K4Nさんの映画レビュー・感想・評価

K4N

K4N

映画(476)
ドラマ(0)
アニメ(76)

イコライザー(2014年製作の映画)

4.1

もう負ける気がしないから安心して見られる。まさに勧善懲悪って感じの作品!
ジョン・ウィックとかダイ・ハードと同じ類いの主人公無双系なので、迫力あってとにかくカッコいい、釘付けになっちゃいます

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.8

12年かけて同じ俳優で撮った作品と聞いて、気になってたので観ました。
シーンのひとつひとつが彼の成長に繋がっていたし、本当に映画に出ている人たちがそれぞれの人生を生きていることが描かれていた。

最後
>>続きを読む

猿の惑星(1968年製作の映画)

4.2

面白かったけど、最後のオチは有名すぎるが故に世の中に浸透してしまっているので、
猿の惑星=どんでん返し系の映画と予め知った状態で見てしまったからか、心の奥底でやるせない気持ちが残るような終わり方でした
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.6

まず日本人としてこの作品を観れたことに感謝。複雑な感情を抱く場面はあるものの、原爆を発明した人の話だから、日本人と米国人では感じ方がかなり違うと思うから被爆国という立場は一旦脇に置いた方が面白く観れる>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

とにかくキマりまくった絵と構図の連続。あらすじを追うのではなく、神話の中に入り込むような没入感こそが全て。南部で決起してティモシーが砂虫乗って突撃するシーンは格好良かった!
ただ内容はSFの原液流し込
>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.6

予備知識なしで観たけど、想像以上に専門用語とか情報量多くて理解に苦しんだ。それでも退屈させない。建物や衣装の本物感がすごい。ティモシーも輝いてた!
体の中の水分をうまく利用させて水分を外に出させないと
>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.8

拷問殺人のシーンが痛すぎてしんどい。
阿部サダヲの圧巻な演技には脱帽。
最後の女は阿部サダヲにマインドコントロールされた状態になってるの怖すぎた。
この映画の真髄は、連続殺人鬼より怖いのは人間の心の中
>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

まじでこれ名作だと思う!
健常者はこの世にいない、みんな何か病気を抱えて生きているのでは?と思うこともあったけど、何処の世界でも変わらず内も外もなく平等にあるのだということを示唆してるんだと思う。
>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

4.5

なんか凄いものを見せられた気分。
社会に否定された男が自分の力で夢を叶えようと必死で生きる姿に心を打たれた…
昔想像されていた未来を見るのは面白い。
ジュード・ロウも遺伝子分析されてハゲるって宣告され
>>続きを読む

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.2

ナイスゲームでした!
ファン層に全振りしてたので見やすかった。
青春とはこのこと。

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.6

今作も時間がゆっくり流れて、二人も前作から時間が進んでいて考え方も少し変わっていて観ていて面白かった。
前作よりも時間は短いけど、その分ふたりの9年間の物語がある分、物語の密度は上がってる印象だった。

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.7

想像してたより割りと重めの内容だった。
映画の内容も面白かったけど、そういう実情があることに心が痛んだ。

兄ちゃんが何故か急に改心したけどもっと早くやり直せなかったのかなー
そこ含め最後はご都合主義
>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.0

キャスティングが豪華すぎる。
中でもアンハサウェイ、出てくる話大体やばいのに顔がマジでこの世のものとは思えぬ美しさなのでシンプル大好きなんだよな。
かっこいい女性への感情が、願望羨望の域を少し超えてい
>>続きを読む

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.8

アクション映画ほどのスリルは無いがカーアクションは見応えあるし、人同士の心理戦みたいな部分もあってかなり面白い。
寡黙な主人公が構図のみで状況を説明するのがうまい。そして優しさや誠実さが垣間見えたのも
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

感想が難しすぎるけど、素晴らしかった。
世界観も音楽も繊細ですごい。モノクロからカラーに変わる時がすごく心に来た!
他人を所有物のように扱う人、世界の悲惨な側面・痛みを耐えられなかった人、"良識とされ
>>続きを読む

A.I.(2001年製作の映画)

4.0

シンギュラリティを恐れる感覚に近い。
御伽話だと思って見ると良いかも。
今後の未来は人型ロボットができるのだと思いますが、インスピレーションや感情面に関して欠けてる部分があるので難しいというのを、この
>>続きを読む

最後まで行く(2023年製作の映画)

4.1

話がテンポ良く進むので引き込まれていったし、爽快感とアドレナリンがすごい。
アクション含めた盛り上がりが中盤に集中していて、でもエンディングまで中弛みすることもない。脚本構成がとても良かったです。
2
>>続きを読む

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.0

今作はなんといっても若い頃のジョニーデップの圧巻な演技力と、障がい役でも違和感なく秀逸に演じるディカプリオ。
暮らし方、どっちも一長一短あるけど、隣の芝は青く見えるものなのかも。
最後は衝撃的だったけ
>>続きを読む

今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

4.2

ずっと気になってた邦画!やっと観れました。
男の子は素朴な感じが出ていて好感が持てる。毎朝記憶を失って、前日の失敗とか引きずらずに新鮮な出会いができるのは結構いいかも。ヒロインの演技もよかったが、一番
>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.1

見終わったあとの満足感が堪らない。
最後に全て繋がった瞬間の快感は忘れられないし、とてもスッキリします
タイムループ系の作品あるある、パラドックスしすぎて理解が追いつかない現象に陥るのは仕方ないのかも
>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.3

ヒエラルキーと友情がコンセプト。
日本は階級社会で全国で見られるが、東京はスケールが大きいのを改めて実感。
田舎から頑張って華やかな都会に、一流の大学に進んだ彼女との対比。また、肩書きを捨てて自分の好
>>続きを読む

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.1

夢のような豪華キャスト。そしてすべてがオシャレ。犯罪映画もここまで突き抜けるとカッコよくなる。そもそも泥棒映画はカッコいいのは定説。ただ、最後の運搬カラクリはそれほど驚くものではなかった。平均的な良作>>続きを読む

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.5

エドワードノートンの演技があまりにも素晴らしすぎる…!
黒人を差別したものが白人から暴力を受け、黒人に救われる、なんとも言えない皮肉。大切なのは人種や見た目関係なく、自分が接した上でその人を判断する事
>>続きを読む

灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.9

少し話が回りくどいが真相が徐々に垣間見れてのオチが「1+1=1 」。これで真相が明らかになる緻密な構図を生み出したのが凄すぎる
真実を知った時のナワルの心情が計り知れない。想像もできないけど、苦しかっ
>>続きを読む

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.2

平凡で単調な日常を楽しく過ごすために、少しの妄想や脚色があってもいい。ホラ話を面白おかしく受け入れることができる人生が、また豊かな人生を生むのでは…?感慨深い話でした。
空想とリアルの共通点を見つけた
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

トイレ清掃員である男の日常を描いた作品。
映画館で年内最後に観た作品がこれで良かった。
さりげない日常の日々、それぞれの人生、公園の”木漏れ日”をこれほどうまくとらえた映画を観るのは初めて。どのシーン
>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.5

完全なるファミリー向け王道ストーリー
まさかのミュージカル映画で、前作とあんまり関係性無いようにも感じた。
前作と比べてはいけないと思いつつ、チャーリーとチョコレート工場が大好きだったから、つい期待し
>>続きを読む

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.1

ちょうど第二次世界大戦関連の映画を観漁っていたところだったので、興味を持ち観ました。
ナチスドイツのユダヤ人迫害が主題ですが、ドイツ人とユダヤ人の子どもを主としてあり、今までのいわゆる「戦争映画」とは
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.2

完成度高すぎた、楽しい時間でした!
一世を風靡するほど流行ってた作品なのにも関わらず、今まで見てこなかった事に少し後悔。
昔からプレイしてきたマリオゲームが忠実に再現されてたし、知ってるキャラクターが
>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.4

血の繋がりの意味や重さ、そして自分の人生を生きる尊さを訴える作品だった。
戸籍を取り替えて人生をやり直したいという人はいるんだと考えさせられた。そして、そんな制度があってもいいのかもとも思った。
特に
>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.6

決して目を背けてはいけない事実。
本当にこの作品はホロコーストの残酷さと1人の男の命を掛けた決断によって、1000人以上の命が救われ、心を揺さぶられる作品です。
1つの命を救う物が世界を救う、罪人を罰
>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

戦後の世界観、人間ドラマも映画に奥行きを持たせており、随所に永遠の0を連想させるような展開は、流石山﨑監督と感じました。話はご都合主義で邦画特有の説明台詞は健在だが、それも含めて日本映画の到達点を東宝>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.9

今作のMCUは少しミュージカル要素を混じりながらも、短い時間に「こういうの見たかった」がギュっと詰まってて凄く良かった。やっぱり死ぬまでMCUは追い続けたいと思えた。
でもやっぱり時間や世界が色々複雑
>>続きを読む

>|