ヒルコさんの映画レビュー・感想・評価 - 44ページ目

ヒルコ

ヒルコ

映画(2014)
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バイオレンス・レイク(2008年製作の映画)

3.4

なんとなく良さげなジャケットだったから借りてみたらこりゃ当たり!ファニーゲームから哲学的要素を抜いた感じなのかなぁ。絶望のズンドコって言うオチも決まってたし、なかなかの良作でした。スティーブさん田舎の>>続きを読む

スプリング・フィーバー(2009年製作の映画)

3.0

国のご法度である同性愛をここまでの描写で撮ったことはそれだけで評価できるとこでもあり。内容は良くも悪くも非常にカンヌが好きそう。他人を傷付けても好きなように生きたいと言う前半と、何もかもに捨て鉢になる>>続きを読む

ブリッジ(2006年製作の映画)

3.0

橋が死を呼ぶのでなく、橋に行くことで死ぬ勇気をもらえるのではないのだろうか。今まで多くの人の命が散った場所だから、自分にもできるはず、と。それは被害者が増えれば増えるほど志願者も増えるだろう。しかしい>>続きを読む

クリスティーン(1983年製作の映画)

2.8

クリスティーンさんって言う、ちょっと普通より所有欲やら独占欲の強い女性が好きな男との間を邪魔するものを片っ端からやっちまう悲恋もので主役はアメ車、って感じなのかな・・・\(^o^)/

キョンシー/リゴル・モルティス 死後硬直(2013年製作の映画)

2.6

シッチェス映画祭特集バンザイ!とはいえ、キョンシーも「今時のはやりのホラー」になったんだなあ・・・(´・_・`) 面白く無いわけじゃないけど、そうそうグッとも来なかった。

おそいひと(2004年製作の映画)

2.9

遅い人の障害者が、ふとしたことで、健常者を「襲い人」になった。そのふとした事とは普段から澱のように沈殿していったもので、1つ1つ見ればなんでもない事なのかもしれない。それについて言及しない点が、「障害>>続きを読む

ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE(2008年製作の映画)

1.5

素晴らしいキャスティングセンスに反比例する、どうしようもない脚本にガッカリひとしお。この映画を見る人で原作を知らない人は居ないはずなので、この解釈はどうなのかと。せっかくのキャスティングクオリティが出>>続きを読む

バッド・チューニング(1993年製作の映画)

3.2

馬鹿な若者たちの夏の日をただ映してみた映画なんだけども、印象的なのが、誰も楽しそうじゃないところ。しょうがなく楽しもうとする子達もどうしても白けてる。みな好きで若いわけじゃなく、ただしょうがなくまだ若>>続きを読む

オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式(2010年製作の映画)

2.7

80年代にそんなに詳しくないもんで、あんまりその点は楽しめなかったなあ・・・。でもそんなに悪くもない気はします。男性の方が楽しめそう?とりあえず下品ですね!

ノック・ノック(2015年製作の映画)

2.7

全然同情できない(´・ω・`) イーライロスが「俺はこう言うシチュに萌える」ってのを、知りたくもないのに見せられた気分ですよ。男にはホラー、女にはコメディかもね!そこまでして浮気をバラされたくないんだ>>続きを読む

グレート デイズ! 夢に挑んだ父と子(2014年製作の映画)

3.0

父親が今までどれほど息子と向き合ってなかったか。障害者ということをもっと自覚して息子は我儘言うなみたいな意見もあるけど、ずっと息子は自分を認めない父親に耐えてきたんでしょ?あれがおそらく初めての父親へ>>続きを読む

生きてるものはいないのか(2011年製作の映画)

3.3

なんのジャンルになるのかさえわからない映画をみた感じ。死がギャグなのか、生きてることがギャグなのか、脚本自体がギャグなのか、映画自体がギャグなのかってのもわからないほど。説明は一切できないけど、すごい>>続きを読む

ギリシャ・ゾンビ(2005年製作の映画)

2.7

今現在、世界中に数多あるゾンビ映画で、いったいどの作品を参考にして作ったのか、もしくは片っ端から要素をつまみ食いしたのか、珍妙な出来のゾンビ映画でした。ゆるいノリで謎のカメラワークの割に執拗なゴアシー>>続きを読む

(2016年製作の映画)

2.7

へんてこな音楽が面白い入り方をする。とにかく、瑛太の演技に眼を見張る作品。瑛太に始まり瑛太に終わる。個人的に、子供が可哀想な映画は好きじゃ無い・・・。

チェインド(2012年製作の映画)

3.0

イイね・・・!女流作家らしく母性的な終わり方なのかと思ってゲンナリしてたけど、これはいいエンドロール!まぁ母性もこの鎖とどう違うのかって言われたらちょっと説明できないところもあるし、自分の中の「女」感>>続きを読む

恋するポルノ・グラフィティ(2008年製作の映画)

2.8

よく考えたらだよ、このラストはさらに末期的ななんつーか「これかマジでこれなの?」みたいな感じに終わったようにも思うけど、いやそうなんだけど、でも気づいたらラブコメ展開になってたからなんかもうこれはこれ>>続きを読む

追想(1975年製作の映画)

2.9

主役のおじさんがゴーストバスターズの人に見えた\(^o^)/それはともかく、重たい内容のはずがとても楽しく見られました!おじさんの持つ、後添えへの熱い執着がこれでもかと感じられるため、ナチス軍に対して>>続きを読む

ハッピーボイス・キラー(2014年製作の映画)

2.9

ラスト、彼の願いの全てが叶い、蒲田行進曲ばりの大団円なのに、泣きそうなくらい悲しい。主人公の彼に聞こえる声や幻覚は確かなヒューマンエラーではあるけれど、それは幼少期の孤独という、周りによって人為的に作>>続きを読む

クロエ(2001年製作の映画)

2.9

思ったより、全然悪くなかった・・・。原作を参考に〜って点では岡崎京子が描いた世界観には及ばないんだけど、全体を通してどこまでも美しく撮りあげようという姿勢は評価できると思います。配役とか鼻につく部分も>>続きを読む

グラバーズ(2011年製作の映画)

2.8

「まるでスピルバーグが作り忘れたかのような傑作」だなんて、さすがイギリスの映画誌EMPIRE、うまいこと言うなあ!でも作り忘れたっつうか、思いついたけど別に作んなかった作品って感じ\(^o^)/ ユ>>続きを読む

少年時代(1990年製作の映画)

2.8

すごくないですか?それまでのあの鬱蒼とした田舎での胸糞悪い人間関係を、最後のダッシュと学帽と写真、そしてあの井上陽水の歌でものすごい良いもの見た気持ちにさせられちゃう。私も田舎者として思うのが、都会っ>>続きを読む

A2(2001年製作の映画)

3.1

意外なほどオウム真理教側と地域の住民が和気藹々としていて、そこからもう、わたしは何も知らなかったんだなーと痛感。それと、スカパーのバズーカ以外で街宣車について見たことないけど、デモ行進については、意外>>続きを読む

父の秘密(2012年製作の映画)

3.0

なんと言うひどい話・・・。引越し先のチャラ男と遊びで寝たがために引き起こされる、いじめと言う名の暴行。学校と言う守られた空間の中、女子も男子も一緒になって、少女の体だけでなく人間性をも蹂躙し続けるうち>>続きを読む

新少林寺/SHAOLIN(2011年製作の映画)

3.0

人、死にすぎじゃない? 動いてるニコラス鬼イケメン。なんだろうなんか物足りないな~。リンチェイ版程とは言わないけど、多少の笑いがあったら良かったな。

劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ(2011年製作の映画)

2.6

映像の感じがVシネ風。もっといろいろ改善できるんじゃないかとも思ったけど、もともと神聖かまってちゃんがこう言う感じのマテリアルだし、このアプローチは正解なんだろうなと思います。あとは好きか嫌いかだけで>>続きを読む

へんげ(2011年製作の映画)

2.7

あ、本当に変化なんだ!私の思う夫婦の愛ってのとはなんか違うけど、愛ってほら、人や状況によって形が変わるものだから良いんじゃないかな、その辺も変化ってことで。

ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!(2011年製作の映画)

3.4

(再掲)真摯な子供達を真摯にサポートする親たち、その姿を真摯にカメラに収めた真摯なドキュメント。好感。バレエすごい、日本人ハーフのみこちゃん可愛い。

V/H/S ネクストレベル(2013年製作の映画)

3.0

これは面白かった!何年も前だからほとんど覚えてないけど、一作目は劇場で見たからそんなに怖く感じなかったのかも。家で暗い中、小さいモニターで見るのが一番の楽しみ方なのかもしれないです。カルトコミューンの>>続きを読む

あんにょん由美香(2009年製作の映画)

2.2

どうしても、もちろんそれは仕方ないことではあるんだけど、松江監督が主人公でしかなく、林由美香の存在そのものは単なる素材でしかない感じがします。そりゃあ死んでしまった人で一本映画を撮るとなったらそうする>>続きを読む

エレファント・ソング(2014年製作の映画)

3.0

ドラン君、英語が流暢なのね!非常に重苦しい映画でした。それでもドラン君は目的を遂行したわけで、彼の最後の表情には笑みさえ見て取れます。愛されること、愛すること、拒絶すること、拒絶されること、そして喪失>>続きを読む

自由が丘で(2014年製作の映画)

3.1

個人的にすごく好きな感じです。時折入る謎のズームインがまた不思議でよかったです。ダメ〜な感じ。

小人の饗宴(1970年製作の映画)

2.2

小人が集まってキャッキャキャッキャし続けるだけの映画。しかしその嬌声が、嫌に耳障りで心が騒ぐ。そもそも、豚が可哀想じゃないか・・・。