だけど、
とにかく悪い笑い(?)が無くて明るい笑いだらけ。
こっちまで楽しい気分になっちゃう。
ずーーーっと小笑いネタが詰め込まれ
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.5

名作シリーズの思い切ったリブート。
賛否両論、というイメージだったけど、なかなかいいじゃないか!

旧作譲りの笑いたっぷりのバカバカしさ全開なイメージはそのままに、
最新技術で描かれるド派手なゴースト
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パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

2.5

アン・ハサウェイのアイドル映画。
そんな印象を受けました。
あとパトリック・ウィルソンもプレイボーイっぷりは癪だけどカッコいい。

他には特に見どころも感じられないまま、
どんでん返しのオチも途中で読
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.5

Netflixのアクション大作。
爽快、痛快、カッコいい、クリス・ヘムズワースが楽しめます。

ストーリーは重めながらもよくあるヤツ。
この映画はとにかくアクション!ずーっとアクション!
銃よりも腕力
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