kalitanさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

kalitan

kalitan

映画(329)
ドラマ(1)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.6

スラップスティックなノリが面白かった!
タランティーノのパルプフィクションを思い出した。ブラピが気弱な役でかわいい。
原作もわかりにくく、映画はいろいろ変えてあってさらにわかりにくかったけど、筋はさし
>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.3

75歳以上の人は希望すれば無料で死の道行きの面倒を見てもらえる制度=プラン75が施行された世界。
やっぱり倍賞千恵子の演技は間違いない。困窮から不本意ながらプラン75に申し込んでしまう過程にリアリティ
>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.4

冒頭、ウタの圧倒的な明るさと歌のパワーに翻弄される感じで度肝を抜かれた。TVで見てこれだから映画館ではすごかったろうなあ。歌と映像表現のケミストリー、これだけでも高く評価していいと思う。
ワンピースは
>>続きを読む

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

4.1

山師のような男が石油掘削で成功した果てまでを描く。ぎらぎらした上昇志向、男手ひとつで育てた愛する息子。人が嫌いで敵愾心の塊。癖の強い主人公のダニエル・デイ・ルイスの迫力が凄い。対抗するカリスマ神父役ポ>>続きを読む

モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

4.2

イラク警察のSWAT部隊が命令に背いてある任務を遂行しようとしている。新人警官カーワは彼らに合流することに。相棒の裏切り、クルド人ということもありすぐには馴染めない。
イラクはISISと戦いつつ荒廃し
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.7

面白かったー 
わりに最初のほうから大アクションがあり例のダンス場面となり宣伝で見た場面は終了。
その後ちっとも飽きさせない話の運びでうまく進んでいく。
山場を経てイメージが変わり、また新鮮な感じで楽
>>続きを読む

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

4.0

ニュー・シネマ・パラダイスをやはり彷彿させる。映画に夢中になった少年が映写室に出入りして……という物語。少年始め役者の表情がとても良く、インドの田舎の情景とともに自然な感じが素晴らしい。
少年の母の作
>>続きを読む

娼年(2018年製作の映画)

4.0

ノワールではなくてユーモラスな楽しさがあり面白かった。セックスがやらしいのは最初だけかと。ラストはポジティブに爽やか青春もののようですらあるのは原作石田衣良のなせる業でしょうか。人の性癖について真面目>>続きを読む

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.2

上映中早い段階でグスグスやりだした人が多数。落ち着かなかった。俳優陣がとても良い。二宮の兵隊姿は硫黄島以来で感慨深い。桐谷、松阪も後ろ暗いところが良い。安田顕は普通の役どころだったのがちょっと残念だっ>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.1

イケメンがいっぱい出てて目の保養になった。シン・ゴジラ的なグルーヴ感はなく、ゴタゴタした筋であった。連続テレビ番組ならゆるく面白く見れたかも。

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.0

映画にしてはたいした事件が起こらず、やや退屈。料理ももっと見たかったような?
しかし、キャラの面白さと好演は変わらず楽しめた。大切な人と、というテーマは男女でやる物語よりも純粋で切実で良い。

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

4.2

田舎暮らし。古民家。パキッと寒さを感じる標高の高い山並みの景色。
豊かではない畑と相談すると自然旬のものを食べることになるという。その厳しい理をツトムは幼少時に禅寺で身につけたのだった。

流行のスロ
>>続きを読む

ゆるキャン△(2022年製作の映画)

3.2

映画で持つ話になるか心配したけど、テーマもきちんとある構成になっていた。
しかし、新米社会人が時間を工面して頑張るシチュエーションなので見てて少ししんどかった。ほろ苦さもおおいにあり。もう大人なんだも
>>続きを読む

山女(2022年製作の映画)

3.3

自然の情景が美しい映画、と思ったらテレビ版だった。
村の政治や因習、女子の扱いなど現代に通じるテーマを内包する。こういう映画にしては短く、踏み込みが足りない気がするのはドラマだからか。ややもったいない
>>続きを読む

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

2.8

なんとも心温まる牧歌的なお話でした。悪くないけど、ちょっと間延びして退屈してしまった

リプリー(1999年製作の映画)

4.1

「太陽がいっぱい」を思い出したけど同じ原作だったんですね。前作はキレの良いサスペンスだった記憶があるけど、こちらは長く感じた。ジワジワ怖くなっていく感じ。主人公の闇が深くなっていく様子が描かれる。鑑賞>>続きを読む

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

藤原竜也はじめ力のある役者が揃っていて見ている間は楽しい。
しかし、終わってみるとオチはこれかよ?ってなってしまった。謎というよりイロイロ勘違いしただけのような気がした。それともミステリーより他のこと
>>続きを読む

恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

4.5

面白かった。シェイクスピアの作品を下敷きにしたコメディなシチュエーションを取り入れつつテンポ良く進み、気持ちよく最後まで場面が転がって行った。
トリックも結末もわかっちゃいるけど楽しめる。おとぎ話テイ
>>続きを読む

シドニアの騎士 あいつむぐほし(2021年製作の映画)

3.0

映画だとどうしても駆け足になって、やっぱり原作と比べると味わいが薄くなる。人物の顔がTVアニメとも違ってしまってどうも好きになれなかった。

美女と野獣(2017年製作の映画)

3.2

ディズニーのアメリカンな美女と野獣。楽しかった。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

2.3

なんだこれ 全然面白くない……。
期待せずに見たら普通かも。しかしパルプフィクションのようなパンチを求めていたため、期待外れだった。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.6

アラン・シルヴェストリ(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『フォレスト・ガンプ』など)の音楽に乗ってスピルバーグの映画を観る。80年代に帰ったかのような感覚と、今旬の仮想空間での生活を体感できるストー>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.3

予想外に面白い。2時間を軽く越える長さだが飽きずに見られた。さかなクンの幼少期からお魚博士になるまでの物語。ファンタジックで事実とどのくらい一致するのか謎だがそれもいい。
のんが主演なのは疑問だったが
>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

楽しいアクション映画。出だしは凡人の悩みで始まり、哲学的なテーマを内包するシリアスドラマかと思った。見ているうちにどんどん軽く明るくなっていき、あれよあれよという間に超エンタメ映画に。楽しかったけど、>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.0

普通に面白かったし仮想空間の画も美しい。しかし、何かモヤモヤする。仮想空間でのアニメーションと歌がディズニーっぽすぎる。現実世界はいつもの細田。
ちょっと調べたところ細田守いわく仮想空間で美女と野獣を
>>続きを読む

プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

3.5

ストーリーテリングが独特なのか微妙というべきか、最初は過去を訪ねていく意味がわかりにくかった。一つずつのエピソードが完結していくロードムービーかと思ったが後半は繋がりが明らかになっていく。
しかし、す
>>続きを読む

ひまわり(1970年製作の映画)

3.4

ウクライナが舞台ということでリバイバル上映が行われている。
イタリア軍がロシアで戦った話を映画でみることは稀だし、良く知らなかった。この背景は興味深い。
ソ連がイタリア人捕虜を大量に死なせたことを隠蔽
>>続きを読む

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

字幕版でなかったのが痛恨。infinity and beyond が聞けなかった~
昔テイストのSFとアニメーション、ロボットや宇宙船……懐かしくて楽しかった。オタク向きかもしれない。
ストーリーはま
>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

2.8

是枝裕和監督が韓国で作った映画。
カンヌ受賞作品、評価良しと期待も高かったが理解しづらい作品だった。
登場人物がごちゃごちゃと多くて誰にも寄り添えない。なぜこうなったんだろう?
ラストの落としどころも
>>続きを読む

帰らない日曜日(2021年製作の映画)

3.7

第一次世界大戦後のイギリスの物語。特に際立った点はないけど、舞台の美しさでもストーリーは何割増しにもなって印象的。

太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男(2011年製作の映画)

3.5

終戦直前7月のバンザイ突撃前から敗戦後も山にたてこもった大尉と日本人たちを描く。アメリカ人による本を原作とする実話ベースの物語。
降伏したら米兵に拷問され殺されると思い、女子供も自決する、敗戦の情報に
>>続きを読む

エール!(2014年製作の映画)

4.6

見ていて気持ちの良い映画だった。舞台はフランスの田舎の村、主人公の女子高生は健康的だが生理がまだという長閑な設定。
フランス語の歌の響きも心地よく、手話もうまく馴染んでクライマックスの演技にプラスにな
>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

2.7

リアルタイムで大好きだったインディ・ジョーンズなのだが、3.0をつけるわけにはいかない。久々にTVでのながら視聴だったんだが、国や人種に対する偏見や差別を植え付ける内容であり、これまでそのことに気付い>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.8

大人のファンタジー。魔法動物が可愛くてあまりえげつない暴力シーンなどはなく、子供向きっぽい雰囲気はある。でも、善悪二元論でなく、どのキャラもどっちサイドにつくかはっきりしないところが複雑で理解が難しい>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.4

スピンオフは大したことないと偏見があったが、クオリティの高い映画に仕上がっている。魔法動物のバラエティと大人主人公なので、ハリー・ポッターと違った面白さがある。
大きな謎を残して終わり、次作への期待も
>>続きを読む

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

殿堂入りの名作を久々の再視聴。医師による記録に基づく映画。難病で30年無反応状態だった患者と、彼を現実世界に戻した医師の物語。

言うまでもなく感動の名作なんだけど、劇的な薬の効果などについては脚色だ
>>続きを読む