サウナーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

サウナー

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.1

俺の中で好きになりたいけど、なかなか好きになれない監督ヨルゴス・ランティモス

本作はとにかく世界観アートや衣装が格好良くて眺めているだけでかなり楽しめる。
脳が5歳児だからってそんな事あるかって突っ
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

4.1

背中にはどデカい壁があり後ろには戻れない、手持ちもないが進むしかないキツさ、こんな世界で生きていかなきゃいけないアメリカのリアルに泣きそうになる。日本ではまだない良くも悪くも自己責任のリアル。どうにか>>続きを読む

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.5

タイムループ見慣れてなければ楽しめるけど、ある程度見なれてるといつものタイムループを少しだけ進化させた感じで目新しさは無かった
普通に面白いっちゃ面白いんだけど映画的な面白さは特に感じれなかった。MO
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.5

思春期に観たときは全く中二的ではなかったので良くわからなかった記憶
40過ぎて観ると思春期の感情を想像して見ることはできるがリアルな感覚からは程遠くつまらなくも面白くもないとしか言えない

自分の娘も
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ダイナソーJr./フリークシーン(2020年製作の映画)

3.7

一瞬だけ流行りかけたグランジロック
俺はニルヴァーナよりダイナソーやマッドハニーが好きだった

白髪になってもロン毛で自分語りゼロのjは相変わらずカッコよかった。
jがソロになってthe Fogと来日
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.8

かっこよすぎて泣いた
家の鍵無くして現実逃避で映画館来たけど熱かった
GGし過ぎず特撮とCGの中間ぐらいの質感が戦後日本をリアルに表現されていた
ストーリーは普通ではあったが、すげーいい塩梅でゴジラ戦
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.6

出来るだけフラットな状態で鑑賞したいと思っているが、ヴィム・ヴェンダース✕役所広司の寡黙な芝居でカンヌ主演とったって聞くと「ふぅーん」って感じの斜に構えた感じで見始めた。
フィルム画角やミニマル部屋で
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.7

すごく面白い!
ビジネススポ根映画でシンプルで熱い。ビジネスマン必見胸熱映画

ファッションに興味を持った頃にはすでにアディダスよりNikeの方がちょっとおしゃれな印象あったのはエアジョーダンの影響な
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

4.7

あまり言いたくはないがギャスパー・ノエ好きとしては今年最後の劇場はヴォルテックス観ようと決めてた。
タイミング的にも、離婚して9歳の娘との実家に戻る計画があり、最近一気に老いた父と物(人生)に埋め尽く
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.6

本物のナポレオンなんか見たことないけど、丹田ぽっこり出したあのたたずまいとがナポレオンよりもナポレオンでさすが
ナポレオン詳しくないけどもっと三国志的な話だとおもったけど奥さんとの関係のみに絞った作り
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.9

娘が1好きなんで好みじゃなさそうだけど行ってきた
ティム・バートンとは真逆の優しい世界
中途半端な優しさではなくここまで行くと面白かった。
魔法のチョコ職人の映画というよりは優しい童話だった。

ティ
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.3

前作のコロンバスもそうだけど、すげー癒やされる映画
哲学的な話も色々あるけど身体の無意識につながっていくようなヨガみたいな映画

休日の午前中にみて癒やされた

帰れない山(2022年製作の映画)

4.2

ホモ山だと思ったら全然違ったw
山好きにはたまらんよなぁ。人生を自然の余白でじっとりと描く
自分の人生を思い巡らしながらこの二人を見ていくと色々な記憶が蘇り今の自分とこれからの自分人生についても想いを
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エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

4.4

ギャスパー・ノエやっぱこええ
前半売人死ぬまで映像の質感やら東京ぐらしにはおもろいけど、死んだあと幽体離脱瞑想ゾーン突入で個人的には超好みではすげー世界に入れたけどやっぱり気持ち悪くはなった。
映像酔
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(2023年製作の映画)

3.7

なんかもう風雲たけし城
キャラは立っててカッコいいけど、武映画が好きな感じではない
これはこれでネトフリにお金出してもらって連ドラにしてくれたらめちゃくちゃ豪華だしゆるく面白いんから海外ウケ良さげでヒ
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ハブ・ア・ナイス・デイ(2017年製作の映画)

4.1

アニメーションというよりは紙芝居的で、モーション作画省エネなんだけど、この作品の世界観にあっててカッコイイ
美男美女は皆無!時代には逆光してくが哀愁群像劇でよかった

パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

4.4

最近犬と暮らし始めたけど、犬は散歩で色々な匂い刺激が得られないと脳ぼけるらしい。
嗅覚が人間の数千倍とかじゃなくて臭い分析力が数千倍とからしくて、すげー納得。

映画はこれぞ新感覚で引き込まれた。
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ウィンターズ・ボーン(2010年製作の映画)

3.5

ジェニファー・ローレンスが好きなら観とけな映画。若くて可愛い少女は大黒柱。周りの環境は最悪の村。

俺は一回地元離れて都会で暮らして結婚して地元に戻ったけど、ずーっと地元のコミュニティーで暮らしてる友
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ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

3.1

ジェイソン・ライトマンの中では一番つまらなかったかなぁ

シャーリーズ・セロンを痛い女子にしてる。
冒頭で他の男と遊んでも虚しいなってところから元カレ結婚に執着するんだけど、全然ピンとこない展開だし、
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.6

スコセッシュ、デニーロ、ディカプリオの大作なんで楽しみにIMAXへ

序盤1時間ぐらいは、かっこいい映像と音楽とトホホなディカプリオ見てるだけで至福だったけど、
話がたいして面白くないしというか、地味
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(2023年製作の映画)

3.6

設定やストーリー構成は凝ってて良かったが、原作があるようなのでこれは原作の良さなのかもしれない。
映画全体としては2時間半だけど飽きずにみれたが、映画演出が全く好みではなくわざとらしいし露骨に月にかけ
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.1

ジョン・ウィック2と3は半分寝たので1しか覚えてなかったけど今回は楽しかった

キル・ビルみたいな漫画系キャラ達。真田さんのドニ・イェンは相当良かった。
キアヌはいつも通り絶えずボロボロでそこが憎めな
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ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

4.3

オープニング、クラッシックバレエをビビットな色彩で写しアート系映画と思いきや、結構ストレートなストーリなダンス映画

ダンスを題材としつつも普通の映画として見やすく、日常的でほっこり癒やされる。
クラ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.6

改めて天才クリエーター宮崎駿のヤバさを見せつけられた作品、俺はこう生きてきたし、これからはこう生きていく。

しかし、残念なのは一緒に年を取って来たジブリのメンバーが駿の進化に追いつけなくて、手癖の作
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ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

4.6

鈴木清順25年ぶりぐらいに観た、凄かった。
多くの人間やスポンサーが関わる実写映画でここまでアート性に拘れるのは凄い。ストーリーは殆ど覚えてなくて初見な感じだったけど印象的なカットは覚えていた。

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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.0

なにが?なんで?で押し切る萩原聖人が何故かはまり役
音楽や証明が奇跡的に不穏でゾクゾクする。
日本のデビッド・リンチ的な映画な印象。
腑に落ちないけどなんか好き

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.8

前作に続き、映像さらに進化しててすげーってなるし、完全に飽きてるマルチバース設定だがその中でも非常に凝ったシナリオですげーなんだけど、この映像2時間以上みると流石に眠いし、ちょっと寝た

かなり面白く
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テリファー(2016年製作の映画)

3.5

白タイツピエロの気持ち悪さが絶妙で特に前半のカフェでの日常と非日常の間のやり取りまではかなり楽しめた。
倉庫に入ってからはグロくはあったけど、普通だったかな
特に音楽がショボかったので、次は音楽もう少
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.6

配役やポスターカッコよくて、骨太なジェイムス・マンゴールド監督に期待

映画全体としては完成度も高く展開も分かりやすくていいんだけど、インディージョーンズで無くても良いのと、ハリソン・フォード頑張って
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マンディブル 2人の男と巨大なハエ(2020年製作の映画)

3.4

映画館では見たい映画ではないけど、配信でみるには80分ぐらいで丁度よい

映画全体としては乾いたドライな感じで、ハエちゃんもジメジメしてなくて映画にあってた。
ハエちゃんの糞をポッケに入れて叫ぶ女の方
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

4.4

ここ2週間ほど結膜炎で眼球と瞼は腫れ視界は霞んでいた。
と同時にとある事件が発覚し妻とは離婚の話をしている。不思議と怒りや悲しみはなく、友達かのようにこれからの事を話している。
比較的人生を楽して幸せ
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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

1.3

最後まではみたけど、つまらなかった、、

ラストの未確認飛行物体みたいな扱いから初めてくれたほうがまだ良さそう

怪物(2023年製作の映画)

4.1

だれも自分自身を怪物だとは思わないけど、誰かの視点から見た場合には怪物に映り得るんだけどかなり極端

この映画のような偶然が重なりまくって三者三様の見える世界が全く違うってのも出来すぎだとは思うが、怪
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.3

シリーズ1から娘と観ていて、クリスタルスカルまで来た。
3から時間があき残念なCGシーンが増えてて残念
特に掴みの序盤がくっそつまらなくてきつかった
逆に1から3は今見返して面白かったのが流石のスピル
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ローラーガールズ・ダイアリー(2009年製作の映画)

3.9

ローラーゲームというアングラ競技で描く青春映画

雰囲気はリトル・ミス・サンシャインぽさを少しだけ感じる

ローラーゲームはスケボーよりも過激な女子チーム競技で女子プロレスみたいな個性あるキャラたちが
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

5.0

娘とのバカンス映画でなんか好きそう程度で見に行ったら喰らいまくってしまった。
バカンス中の日常会話と映像で過去の思い出を現代視点で解釈するような映画なんかな、好み!
8歳の娘もつ父親としては当然父親目
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