薫さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

パパに教えられたこと(2022年製作の映画)

1.2

パパの歌めっちゃカッコよかったのになぁ、ラストは納得行きません!

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.5

派手さはなく、堅実なキャストによるそこはかとない優しさと切なさとミステリー要素は是枝節健在だ。

色んな母親が出てくる。
色んな父親が出てくる。
決めつけや押しつけはなく、寄り添う姿は、監督の母達への
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

刺さってしまった。
あのサブカルな空気感や、
ささいな行き違いの苦しさ。
分かる、分かる。

伊藤さん大好きです。
カラッと明るいのに、表情に含みを感じさせるのは天才。
あんな彼女素敵。

ジムジャー
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

3.5

関心はあれど、わたしは難民のことも同性愛のこともちっとも分かっていないと思い知らされる。
しかし、この映画を通して追体験することで、広がる世界や感情がある。
これは一種の希望なんではないかと思う。
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

5.0

20年ぶり位でしょうか。
劇場で観るのは初めてです。

ありがとう青山真治さん。
ありがとう仙頭さん。
ありがとうたむらまさきさん。
ありがとうテアトル新宿。

20歳のわたしには理解が及ばなかった物
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前科者(2022年製作の映画)

4.0

コロナに感染して劇場で観られなかったのでようやく。
ドラマシリーズに引き続き、誠実なドラマだった。

有村さんと石橋さんの掛け合いはホッとするよ。
森田剛の苦しみを内に秘めた演技に、こんなすごい役者さ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

最高すぎる!!!

2作目の杞憂なんて開始5分で吹っ飛んだよね。
なんなら『字幕 戸田奈津子』の時点でうるうる来ていた。
みんながトムのため、この映画のために力を尽くしている感じがした。

トムクルー
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.0

先日の裁判結果によるとアメリカの多くの州で中絶が規制されることになりそうだ。
マジで意味が分からないし、日本でだって他人事ではない。

この映画の様なことが現実に起こりうるし、もう起こっているのだと思
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.5

ただただスケボーをしている所を見るのが好きなんだけど、ストリートカルチャーと呼ばれるだけあって、そこに集う理由が各々にあり、背景には私の知らない彼らの生活が満ちてる。
スケボーをしてビールを飲んで、い
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E.T.(1982年製作の映画)

5.0

ノスタルジーと名作のどちらにもやられる。
無理、最高。

流浪の月(2022年製作の映画)

3.5

この重さを体感したくて李監督の映画を観る。
広瀬すずさん、パブリックイメージよりずっとしっかりとした役者さん。
自分の痛みと他者への包容力を1人の役の中に落とし込めるってとんでもない技術だと思います。
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ローマの休日(1953年製作の映画)

2.5

5歳の子が楽しんで観ていた。
名作と言われる意味が分かったよ。

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.5

マイクミルズ監督ラバーとしてはうれしい新作でした。

大人の苦悩もこどもの苛立ちも
分かる。分かる。
森で叫ぶやつはさ、みんな定期的にやったらいいんだと思う。
大人だとかこどもだとか括らないで
みんな
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

マイベストオブキャリーマリガン。

人の痛みに気付かない性加害者達。
下駄をはかされていることに無自覚な脳天気さ。
腹が立つ。
わたしたちはいつまでも黙ってないよ。

映像はキャッチーだし、撮影も小気
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クール・ランニング(1993年製作の映画)

3.0

野外上映にて。
多摩川沿いの大きなスクリーンで観た。
こんなラストなんだね〜
教えてくれてありがとう!

はちどり(2018年製作の映画)

2.0

ウニの様な苦しさの渦中にいる人にこそ観てほしい映画だと思った。

風の電話(2020年製作の映画)

2.5

自分もそこに居るかのようなドキュメンタリータッチの作のせいなのか、観客との距離感がとても近い映画だと感じた。
風の電話のまわりで吹いている風、わたしも感じた。

とんび(2022年製作の映画)

3.5

何年か前に原作を友達が貸してくれたので、その映像を観たくて。
阿部さんはいい。
偉そうなことを言うと大味なんだけど、それが良いと言うことも勿論あって、
やっさんにピッタリなの。
子を持つ大人として、た
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

1.0

言い訳はいらん。
みんな、特に若者は
みにくく図太くずるく恋をしたらいい。

私の少女(2014年製作の映画)

1.5

ペドゥナは警官の制服似合いすぎる。
性的指向の描き方が問題提起をはらみつつも、自然に描かれている気がして好ましい。

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

1.0

黒島さんも北村さんも
この映画ではじめましてでしたが
みずみずしい痛々しい
良い演技をしますね。
あんなの惚れてまうやろ案件ですが
うーん、もとを辿るとやっぱり
性欲由来の恋でしょ?

空に住む(2020年製作の映画)

2.0

思いっきり主観だけど
映画好きなら誰しも憧れ、
熱中した時期がありませんか。
青山真治監督を偲んで。

日常と非日常の織り交ぜ方が青山さんらしいかな?
タワマンから何を見ていたんですか。
でも分からな
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ジオラマボーイ・パノラマガール(2020年製作の映画)

1.5

瀬田監督が描く性的指向を定めて来ない感じが好きなんです。

映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021(2021年製作の映画)

2.0

戦うしずかちゃんかっこいい。
ビビっちゃうスネ夫もいい。
しずかちゃんの入浴シーンはもうそろ辞めても良くないか?

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.5

闇から真っ黒い男が出てくる。
黒バックに黒、沢山の黒味の表現を撮影そのままで体験するために映画館で観る価値のある作品だった。

隠キャ感はむしろ現代では愛される要素のひとつだよね。
かわいいもん。

HOMESTAY(2022年製作の映画)

1.5

みずみずしい。
性別のくくりのない恋愛感情をさらっと織り交ぜてくる所に今後の監督作品への期待と品性を感じます。

(2020年製作の映画)

1.5

瀬々監督が王道の商業映画を撮っているってことが毎回胸熱。
斎藤工の謎キャラが好きだよ。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

2.0

作り手の熱量を感じる。
すごい根気だと思う。
それを相殺するかのようなシュールなキャラクターたまらない。
グッズ欲しいな。

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

5.0

映画祭の企画上映で。
毎年ジブリをかけてくれてうれしい。
4家族で行って、前列に子どもたち、後列に大人たち。
随分とみんな大きくなったもんだ。

オープニングの巣立つシーンで既に泣いちゃうよね。