かんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.6

弱小サッカーチームが勝ち星を掴み取る物語。
明るい描写だらけでずっと笑っていられたし、チームになっていく感じがとても良かった。
自分の気性の荒さとすぐ諦めてしまう監督トーマスの人間としての成長を実感で
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

息子が死んだ母親に会いにいく物語。
とにかくぶっとんでた!
アリアスターの長編2作品しっかり予習してから鑑賞。
主人公はご飯食べないし、飛び降り方は顔面からだし、カルトチックになるしオマージュはかなり
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

4.2

幼い頃からずっと仲良かった2人。
時が経つにつれてすれ違っていきながら自分たちがいちばん必要であるものを再確認していく物語。
出会いからずっと一緒の2人がまず良かった。どんな事でも一緒。原付の後ろに乗
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ面白かった!
ボー観るために初めて鑑賞。ミッドサマーも観たし、全部観てから行くかーっていうテンションでみたけど物語スゴすぎ!
白夜だったミッドサマーに対してヘレディタリーは暗いシーン多いか
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.4

登場人物全員ひん曲がっててまともなやつが誰もいない。
歪んだ愛と繰り返される暴挙
返り血ってこんな飛び方するのって感じでみてた。
まあ一応胸糞なのかな?いじめのシーンからずっといい気分じゃないけどいじ
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

4.2

LGBTQをテーマにした作品。
思春期真っ只中の高校生が自分の価値観と他人の価値観の違いに苦しみながら生き抜いていく物語。
周りにはこの作品のように考えながら生きている人がたくさんいるだろうし、実際に
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

360°砂漠で繰り広げられるポールVS皇帝のファーストラウンド。
最新作があるということでリバイバル上映を鑑賞。
作品の名前は一応知ってて、興味はあったが見たことがなく、時間があったため鑑賞。
まずテ
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ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)

4.2

夜になると動き出す不思議な博物館を舞台にロマンが詰まった作品。
オーウェン・ウィルソンが好きだし改めて観てみたけどまじでいいね。
老若男女楽しめるし、ポンコツな登場人物ばっかりだし、とにかく楽しい。
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

天才脳外科によって蘇生されたベラが外の世界に飛び出して自分の存在価値と世界に触れ、知っていく物語。
R18でしっかりそーいう描写多めで多少グロもあった。
後半に進んでいくうちにグロ描写少なくて性描写の
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.4

同じ時間に起きてトイレ清掃をするだけの男が周囲の変化に戸惑いながら人間の情に触れ、生活していく話。
穏やかなテンポ感と独特な雰囲気を醸し出してくれる音楽がまず良かった。
現代の音楽技術を知らない男だか
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在りのままで進め(2023年製作の映画)

3.8

「在りのままで咲け」と「在りのままで進め」2本同時上映。
ほぼ前情報なしで鑑賞。
女優を諦めきれないママさんの話。これが直ぐに終わってクランクアップ。そこからこの話を作るきっかけとなった経緯を語る感じ
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市子(2023年製作の映画)

4.0

プロポーズの翌日に消えた「市子」を探し、様々な過去が浮かび上がってくる。本当の「市子」とは誰なのか。
まずキャストが豪華すぎる。若葉竜也を始め中田青渚、渡辺大知などなど自分が好きな役者さんばかりで完璧
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

アイヌの埋蔵金をかけた地獄の戦い。
原作を軽く読んでから鑑賞。
思ったより数倍原作再現だった気がする。
北海道の自然とアイヌという民族を上手く表現出来ていた気がして住んでた身からしてもまじで良かった!
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トランスポーター(2002年製作の映画)

3.6

ただの運び屋が悪党を敵に回して正義のために闘う物語。
100分無い映像の中でステイサムがただただかっこいい。
自分にルールを科しながら生活する元軍人がある日の仕事でルールを破ってしまう。
中身を知られ
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.8

友達以上恋人未満の2人がすれ違いを繰り返しながらお互いの存在の大きさに気づいていく物語。
冒頭ロージーのスピーチからはじまる今作、ハッピーエンドに向かうのかなって思ってたけどアレックスとロージーすれ違
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宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました(2022年製作の映画)

3.8

北と南の軍事国境線で起こる当たり券をめぐる友情コメディ映画。
めちゃめちゃ笑わせてもらった。
お互いをバカにする描写から始まってずっと面白かった。
宝くじの当たり券を拾うっていう誰もが夢見たことがある
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.2

ヤクをキメまくった男たちの日常とこれからを描いた作品。
街中を全力で走ると言えばこの作品で様々な部分で引用されており、ずっと気になっててようやく鑑賞。
酒、タバコ、ドラック、ナンパなどなどすべてが悪い
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.8

高校を卒業した2人が自分自身と向き合いながら社会へ飛び出していく物語。
人間全てをバカにしながら生きる2人のキャラクターが濃すぎ。
気が強く、他人の短所しか見てない感じがめちゃめちゃ好きだった。
イー
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.6

笑いにしか興味の無い男が社会と向き合いながらまた走り出していく物語。
前半は大阪を舞台に主人公がひたすら努力していくパート。
後半では東京に進出し、様々な苦悩と戦いながら大好きなお笑いと向き合っていく
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.4

スティーヴィーが道をはずれた人々と出会い、つるむことで少しずつ大人になっていく物語。
雰囲気と音楽がまず良すぎる。
2020年の作品だけど90年代の雰囲気に引き込まれる。
街中をぼーっと歩いていると不
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.6

桐島が部活を辞めたことで狂い始めた歯車に振り回されていく物語。
当時めちゃくちゃ話題になってたこともあって時間があったから鑑賞。
1番を取れない、主演を取れない2番手、助演に刺さる映画だった。
桐島と
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.6

偽りの家族の家族旅行。
誰も不幸にならないし、ずっとアーニャ可愛いし何も考えずに観れた。
現実とはかけ離れた事ばっかりでさすがアニメって感じ。
原作読んでたけど、読んでない人でも楽しめる作品だった。
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.6

若者たちの間で流行っている降霊術が彼らの日常を壊していく物語。
何かを解決していく訳でもなく、何かを達成するわけでもないただ人間が霊に支配られていくだけ。
途中から好きなように呼び出せるようになったり
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.8

殺し屋2人が社会のに共存しながら責務を全うしていく物語。
前作に引き続きコメディ8割戦闘2割の印象でめちゃめちゃ面白かった。
登場人物みんなポンコツでまともなやつがまずいない。
頭の硬い現代の日本に比
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エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.8

最強の消耗品軍団の第4作目。
大きな代償を払うと同時に大きな何かを掴み取る今作。
古臭い戦闘シーンの数々と壮大な殺し合いがまず良い。
過去作サブスクで観てから新作を映画館で観たから迫力が全く違うしイケ
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.6

大災害に耐えきったたった一つののアパートを舞台に人々が生き抜いていく様。
軽い気持ちで観に行ったけど人間の嫌な部分ばかりみえて前半はかなり個人的に苦しかった。
人間が限界を迎えた時の行動一つ一つがリア
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エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年製作の映画)

3.8

消耗品軍団の第3作目
昔の仲間であり、殺したはずの敵に立ち向かっていく今ストーリー。
チームは歳をとり、ミッションに失敗したことでバーニーはチームを再建する。
古きチームを捨てて若者中心のチームを作る
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

4.6

2024年映画初めは好きな映画から。
明け方の若者たちを鑑賞後このスピンオフを観てフルコース。
あちらは僕視点から見た彼女だったけどこの作品は彼女視点からを描いている。
明け方の若者たち含めてこの作品
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街の上で(2019年製作の映画)

4.4

彼女を忘れられずにいる青が様々人と出会い、対話をしながら前に進み出す物語。
下北沢を舞台に柔らかな雰囲気で話が進行する。
自分の気持ちに正直になれない大人たちが多く出てきて終始ムズムズするけどハッキリ
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.6

クリスマスの風物詩
金ローで改めて鑑賞。
題名のまんま家にひとりぼっちになるケビンがおバカ泥棒を撃退する物語。
いつ見ても笑えて、ほっこりできるお話。
子どもっぽい撃退方法ながらそれに引っかかる泥棒2
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.4

新人映画監督が自分の撮りたい映像を撮りながら自分を見つめ直していく物語。
前半は上司からの圧力や社会からの風当たりの強い感じ。胸糞が続いてそんな感じの映画かーって思ってたけど後半は打って変わって家族愛
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