いたみさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

5.0

山の神が女性であること、繁栄のための男根崇拝要素など、民俗学的に細かな点を取っても素晴らしいストーリー展開であるが、これは原作の要素かな?
それにしても、アイテムの転用、変換が本当に素晴らしい。こんな
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

5.0

炊き出しの場所、どんな邪悪な心を持っていたら思いつけるんだ?!本当に人を不幸にする天才だな?!

女は女である(1961年製作の映画)

5.0

 映画とは画面の運動その魅力によって観客を惹きつける行為。どこかで読んだ、映画が有ったのではなく観客が先に有ったのだ、という、それだってとどのつまり「観客がいかに目を釘付けにするか」が前提となるのが映>>続きを読む

もだえ苦しむ活字中毒者 地獄の味噌蔵(1990年製作の映画)

5.0

テンポが良く見やすい、次の展開があまりに読めなくて面白い、急に女が男を好きになっているところもグッド、こういう作品が存在することに感謝

夏の娘たち~ひめごと~(2017年製作の映画)

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堀禎一の夏を、過ごしてみたいとおもった。
怠惰で汗ばんでてくだらない時間。
それでも水は冷たくて、自転車を漕ぐと幾分か涼しく、愛し合うと暑さは忘れるものである。

したがるかあさん 若い肌の火照り/恍惚 KOKOTSU/東京のバスガール(2008年製作の映画)

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サザンとかの感じで、堀禎一に夏のイメージがある。自転車、水、裸、外で遊ぶ子どもの声、となりゃ、それもそうか。私の中に存在しないはずの夏休みが懐かしまれる。

めし(1951年製作の映画)

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途中に若い女が叱られた時は、スカッとジャパンだ!!と思った。
旦那にベタベタしときながら、「私、ミチヨさん怖いわ」って言う女、どの世に於いても嫌な女だ。
喋ってる人間にばかりカメラを向けるのに、それが
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BU・SU(1987年製作の映画)

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 動線・運動が異常!常に画面に運動がおきている。
 周りの若者が(木陰ですらも)常にうごきまわっている時に、主人公・麦子だけがじっと止まっている。踊りも一人だけ遅れている。そんな中、無理矢理に動かされ
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草叢/不倫団地 かなしいイロやねん(2005年製作の映画)

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本当に音が凄い。
廃品回収の音、子どもが遊ぶ音など、生活音が全て意味を持って(忌みを持って)いる。
怖い話の作り方と同じだと思った。

パンドラの匣(2009年製作の映画)

5.0

原作があるものについて、原作が大変に読みたくなったらそれは素晴らしい映画だと思う。

本筋とは異なるが、私の「宗教観」と一致する部分が多かった。
本名を忘れそのコミュニティ内のみでの名前を得ること、一
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SEX配達人 おんな届けます/宙ぶらりん/弁当屋の人妻(2003年製作の映画)

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『妄想少女オタク系』を観た時から思っていたのだが、堀禎一氏は音響にこだわりがあるのか?この作品ほぼアテレコだと思うんだけど、めちゃくちゃ音が美しい。濡れ場の音も凄い!なんてことない音も良い!

アジアの天使(2021年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ良かった。
中盤までの絶妙なギャグが好みで、女6とかブチギレる池松壮亮とか無一文のところ横切る子どもとかソルポムのお兄ちゃんとか、笑っていいやら悪いやらの境目。小気味良い編集が見やすい。最
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転がれ!たま子(2005年製作の映画)

5.0

 まず、衣装・美術が最高。色合い、家の床、お父さんのアトリエまですべて綺麗。無機質な堤防でも色あざかやかなたま子がいるだけで絵が出来上がってる。
 そいで、編集のテンポがすごく良い。音楽も素敵だし、悲
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走れロム(2019年製作の映画)

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バーさんの部屋掃除の演出、すこぶる良い。丁寧に身支度して本棚を綺麗にする様子が美しい。こういう細かな部分に尺を使うの好感が持てるし、動線も綺麗でした。

フック、貧困故とはいえ最悪すぎるな、まじで何も
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ベルヴィル・ランデブー(2002年製作の映画)

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ババアが大暴れする映画は楽しいよね。
音楽最高でした。終わり方潔い

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

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たけしの映画おもしろくてとても勉強になるけど、刑事とチンピラがほぼ同じ見た目だから外国映画見てるみたいな混乱が起きる、わざとなんだろうしそこが面白いんだけど。