かんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.2

プレイヤーにやられるだけのNPCが出会いを経て疑問を見つけ、世界を変える物語。
ずっとウォッチリストにいれてた作品でめちゃくちゃ面白かった。
日常系のゲームをやったことがある人ならわかるNPCのバカっ
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バービー(2023年製作の映画)

3.6

夢の中にいるような空間に約120分。
世界からピンクの塗装が消えたのもうなずけるような色使いと独特な世界観に多少困惑。
バービーランドと人間界が相対関係になってて世界のシステムに翻弄されながら生き抜く
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ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版(2000年製作の映画)

4.0

重く、冷たい作品。
感動のフィナーレなんかじゃなくて人生のフィナーレに進む物語。
母から子への愛を阻む周りの登場人物たち。
運命には逆らえるはずはなく、結局バッドエンドに。
映画は最後から2曲目を聞い
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

酒、煙草、薬、殺人なんでもありの世界を彩る登場人物たち。
時系列がバラバラで頭の中を整理するのに時間がかかった。
正規の時系列で放映してたら絶対こんなに面白くなかったはずだし、監督本人が出てきたところ
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.8

人間が創り出した世界に生きる主人公が新たな世界への1歩を踏み出す物語。
普通の街で普通の生活をしてたらトゥルーマンが異変に気づいて親友に駆け寄るシーンが一番印象に残った。
結局彼は商売道具でしかなくて
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キングダム II 第3章/第4章(1997年製作の映画)

4.0

善と悪を心得よ。
続きが気になりすぎて、再びラース・フォン・トリアーの世界へ。
母と子の愛情の話とかボンドのドナーと兄弟の存在などいい話がⅠよりも盛り込まれてて面白かった。
Ⅰとの繋がりが強く、ヘルマ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.6

タイの格差社会がこの作品のテーマ。
カンニングという学生にとっては身近なものを使った商売と犯罪行為。
天才はやるだけ損をするし、凡人は脛をかじるだけ得をする。
結局は全て自分の元に帰ってくるわけだし、
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.6

牛乳とシーフード味のカップラーメン。
一瞬映る黄金町の景色はこじんまりとしてて趣さえ感じた。
原作を読んで列車で旅する話が好きだったからそこがなくて残念だけど、退屈な飲み会・パーティーの描写は今の社会
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キングダム(1994年製作の映画)

4.0

続きが気になる終わり方。
ホラーに寄った作品なのかなって思ってはいったけどらコメディ要素が案外多くて驚き。映画というよりドキュメンタリー映像をみているようで新鮮。
現実と幻想が交差してて初めから混乱し
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.8

壮大な設定に飲み込まれて最初からあんまり理解が追いつかず、どうなるのかなって感じたのが第一印象。
物語が進むにつれて、様々な伏線と発言の交差が物語に引き込んできてなかなか楽しめた作品だった。
とにかく
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.8

花は暖かく咲いて冷たく枯れる。
レミとレオの成長と別れ。
大人になることで直面する問題と真実。
関係を客観視したことがなくて、目の前の「楽しい」を追いかけてるだけじゃ分からないことだらけで、途中は心が
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.0

シリーズ第1作目
大好きなシリーズで何度も観たことがある作品だけど、3Dで鑑賞は初。
何も知らない青年、ハリーポッターが最強の魔法使いになるまでのお話。
何度観てもダドリー家はクズだし、ハーマイオニー
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

怪物の脚本 坂元裕二さんの作品だということで興味があって鑑賞。
カップルで観たら別れるとか噂を聞いてたから重く、号泣できる作品なのかななんて思ってたけど、それなりの作品だなって感じた。
2人がカラオケ
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

4.0

軽い気持ちで鑑賞したけど、思ったより重めの内容で驚き。
個人的に作品全体で考えたら3.7ぐらいの評価つけるなって思ったけどどこか鬱展開にもっていく作品が個人的に好きだからこの評価。
大学生の深夜に鑑賞
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.8

歪んだ愛情と母親
内容を少しいれてから観たけど想像を超えてきて面白かった。
母親は正しいことをしてると思い込んでるし、全ては娘のためを思ってやってるし、サイコすぎる。
車椅子で走り回るから自由もあんま
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

4.2

言葉では表せない美しさ。
現実、妄想、悲しみ、喜び。
笑い、泣き、怒り、苦しみ。
全てが美しく、生きてく心地がする。
胸糞映画って聞いてたからあまり期待せずに鑑賞したけど、思ったよりも好きになれた作品
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

4.0

やっと鑑賞できたシリーズ最新作。
「ファミリーへの思いと重圧」
最大の武器が最大の弱点になってて胸が痛かった。
これまで通りの最高なカーアクションと胸熱バトルシーン。
喜怒哀楽全てが込められた作品。
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.6

最強の姉妹爆誕。
シン・シア演じる悲劇の少女はどこかキム・ダミに似ていて何も知らない感じがとても愛くるしかった。
特に、ご飯を食べるシーン。スーパーの試食コーナーを周回する姿はまるで初めておもちゃ屋に
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怪物(2023年製作の映画)

4.4

タイトルの「怪物」とは何か。
この映画の着地点とは何か。
いろいろ考えながら観てたけど鑑賞後のスッキリでもなくモヤモヤもない感じが良すぎた。
様々な角度で語られる「怪物」
教員を目指すものとして軽い気
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.8

七番房の人たちの温かさと イ・ヨングの周りを巻き込む感じ、イェスンの父親への変わらない愛に終始胸が痛かった。
欲しいものがあっても買えない、買ってもらえない。
職権の乱用と横暴なシーンは今の現代社会を
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.8

ようやくここまで鑑賞終了
シリーズ通してカーレースからどんどん派生してどこまで行くのやら…
キャラが濃いメンツだらけで終始飽きないシリーズだった。
現実とはかけはなれてる運転とカースタント
誰が欠けて
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

5.0

「夢は正夢 32人の侍の物語」
泥だらけの二刀流が物語の主人公なのではなく、チームみんなが主人公
源田の怪我、鈴木誠也と栗林の離脱
不安だらけのチームを支えたのは栗山監督でもなく、ダルビッシュでもな
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.8

台詞のない周りの音のみが流れるシーンが多くてかなり好きになれた作品だった
大人が知ってることを理解できないソフィが様々な人たちと出会い、環境にふれあい、時には仲違いして経験していく。
「本当の愛のカタ
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宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)

3.6

家族のかたち
結末が分かった上で進んでいく感じにうまく乗りきれなかった自分がいた
笑いあり、感動ありでとても面白かったし、とにかく日村が日村だった笑
友情出演も良き

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.8

嘘で固められた人生。
これが実際の話に基づいたものだということが衝撃。
現在の社会がどれだけ頑丈なセキュリティを敷いているのかが分かる。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.6

Dolby and 3Dで鑑賞
ゲームのキャラクターがそのままスクリーン上で動き回っててなんか感動…
ノコノコが大量に走ってくるところがシュールすぎて笑えたり、兄弟愛のシーンは子供がみても理解できるし
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

組織の全ては自分以外には出来ないという固定概念を根本に始まる作品
組織を動かす身とすれば永遠の課題となっているがその概念を変えたのは自分よりも人生経験を積んだインターン生だった
どんな事でも経験するこ
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