ニッケさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.2

作風からは想像できないほど真面目に続編キングスマン。
ハチャメチャやり倒した前作の事態収拾に時間を取られてるので秒でアガらず分でアガる。が、その分シリーズの世界観を広げ丁寧に前作要素を拾い上げていくの
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グレートウォール(2016年製作の映画)

2.9

かかったお金が透けて見えるバブル感満載の一本。手の込んだ大量の三國無双コスプレとセット、中国らしく物量でモリモリ攻めて来る絵面は流石に派手。ただし見せ方の工夫が感じられずイマイチ心踊らないしょんぼり大>>続きを読む

チャイルド・プレイ/チャッキーの種(2004年製作の映画)

2.2

開き直りとでも言いますか、もはや取り返しのつかない展開を見せ始めた5作目。次作から仕切り直したのも頷ける破壊性。何故か安直なホラー映画パロディに走り始めたのには今更感しかないが。
主役のジェニファーが
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ザ・スクワッド(2015年製作の映画)

2.5

パリDQN捜査線。破天荒刑事を描くのは難しいんだなぁ、と思いました。
バット振り回すお兄ちゃんが魅力的なキャラクターでした。ヒートやりたい!という情熱が炸裂した中盤のガンファイトが魅力の一本でした。
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サンズ・オブ・ザ・デッド(2016年製作の映画)

3.7

砂漠のタイマン鬼ごっこというワンアイデアに頼り切った一本、と思いきや驚きの広がりを見せてくれた一本。ゾンビものはやはり人物ありきだと再確認。
主人公を、この手の映画では真っ先に餌食になりそうな低脳DQ
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ライフ(2017年製作の映画)

4.0

どうしてもエイリアンの影がチラつくジャンルに抜群のリアリティで切り込んだ一本。挨拶がわりの長回しオープニングが映画全体の特色を表しているのでグイっと引き込まれます。
ただ逃げるだけではない、目的と状況
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

4.1

とにかく主演2人のキャラクターに惚れた一本。いくらでも続編が観れる。ライアン・ゴズリングはガンガンこの路線で行って欲しい。
時代設定もうまく、当時の文化を絶妙に切り取った王道の探偵ものシナリオが良し。
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ハウリング(1981年製作の映画)

3.7

鮮やかに現代(当時)に蘇った狼男伝説。
やっぱり特筆すべきは度肝を抜かれる変身シーン。特殊造形の必修科目とも言って良いかと。よっぽどの自信があったのかやたらと時間をかけるが、何度も見返したくなるほどお
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.8

スターウォーズに挑んだスターウォーズ。感情的にアップダウンの激しい問題作を投げつけられた。
これまでの全てを否定するような意外な展開には少しばかりアレルギーが出るが、まさに希望をつなぐ終局がお見事。特
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.8

死体って何故か怖いですよね。実はみんなが怖いと思っている死体にまつわるホラー。
ジェーンドウはなぜ死んだのか?が大きな軸となったミステリー仕立てのシナリオは推進力があり、怖いけど先が気になる面白さ。
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.8

ふざけてないサメジャンルというだけで異常だと思ってしまうのは他の映画が悪い。これは正統派パニックスリラー。設定だけ聞くと少々間抜けだが、ちゃんとその状況における辛さ痛さ無理さを描写してるので真面目に見>>続きを読む

ノー・エスケープ 自由への国境(2015年製作の映画)

3.2

不寛容の荒野を逃げ惑うサバイバルスリラー。現代の社会情勢とイヤにマッチングした設定に、自然光のみで撮ったという映像がリアリティ抜群。ソリッドシチュエーションのわりに微妙にアイデア不足な気もするが、ライ>>続きを読む

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

2.0

ユニバースの誘惑に負けたしょんぼり大作。シリーズ展開を睨んだシナリオが足を引っ張る。まずはしっかりミイラの話を作ってもらいたかった。主人公のキャラクターをはじめ、コミカルさで全体的に見やすく味付けする>>続きを読む

海底47m(2017年製作の映画)

3.1

助かりそうで助からない、少し助かる逆ゼログラビティ。力技の展開が目立つもののアップダウンの激しい脚本でそこそこのスリラーに仕上がった。用意が悪すぎるわりには登場人物が懸命に助かろうとしてくれるので、存>>続きを読む

GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

3.0

設定ゴリゴリのSFゴジラ。尺のほとんどをずーっと喋ってるところが実にアニメらしい。そのせいか設定説明に終始してビジュアル的な驚きがほぼ無いのが痛い。森に立ち尽くすゴジラのなんと地味なことか。最後のオチ>>続きを読む

チャイルド・プレイ3(1991年製作の映画)

2.0

いい加減「人形が動き出す」という設定の不気味さに慣れてきた鬼門の3作目。案の定一皮剥けきれなかった退屈な仕上がり。
成長したアンディが陸軍学校に行くのはいいがチャッキーとの相乗効果はほぼ生み出さず、た
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フラットライナーズ(1990年製作の映画)

3.0

死後さばきにあう…はずだったのが生き返っちゃって生前さばきにあう人の話。実験によって死を興味本位で取り扱う危うさそのものに対してはソコソコに、自らの人生を振り返り贖罪を果たすシナリオなので設定知っただ>>続きを読む

スティーヴン・キング 痩せゆく男(1996年製作の映画)

3.5

おい、パイ食わねぇか。ふくよかな体型の主人公を確かなメイクアップ技術とひたすら追い込むシナリオでガシガシと削り取っていく地獄シェイプアップムービー。痩せゆく男以外にもウロコ人間とかショッキングなビジュ>>続きを読む

マーダー・ライド・ショー(2003年製作の映画)

3.1

ヘヴィなロックが鳴り響く悪趣味センスあふれるライドショー。大まかなストーリーラインはじめ節々に悪魔のいけにえを彷彿とさせる描写が盛り沢山のホラーファンムービーだが、味付け次第で独自のモノに仕上がった。>>続きを読む

ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.8

おなじみ鋼鉄の鬼ごっこ。莫大な予算を引っさげてアイルビーバック。おおよそ続編映画に求められる事をすべてクリアしたと言っても過言ではない。
他の映画ならクライマックス級のアクションが2度3度4度と襲い掛
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.9

やっと楽しく観れたDCEU。個性的なキャラクターとそれらが繰り広げる掛け合いとアクションが楽しい。
見切り発車で集合映画しちゃったからメンバーの半数以上をしっかり紹介しなければならないノルマがあるにし
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.0

そろそろちょっと飽きてきた言葉の銃撃戦映画。とはいえこのタイミングでコーダを記したのは流石の引き際。

キャストが豪華なVシネマであるが前2作に比べるとイマイチピンとこないキャラたちが残念。流石にいい
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

3.3

言葉の銃撃戦に関西弁が殴り込み。野球やろっか。

スケールが大きくなった上に、意外な形で繋がりを見せる前作のキャラたちが面白い。

大友というキャラクターが1番よく見えてくるのはこの2作目になると思う
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