ニッケさんの映画レビュー・感想・評価

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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.6

トムよ今年もありがとう。6作目を数えるも常に最高傑作を更新し続ける驚異のシリーズ。スタントバカ一代と化したトムクルーズにはもはや驚きはせず、ただ縦横無尽に飛び回る姿に賞賛を送るのみ。全くもって代えの効>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.6

多くを語るは野暮というもの。清く正しく気持ちよく、笑って感動出来る今年最大のめっけもん。秀逸なアイデアを緻密に育て上げいっぱいの映画愛を詰め込んだ渾身の一本を見事に食らいました。熱演のキャストはじめス>>続きを読む

カーズ2(2011年製作の映画)

3.0

まさかのスパイアクションに変貌を遂げた、スピンオフでやった方が良さそうな2作目。前作でやったことを否定するわけにはいかないので致し方ない面もありますが流石に戸惑った。スパイ映画といえばボンドカー、と言>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.6

自分しか知らない幻の一本を繋ぎ止める、クリエイターたちへのラブレターみたいな映画。特異な設定からは考えられない、嫌味や悪意のない澄み切った優しさが胸に染み入り、キャラクターの純粋さに涙する。特に刑事さ>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.5

災害パニックからまさかの館ホラーへ悠々とジャンルをまたいでみせるシリーズ1番の異色作。恐竜が現実に現れるロマンと楽しさはほぼ封印され、その名の通りとにかく恐怖の対象としての恐竜の描き方が新しい。アニマ>>続きを読む

バスケット・ケース(1982年製作の映画)

4.0

巧みな構成と考えさせるような奥深いテーマが光るカルトなヤツ。シンプルな謎を配置し、それを徐々に、テンポよく解明させてグイグイと引き込むシナリオが好みです。短めの尺であらゆるシーンに無駄がないタイトな仕>>続きを読む

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.0

底抜けに爽快な海洋アドベンチャー。テンポよく繰り広げられる冒険とアクションは全く飽きる事がない。立ちはだかる試練はどれも映像的な楽しさに溢れており、ベースにあるのは驚愕の水表現。これ以上は無いと言って>>続きを読む

カーズ(2006年製作の映画)

3.4

加速していく現実社会にくたびれちまった大人へのピクサー作品。ルート66沿い古き良きカントリーへの郷愁を感じさせるムーディな味わいの田舎と華やかなレースの世界との対比が決まってる。キャラクターが可愛くな>>続きを読む

ビアンカの大冒険/ゴールデン・イーグルを救え!(1990年製作の映画)

3.0

続編らしい続編。意外と間が空いた為時代が一回りして黄金期に至り、滑らかに進化したアニメーションが素敵。エリマキトカゲがメチャクチャムカつく。
どうでもいいけどジャケットのイーグルの顔違くない?

アーノルド・シュワルツェネッガー/ゴリラ(1986年製作の映画)

2.9

全編ほぼ真顔の無味無臭無表情系アクション。ただ当時らしく所々に景気の良さが出てくるところが魅力。タンクトップで鉄砲準備、皮ジャケ羽織って殴り込み。ここだけでも見た甲斐はあったと言いたい所だが、それにし>>続きを読む

ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(2018年製作の映画)

3.3

幽霊屋敷の真打ちは館系ホラーの王道。絶対なんかあるやろ…の所でキッチリ脅かしてくれるのと、綺麗にまとめたお話で全体的に真面目な印象。
ウィンチェスターハウスの増築に新しい解釈がなされたのは面白いものの
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レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

3.3

テキサスのドン引き家族ことソーヤー一家が何故凶行に走るのか?という一番気になる部分は全く触れないのはオリジンとしてはちょっと残念。ミスリードのアイデア一本で突っ走るにはパワー不足だと思いました。
若干
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.3

普通に面白い。ではなく面白いけど普通。
王道のSF冒険活劇でしっかり楽しめたけど、もう少し盛り上げて欲しかったというのが正直なところです。
目まぐるしく変わる舞台、怒涛のように押し寄せるドロイドとエイ
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ヒルコ 妖怪ハンター(1991年製作の映画)

4.5

学校の怪談+フライトナイト+遊星からの物体X。お気に入り映画の要素が全部入ってるので嫌いな訳がない。おぞましーいクリーチャー造形の美術が効いた恐怖演出もしっかり怖くて満足。抑えた登場人物はみんな魅力的>>続きを読む

シンデレラ(1950年製作の映画)

2.5

シンデレラの話をこの尺でやるのは流石にキツイのか、合間に挟まるトムとジェリーみたいなドタバタがキツかったっす…

七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

いつ見ても何度見ても面白い。これ以上の映画はない。
スクリーンで見るのは初めてだったけど、映像の迫力に関しても現代の映画にまったく引けを取っていない。3時間半があっという間に過ぎるけど、やっぱり休憩あ
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ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

2.8

日曜朝9時半のバットマン夏映画といった感じ。
ノリと勢い優先の脚本がだいぶ合わず、パロディ演出も鼻白んでしまった。話に絡まない数だけ多いキャラクターもディープなファン向け。戦国自衛隊を期待して見に行っ
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悪魔のいけにえ3/レザーフェイス逆襲(1989年製作の映画)

2.0

経験上この手の映画の3作目はだいぶ鬼門なんだけど、やっぱりダメでした。キャスティング以外に見所なし。セルフパロディにもなってない焼き直し。ミスマッチなハードロック風劇伴が虚しく響きます。

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.5

天邪鬼、王道外しのディズニーの真骨頂とも言うような一本。疎外感や孤独感とジレンマを話の幹に据えたテイストはかなり暗いにも関わらず、あれだけのヒットを飛ばしたのはしっかり感情を乗せてぶちかます激エモ名曲>>続きを読む

マイティ・ジョー(1998年製作の映画)

2.5

ほんの少し大きいだけだった…と言うキャッチコピーに偽りなし。マジでほんの少しだけ大きい微妙サイズゴリラのゆきて帰りし物語。映像的にはとてもよく調和しているのにあまり暴れてくれないのが痛かった。ピークを>>続きを読む