花椒さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ションベン・ライダー(1983年製作の映画)

3.5

永瀬正敏、途中までわからなかった😅坂上忍はすぐわかったが、桑名正博(当時は将大)に紫の衣装(セクシャルバイオレット)、伊武雅刀が警官(スネークマンショー)、名古屋で出てくるのがキンタ(つボイノリオのキ>>続きを読む

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.0

クリスマスシーズンに上映される機会が多いこの作品。やはりクリスマスが近づくにつれ、混雑するようになっていたのでクリスマスを終えてから観賞に

1946年作品。兵役免除された者が主人公の作品では当時ヒッ
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

3.5

愛すべきアキ・カウリスマキ@ユーロスペース
※枯れ葉公開記念

[ツンドラ地帯で活動していた全員リーゼントにとんがりブーツの出で立ちのレニングラードカウボーイズ。
ここでは活躍できる場所がないとアメリ
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街の灯(1974年製作の映画)

3.5

笠智衆と素晴らしき老優たち@神保町シアター

チャップリンじゃないよ😅

昭和歌謡好きならマチャアキのヒット曲と思い浮かべる人も多いかもしれない(曲名は「街の灯り」が正しい)
マチャアキが主演ではある
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NO選挙,NO LIFE(2023年製作の映画)

4.2

マイルールとして立候補者は全員取材する。そうやって選挙を取材するジャーナリストの畠山理仁。
しかしこの取材では赤字続きで、齢も50になるし、体力的に続けられるか?
沖縄知事選を最後に選挙の取材にケジメ
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走れ!走れ走れメロス(2022年製作の映画)

4.5

これは傑作🤗

2023年年間ベストテン決定😆
今年のドキュメンタリー作品No.1かもしれない

サマーフィルムにのってや響けユーフォニアム等高校生の文化系部活の熱さを味わいたい人におすすめ

ある意
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喜劇 男の泣きどころ(1973年製作の映画)

3.7

笠智衆と素晴らしき老優たち@神保町シアター(この番組は終了)

松竹作品だが今なら間違いなくR18かと😐

いや、何が凄いって笠智衆がボルノ映画の巨匠監督という設定だけで優勝😆
 
映画監督が主演に見
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NY ANNIVERSARY LIVE! ビリー・ジョエル「ライブ・アット・シェイ・スタジアム ザ・コンサート」(2011年製作の映画)

4.8

詳細は後日。ビリー・ジョエルのシェアスタジアムでのライブコンサート。

28日に全国で再上映あり。
今回の上映は来年の来日公演を記念してのものとのこと
 
シェアスタジアムが解体工事されることでニュー
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モーターヘッド/ザ・ワールド・イズ・アワーズ VOL.2(2012年製作の映画)

4.2

2015年に逝去したモーターヘッドのフロントマン、レミー・キルミスター。
誕生日が12月24、命日が28日ということもあり、シネマート新宿ではこの期間モーターヘッドのライブ映像を上映するのが毎年恒例
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ほかげ(2023年製作の映画)

4.4

1500本目

戦争孤児が心や身体、家や家族等様々なものを壊された大人と出会っていく話。

主演は趣里よりも戦争孤児の方

野火とは異なった戦争の悲惨さを描いている

これも終戦記念日に再映される作品
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テレビ、沈黙。放送不可能。Ⅱ(2023年製作の映画)

4.4

放送法の解釈の変更をめぐり、当時の高市法務大臣と立憲民主党の小西議員との国会論争とその経緯を描いた作品。
 
※既に上映終了

そもそも「法解釈の変更」って何?

せめてマスコミは法解釈の変更をさらっ
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からゆきさん(1937年製作の映画)

3.4

日芸映画祭「移民とわたしたち」@ユーロスペース
※この企画は既に終了

日芸映画祭のパンフやユーロスペースのHPには記載されているが、某映画アプリでは間違って今村昌平のドキュメンタリー作品として紹介さ
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ヨーロッパ新世紀(2022年製作の映画)

-

話には惹き込まれていったんだが、エンディングが全然わからなかったのでスコア対象外。

オープニングに間に合わず、マティアスが精肉加工で働いているシーンから観賞(開始から7分くらい?)。ネタバレ見る限り
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コマンドーニンジャ(2018年製作の映画)

3.6

フランス映画らしいのだが、英語での吹き替え版

川越スカラ座では特別料金1000円で提供
まあ、時間短めだし、内容が内容だし←褒めてる😆

ランボー、マッドマックス、プラトーンはわかったけど80年代の
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野球どアホウ未亡人(2023年製作の映画)

3.8

MOOSIC LAB2024@新宿k’s

今年もっとも話題になったインディーズ作品らしい😁

取り急ぎ、12/9-10は新文芸坐、ムーラボでもあと1回上映するとのこと

死んだ旦那の借金返済の為に野
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(2023年製作の映画)

3.8

BLという新解釈含めての戦国時代

良かった点

·豪華キャスト

·加瀬亮のぶっ飛んだ信長(台詞が聞き取りづらかったので字幕付上映のほうがよいのかも)

·邦画の実写の大作で久々に面白いと思った(ほ
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坊っちゃん(1953年製作の映画)

3.6

文学と恋愛-文豪たちが描いた「恋ごころの情景」@神保町シアター

赤シャツに森繁久彌
マドンナに岡田茉莉子
お清に浦辺粂子

原作とはラストが異なる

今度西城秀樹が声優として坊っちゃん役をしているア
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女衒 ZEGEN(1987年製作の映画)

3.6

明治から大正のからゆきさんの話。実は最近までからゆきさんという単語を知らず、主にフィリピンから日本に水商売や風俗で出稼ぎに来る女性をジャパゆきさんは派生語だとは知らずにいました
(からゆきさんは中国に
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ファンファーレ(2023年製作の映画)

3.7

アイドルのセカンドキャリアがメインの話

[アイドルグループ・ファンファーレのリーダーであるユナの卒業コンサートのために呼び出されていたオリジナルメンバーであるマリカとレイ。 ユナの希望で卒業曲は、マ
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山河あり(1962年製作の映画)

4.2

[ハワイへ移住した2家族の話を中心に。大正のはじめに移住を決意した夫婦(田村高廣と高峰秀子)と写真だけでお見合いをし、既に移住している者のところへお嫁に行く夫婦(小林桂樹と久我美子)。やがて子供が生ま>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

4.0

んーー。正直なところ、その場で何気なく見ていたシーンが何を表しているのかが分からなくて、ネタバレ見たんだけど、それでもモヤモヤは残っている

タイトルはもちろん性欲を想起させる造語だが、そこに性欲が生
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.7

関東地方在住だからなのか、イマイチピンとこない部分もあり、前回の方が楽しめた気がする
今作から観ても十分楽しめるが、できることなら前作の予習をしたほうがよいかと

この後ネタバレ含むかもしれない雑な考
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花腐し(2023年製作の映画)

4.0

火口のふたりの荒井晴彦と柄本佑にさとうほなみならエロい作品なのかな?と期待したらその通りでした😚

[ピンク映画監督の栩谷(綾野剛)。同棲していた女優の彼女(さとうほなみ)が親友と心中した。ひょんなこ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.9

本日はゲゲゲ忌(水木しげるの命日)。

タイトルの通り、鬼太郎、(そして目玉おやじ)の誕生秘話なので鬼太郎は殆ど出てきません
 
サラリーマンの水木の戦争体験は水木しげる本人の体験談もあるのだろう(本
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1%の風景(2023年製作の映画)

4.5

タイトルは99%の人が病院で出産するが、助産院や自宅出産を選ぶ人の出産の風景、という意味

直接、ではないが今まさに母親から赤ん坊が出てくる光景はそれだけで感動的

ポレポレ東中野の壁にある新聞や雑誌
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夜叉ヶ池 4Kデジタルリマスター版(1979年製作の映画)

3.6

文学と恋愛-文豪たちが描いた「恋ごころの情景」@神保町シアター

玉三郎が一人二役。やっぱり遠目から白塗りで見て初めて美しい、と思えるのかもしれない

1979年の割に音楽が斬新と思ったら冨田勲でした
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昼下りの情事 変身(1972年製作の映画)

3.7

ラピュタ阿佐ヶ谷25周年記念ニュープリント大作戦

オープニングがいわゆるアクション時代の日活でワイが知っているロマンポルノ時代のではなかったからロマンポルノになってから途中で変わることになったのかし
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竜二(1983年製作の映画)

3.7

公開40周年記念上映

いろいろと伝説の多い作品。公開直後に主演と脚本を務めた金子正次が癌により死亡。公開にこぎつける為に松田優作が奔走。金子正次と松田優作の命日が一緒。
長渕剛がこの作品に感化されて
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ボクらのホームパーティー(2022年製作の映画)

3.8

チユプキ田端にてLGBTを題材にした「虹色の朝が来るまで」とまとめて上映

[同棲している二人のマンションでホームパーティーが開かれることに。家主の2人と4人は以前からの知り合いっぽい。新宿二丁目の店
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虹色の朝が来るまで(2018年製作の映画)

4.1

チユプキ田端にてLGBTを題材にした「ボクらのホームパーティー」とまとめて上映(今月末まで。2本セットでの上映で途中休憩なし)

[飲み屋で手話をしている若い男女。旅行に行かないか、と誘っているが女性
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氷の花火 山口小夜子(2015年製作の映画)

4.4

当時アジアンビューティーという単語があったのか知らないけど、日本発(初?)のスーパーモデル山口小夜子のドキュメンタリー。

現在、渋谷ホワイトシネクイントで再上映中(なぜ?)
特別料金でサービスデイ等
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春画先生(2023年製作の映画)

4.1

作品自体は3.5が妥当とは思うが
①北香那の熱演
②シネスイッチ銀座の隣のギャラリーで春画展を開催(チケットはシネスイッチ銀座の窓口で購入)
でこのスコアに

きのう何食べた?の内野聖陽
家なき子の安
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ガザ 素顔の日常(2019年製作の映画)

4.5

2018年のガザ侵攻時のドキュメンタリー。現在各地で緊急再上映中。

パンフはない模様

最初は少年少女の夢や3人の妻と30人の子供がいる父親、海辺のカフェで和む男性、などのどかなガザの風景が紹介され
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さよなら ほやマン(2023年製作の映画)

3.2

ん~~、結構期待していたのだが残念な感じ。

3週目の平日夕方、ワイともう一人の客しかいなかったのだが😔

これだけスコアとワイの評価が異なる作品はなかなかないけど、ワイの見方がどこかおかしいのかな?
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それから(1985年製作の映画)

4.1

文学と恋愛-文豪たちが描いた「恋ごころの情景」@神保町シアター

[家が裕福で大学卒業後も毎日ブラブラしている代助(松田)に大学時代の友人平岡(小林薫)が訪れる。以前好意を寄せていた三千代を平岡に譲り
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.9

製作25周年記念。特別料金でサービスデイ等の割引利用不可

[出所したばかりのビリー・ブラウン。用を足した場所でたまたま出会った女性を人質にして両親のもとで結婚相手のふりをしてほしいと頼み込む…]
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