ケビンさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.0

現代を生きる人による、たくましい人間賛歌。生命力溢れるエンターテイメント。

どハマり世代の諸先輩方が体を揺らす劇場で、トーキング・ヘッズ、デイヴィット・バーンを全く知らない自分でも存分に楽しめた。
>>続きを読む

シドニアの騎士 あいつむぐほし(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

原作未読、アニメだけ。
当時、六本木ヒルズでの一気見上映会、後楽園ホールのファンイベントに参加したり、そこそこハマってました。
(HONDAコラボTシャツの出来栄え秀逸だったなぁ)

完結編の本作、ポ
>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人の会話を偶然居合わせて聞いてるような感覚を味わい、自分は体験したことないけど実際にあり得そうな情景だと納得したり、大衆イメージの下北感がスクリーンの中にあった。

狙ったところと、偶然の産物(だと思
>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

3.5

エマ・ストーンを観たくて鑑賞。

ファッションムービーとしても、見応えありました。エマ・ストーンが着ると、より一層カッコ良く見えちゃう。

音楽も良かったので劇場で観るのが良しです(途中、音楽に合わせ
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.0

ついに、ひろしに追いついた。
年齢の話です。

雑誌CUTの『日本アニメ映画ベスト30』にランクインしてたから、学生時代にDVDで初鑑賞した本作。当時は全く良さが分からなかった。15年振りに観た今回、
>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.0

成長期、思春期の女の子との複雑な暮らしを演じさせたら、草彅剛の右に出るものはいない

過去のドラマも見ていた僕は、あらためてそう思った。

全方位で重い本作だから、所々のダンスシーンが美しく際立ち、食
>>続きを読む

痛くない死に方(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

柄本佑が観たくて映画館で鑑賞。

『アルキメデスの大戦』から彼が好きになった。ニュートラルな雰囲気に惹かれる。
在宅医療との向き合い方で人柄に変化をつけて、さすがの演技力だなあと感心。

終末期の宇崎
>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

この話を取り上げたバラエティ番組をたまたま見て、カンニングの手口は知っていた。なので、驚きはなかったけれども、意外と楽しめた。カンニング手法考案以外の部分で、ジーニアスっぷりを披露しても面白かったと思>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

待ちに待った本作品。
良かった。


校庭で泣き崩れたシーン、すごく締めつけられた。
たぶんきっと、あの時の三上は、少年期の自分自身を抱きしめることができたんだと思う。

そして、お風呂場で背中を流し
>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.0

2人の恋愛がリアルなのかは分からない。
けれどきっと、定番の理想恋愛の一つなんだろうとは思う。

こういった邦画作品を映画館で見ることがないので、所々、むず痒い感覚に陥った。

最後のシーンの所作だけ
>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

4.0

静かで芸術的。
アダム・ドライバーの透明な存在感も作品全体の詩的な雰囲気を作っていた。


アダム・ドライバーは、マリッジ・ストーリーでの繊細な演技を見て一気に好きになった。
声が好きなんだ。あたたか
>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

3.5

『孤狼の血』の松坂桃李から流れて鑑賞。

松坂桃李は苦難を強いられるエリート系がハマる。
シム・ウンギョンの片言日本語は、逆に演技の力強さを際立たせていた。


信号挟んでのラストシーン、どう理解すれ
>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.5

暴力、グロは苦手だからヤクザ任侠も好きではないけれど、役所広司が好きだから鑑賞。

白石監督のヤクザ系だと、『日本で一番悪い奴ら』の方が好きかな。

2月公開予定の『すばらしき世界』が待ち遠しいな。

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.5

『ザ・ロック』のニコラス・ケイジが至高だと思っているけれど、こういうニコラス・ケイジもいい。

長いお別れ(2019年製作の映画)

3.0

取り扱う題材は難しいけど、見やすい作品だった。

蒼井優の演技、やっぱ好きだなぁ。
『スパイの妻』見たいな。

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.0

エディレッド・メイン、ジョセフ=ゴードン・レヴィットが出演ってだけで個人的に最高。

内容も良かったです。
尊厳は奪えない。

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.0

なんの気無しに観たら、思った以上に考えさせられる作品だった。

ストーリーに対して、作品のテイストがオシャレなのが大さじいっぱいの救いかな。


作中の関係性において

・元彼と会ったことを言う必要は
>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.5

人気が加速していく中、熱狂が作品評価を過大に引き上げているのではと思った。


否。


最高に面白かった。煉獄さんの激闘に興奮して、炭治郎の叫びと涙に心を持っていかれた。鑑賞後は少し放心したと思う。
>>続きを読む

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

2.0

ストーリー展開は鈍行。結局、誰がなんのために戦うのか掴めない。

バトルシーンはそこそこ見応えあったけど、闘う前の台詞がいちいちカッコ悪くて、興醒めした。全員イキってます。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ヴァイオレットに会うことを頑なに拒んだギルベルトを突き動かしたのは、手紙だった。

そこにこの作品の全てが込められている。

戦後、自動手記人形という仕事を通してたくさんの人の『愛してる』に出会い、少
>>続きを読む

浅田家!(2020年製作の映画)

3.0

自然と人を巻き込んでいく。自然と。

久々にニノさんの演技が見れて満足。
やはり、妻夫木聡は温かい人柄の役ハマるなぁ。逆にニノさんは静かで影のある役がハマり役だと思っている。

TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

冒頭からラストまで没入した。
IMAXレーザーの音響は内臓まで響く。
緊迫感と世界観を増長する音楽は最高だった。

設定、時間軸、ほとんど理解出来なかったけど最後まで釘付けだった。
たぶん自分は、考察
>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.0

アクション映画として楽しめました。カーチェイスやら戦闘やら、見所はある。
想像していたよりも全然グロくないです。


ツッコミは置いといて、ポップコーンムービーとして鑑賞するのがオススメ。

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.0

Your songしか知らないで鑑賞。

クライマックスの盛り上がりは圧倒的にボヘミアンラプソディーに軍配。

同性愛、ドラッグとか重なる部分多いけど、ボラプの方が面白かった。
バンド要素があることと
>>続きを読む

Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

3.5

『シコふんじゃった。』で周防監督作品が見たくなり、『shall we dance?』を選択。初めて見たのは小学生の頃だったかな。もちろん、社交ダンスなんて知らなかっけど面白かったのは覚えている。

>>続きを読む

たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

5.0

人生史に残る一本に出会えた。
言葉にできない。

武士として、父として、人として、清兵衛の生き様が静かに胸を打つ。

時代変われど、慎ましい暮らしの中にも美しさが宿ると信じたい。

強さとは、打ち負か
>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.0

今更ながら、鑑賞。
前作が面白くなかったので、劇場で見る気になれなかった。

エンタメ作品として、面白かった。ライトセーバーブオンブオン目当ての僕としては満足しました。

最後に歴代ジェダイのパワー総
>>続きを読む

おくりびと(2008年製作の映画)

3.5

本木雅弘見たい衝動、『シコふんじゃった。』に続いて2作目。過去にDVDで鑑賞済み。

シコふんじゃった。から比べると、繊細で人間らしくなった。いい意味で演じているようには見えない。

そして、芝居とか
>>続きを読む

シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

4.0

本木雅弘の『麒麟がくる』での演技に魅了されて鑑賞。たしか、小学生くらいの頃にテレビで見た気がする。

大河ドラマの余韻が残っているから、本木雅弘という役者の完成度が感じられた。きっとたくさんの人生経験
>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

3.0

ドク!僕が見たいのは西部活劇じゃないんだよ!!


過去シリーズを盛り込みながら完結だけど、1,2よりサイエンス要素を感じれなかくて物足りなかった。というか単純に、マーティーの活躍が見たいのだ。

>>続きを読む