ヒルコさんの映画レビュー・感想・評価 - 47ページ目

ヒルコ

ヒルコ

映画(2014)
ドラマ(11)
アニメ(0)

みな殺しの霊歌(1968年製作の映画)

2.7

うーん、スタイリッシュ。題材もキャストもそんな感じ全然ないのに、絵がすごいオシャレなのが不思議と言うかなんと言うか。それにしても、性犯罪における男女の意識差が浮き彫りになるお話。刑事の言う通り、笑い話>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-02 暗黒奇譚!蛇女の怪(2015年製作の映画)

2.9

蛇どうこうってんじゃ無くて、中年童貞のしょうもないストーキングが恋に成就するか否かって言う一本でした。てことで、撮り方が今までと全然違う。それが好きか嫌いかで評価が変わるんでしょう。でもちょっとみんな>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-01 恐怖降臨!コックリさん(2015年製作の映画)

3.0

わたし病気なのかな、しょっぱなの工藤さんを見て、胸がドキドキしてしまったよ。初期コワすぎがどこまでない事になってるのかと思ってたけど、一応途中まではそのままだけど、特に何も映らなかった、と。世界は確か>>続きを読む

大脱走(1963年製作の映画)

3.0

かの有名な音楽に合わせ進む脱走劇。とは言えその音楽が非常に軽快で愉快なものなので、ちょっとシリアスなところでも「まあなんとかなるだろ」と思っていたら、あの終盤、あの結末。あまりのドラマ性に唖然としたほ>>続きを読む

ゾンビ・リミット(2013年製作の映画)

3.0

面白かった!難しいよねえ、主人公が友達夫婦だったらまた違う話になるし、(主人公にとって)悪いことをする人でも根底にあるのは愛する人を救いたい・救いたかったって思いだから、ここまで暗い話でも誰も悪くない>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.8

すごく上手なんですよ。クラシックでセオリー通りなところもあれば、それに反するところもあり、魅せ方もよく研究してあってゲーム的ですらある。キャラ設定もわかりやすくラベリングが施してあり、観客も混乱しない>>続きを読む

捨てがたき人々(2012年製作の映画)

2.7

三輪ひとみの良さは出てたと思う、からだも綺麗だし。ただ、ジョージさを一番出せてたのはやっぱり美保純だろうね。あのだらし無さとか汚さとか図太さとか、あーそれっぽいなーと思わせられました。終わり方もいかに>>続きを読む

香港国際警察/NEW POLICE STORY(2004年製作の映画)

2.8

テレビにて再鑑賞。ジャッキーが文字通り白くなるところは悪いけどほんと笑うんだ・・・。そんなことは置いといて、やっぱこれ面白い!復讐劇なんだけど香港らしい娯楽を忘れない作りが良いよね。ニコラスイケメンだ>>続きを読む

恋人たちは濡れた(1973年製作の映画)

2.6

ババアが着物で猛ダッシュという、ともすれば爆笑もののシーンなのに、その後のハシゴも加えて、熟女の悲哀になんとも言えない気持ちにさせる。自転車でぐるぐる回るシーンが、私が一番最初に見た神代監督のVシネマ>>続きを読む

くちづけ(2013年製作の映画)

3.2

障害者を題材にした時、コメディ色が強すぎても神格化しても批判されるもんだけど、これは結構きわどいところでずっと踏ん張ってる印象。主役は障害者ではなく彼らを取り巻く「保護者」と「日本の現場」なんだけど、>>続きを読む

サイコ2(1983年製作の映画)

2.7

一気に下世話になってしまった、名作の続編。でもそう言うもんだと思えばこの時代のB級ホラーと割り切って楽しめる気もする。まぁとにかく傑作を穢すくらいの勢いで本当に底が浅くて下世話!それは好き好きだけどね>>続きを読む

スローなブギにしてくれ(1981年製作の映画)

2.6

どいつもこいつも、男は女を支配できると思ってるし、女は男にとって価値があると思ってるし、メタファーとしてってのはわかるけど子猫ボンボン投げるし、強姦された彼女に向かってやられるくらいなら死ね的なこと言>>続きを読む

高慢と偏見とゾンビ(2016年製作の映画)

2.9

パロディだけど、コメディじゃなかった‼️しかもダーシー役にサムライリーって・・・役を選ばないなんて素敵な男なのかしら。こんなね、中世の貴族たちが、超本気でゾンビゾンビ言ってるかと思うと、それだけで胸い>>続きを読む

FAKE(2016年製作の映画)

4.0

初見では、ものすごく興奮して、ゴッチのこと疑ってごめんねとさえ思った。しかし引っかかるものをどうしてもぬぐいきれずに、そのまま続けて見直した。気づきと言うか、見たものが180度変わったのがわかった。森>>続きを読む

七つまでは神のうち(2011年製作の映画)

2.6

それぞれのディテールにオリジナリティはそんなになくて、既視感もなんとなしに感じたけれど、丁寧な映画だと思いました。伏線の回収以降はずっと胸糞悪いですが。何かに関して赦しだったり裁きだったりを判断できる>>続きを読む

2つ目の窓(2014年製作の映画)

2.4

話の概要を、なんか、最後に杉本哲太が口頭で説明しちゃった気がするんだけど。河瀬直美はやっぱり風景を撮るのがすごく上手、なんだけど、話の内容は良くも悪くも女の感性丸出しになる気がするので、今回はそれが悪>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

2.8

何は無くとも山本未来。松ケンも綾野剛も悪くはないけど、山本未来の身体能力からくるアプローチはすごい。そして広瀬すずの体当たり。あの年でこの人気で、その役を引き受ける覚悟が素晴らしい。とはいえ話の内容と>>続きを読む

セーラー服と機関銃 卒業(2016年製作の映画)

2.9

宇野祥平を愛でるためにレンタルしたけど、他にもマイティーこと奥野瑛太や安藤政信、長谷川博己など非常に良い。結構な配役で千年ちゃん(死語)の脇を固めたんだなと言う、制作会社の本気のフォローが見える気がし>>続きを読む

太陽の墓場(1960年製作の映画)

2.5

うーん、わたしにはそこまでは合いませんでした。せっかく「マジもんのドヤ街」なんだから、もっと重厚でも良かったなあ、と思ってしまいます。でもこの、汗と埃の臭いばかりが漂う感じは結構好きです。一度この世に>>続きを読む

ルーム 205(2011年製作の映画)

2.4

「主人公、とんだとばっちりに遭う」ってのがライミの好みなんだろうなぁ。絶賛!って言うから肩透かしにあったような気持ちになったけど、単にライミが個人的に好んで気に入ったと考えるとなんとなくわかる気もする>>続きを読む

片腕カンフー対空とぶギロチン(1975年製作の映画)

2.7

エロ詩吟の人に似てるドラゴンだなぁと思ってたら、まあとにかく正攻法だけを良しとするわけではないずるいも度がすぎるヒーローでした。変な武士や変なダルシムなど、とにかくキャラに事欠かない内容で、面白ければ>>続きを読む

ナチスが最も恐れた男(2008年製作の映画)

2.9

テレビにて。時代背景さえわかれば、すごく面白いんだろうなーって思った。反省した。映画自体は撮り方とか見せ場の作り方上手だし。不勉強ですみません。スティーブ・ブシェミ似の主人公はタイプだと思いました\(>>続きを読む

PK(2014年製作の映画)

2.8

個人的には前作の「きっと、うまくいく」の方が好みですが、インドでこのテーマってすごいなと思います。パキスタンとはリアルに仲悪いし、よく持ってきたなあ、と。映画っていい意味でなんでもありなんだなと言うこ>>続きを読む

AVN/エイリアンVSニンジャ(2010年製作の映画)

2.5

エイリアン、美味しそうに見えた\(^o^)/ いやぁさすがにっかつさん、資本力ありますね!海外のうんこみたいなB〜Z級エイリアンものより不必要なとことかしっかりしてるわ〜。海外向けに作られたらしいか>>続きを読む

刺さった男(2011年製作の映画)

2.3

確かに刺さってた。矢がもみたい。矢がもって、古いわ。ブラックコメディなんだろうけど、そんなに楽しめなかったなぁ。のめり込めませんでした。

Peace(2010年製作の映画)

3.0

ドキュメンタリーって、出来るだけ早い段階で監督の持つバイアスに気づいて鑑賞するかにかかってると思うのだけれど、想田監督の場合、特にこの映画はそれが難しかった。例えば、お義父さんが面白いなーと思ってそこ>>続きを読む

サンダーアーム/龍兄虎弟(1986年製作の映画)

2.2

もはやジャッキーの映画はエンドロールのために見てる感があるなあ。とは言え若いジャッキーのアクションはスピード感もあって良い。こんなに若かったんだと言うギャップはジャッキーよりもアランタムの方が上かも?

呪い村 436(2006年製作の映画)

2.8

邦題のミスマッチ感すごい。作品は非常に地味なんだけれど、丁寧に撮ってあり、好感が持てます。ウィッカーマン・ミーツ・ゾンゲリア的な雰囲気。多少の、◎◎はどうなったのかな?とか、どうして◎◎なのか説明はな>>続きを読む

たたり(1963年製作の映画)

3.0

クラシックを見てみようシリーズ第五弾。まさかまさかの、なにも出てこないホラー!しかしなにも出てこないからこそ計算されたカメラワークや脚本が映えるっつーことか。霊じゃなく人を掘り下げるあたりや、結局何だ>>続きを読む

リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

2.8

もちろん全然悪いわけじゃないしお洒落だし題材も楽しいと思ったんだけれど、もっとものすごくシュールなら良かったのになぁと思いました。もっともっとジャンルを飛び越えて欲しかった。でも面白く見ましたよ。随所>>続きを読む

アトミック・カフェ(1982年製作の映画)

-

ここまで編集が及ぶと、純粋なドキュメンタリーと言えるかどうかちょっとわからないけれど、でも編集って言う切り取りをしないドキュメンタリーは無い。原爆とは、と言う話を、こう言う切り口で映画にするってのは、>>続きを読む

ワンドゥギ(2011年製作の映画)

2.8

鑑賞後、非常に爽やかな気持ちになる一作。こう言う青春映画は、限りなく陳腐な方が良い。シンプルさが胸を打つ。障害や貧しさに負けるなと言うのは容易いけれど、先生のように実際に体を動かす人はそうそういないだ>>続きを読む