カバディダックさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.5

ストーリーがやや強引で、必然性が足りない感じというか…マイケルBジョーダンの熱意は感じるし、つまらないというのではないけれど……娘が主役となる続編へのブリッジという感じか……音楽などの低音はよかった。>>続きを読む

THE KILLER/暗殺者(2022年製作の映画)

4.2

面白かった! 無表情で淡々と敵を殺すチャン・ヒョクがとにかくかっこいい。強い。

奥さんとの話などアクションの背景にあるドラマも少ないがそれがよくて、『イコライザー』が好きな人とかは良さそう(マッコー
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雄獅少年/ライオン少年(2021年製作の映画)

4.2

ストーリーには感動させられるし、背景の映像がとにかくきれい。農村と大都市の対比もリアルで、エンドロールですっと現実に戻すところもよかった。ファンタジー要素もあるが、出稼ぎ、金儲け、女性の保守的概念…登>>続きを読む

縁路はるばる(2021年製作の映画)

4.2

ラブコメとして、よく出来てて面白かった。音楽も映像もおしゃれだし、チャーミングで、かわいい。主人公がなぜモテるかはよくわからないが、リサやメラニーなど相手がみんなかわいいし、自分を持っていて、いい。>>続きを読む

私のプリンス・エドワード(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。テンポ良い編集で物語が語られるし、香港の景色は好きなので見飽きない。

納得できないのは、主人公の婚約者がとてもひどい男なのに、なかなか主人公が別れないこと。あんたなら、もっといい相手いる
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さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

4.5

大学生のとき繰り返し観た『さらば冬のかもめ』を久しぶりに早稲田松竹で。やはり素晴らしかった! スクリーンで観れてよかった。

哀しくズシンとくるけど、楽しいシーンはほんと楽しい。50セントのホットドッ
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ウディ・ガスリー/わが心のふるさと(1976年製作の映画)

4.1

ウディへの興味がとても湧いたし、やはりあの時代のアメリカに興味がある。さまざま人が移動し、歌を歌い、それが新たな歌を生み出した時代。

寝不足で中盤眠くなってしまい、ごめんなさい…

レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.9

トランプ躍進の頃のテキサス、地元を離れられない&みんな貧しい…という環境なんだけど、あまりみんな悩んでない。主人公はクズ中のクズ。出てくる人はデフォルメされすぎず、リアリティがある。風景も。

そうい
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.2

居場所、家族がいなかった、はぐれものの人びとが集まり、家族になる話。そこがいい。ロケットの過去は悲痛。でも最後は泣かせる。ロケットがとても魅力的だ。

相変わらず音楽最高! ただストーリーはやや芯が弱
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セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

4.0

音楽やところどころのミュージシャンが出てくるMVみたいな演出はポップなんだけど、ベースが静かな映画というのが面白い。このバランスは不思議。

ゆったり撮っているしエピソードも多いから時間も長くなり、や
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EO イーオー(2022年製作の映画)

4.3

ロバが主演で、人間以外のことをしっかり想像させる映画。大いに実験的だけど、退屈しない。ロバの EOが素晴らしい。愛おしいから、楽しく、辛い。

そして動物のことを考えると、やはり自らの行いへの自省とい
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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

4.0

人は人に依存して生きる。相手は家族かもしれないし、見ず知らずの人かもしれないし、ラジオのパーソナリティかもしれない。人に頼るのは悪いことじゃない。ただ、それができる人とできない人がいる。生きている間の>>続きを読む

不思議の国の数学者(2022年製作の映画)

4.3

最後、泣いてしまった…いい映画でした!
円周率の曲って、本当にあんなに美しいのか気になる。いいシーンだった。脚本がよい。チェ・ミンシクも少年少女役の彼らもよい。

あと、笑いの反応が速い人、エンドロー
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あの夏のアダム(2019年製作の映画)

4.2

アダムのしたことは酷いことだし、ヒヤヒヤしたり、共感性羞恥に苛まれながら観た。

全体のトーン、音楽が好き。物語全体の比喩でもあるようなラストのユーモアも好き。人が人に惹かれる不思議。ジェンダーのアイ
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ゴールデン・エイティーズ(1986年製作の映画)

4.3

人生は、明るく、楽しいようで、安っぽく、虚無でもある。

一つの場所から離れられず、恋に生きることを見出す人たち。夢見て、夢破れ、思いやり、現実を生きる…。恋という幻想を謳うミュージカルであり、厳しい
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

4.2

普通にずっと画面に釘付け。上海チームといい、隊長といい、登場がかっこよすぎる。グラサン姿がかっこいいのは珍しい。一般人のパク・ウンビン含め、女性の登場人物がみんないい。

物語としては、ストレートな前
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

恐ろしい……緊迫感があり、画面に見入ってしまう。

殺人犯は早いうちに正体を明かされ、その日常も描かれる。一見、普通の思いやりある父親である。しかし、悪と断定する娼婦は喜んで殺していく……異常な事件で
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一晩中(1982年製作の映画)

4.2

かっこいい映画。とにかくいろんな人々(ほぼ男女)が会ったり別れたりする。抱き合う。
こんな映画、日本でも作ったらいいのにと思うけど、日本で作ったらかっこよくならないかも。

若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

4.3

ほんとチャン・チェンは美しい。スーツに口ヒゲ…美しい。

エロスのオムニバスだから、ほんとエロティック。原題通り「手」の映画である。『花様年華』同様に、未然の恋が哀しく美しい。素晴らしかった。