hkさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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ニーチェの馬(2011年製作の映画)

4.0

好きすぎる

画面映えのためか、風がどのカットで横向きに吹いている。壁の向いている方角をきちんと頭の中で再構成させずに見ていたのでわからないが、やはり風は人工的に作り出したものなのだろうか。

と思っ
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懺悔(1984年製作の映画)

4.2

初っ端からすごい展開
成人の娘バラテリ役の人、すごい

悪魔のように囁く神父の声が谺するシーン、冬に撮影して正解だったと思う。

ラストシーンの皮肉がわかりやすくも切れ味が強い。

戦争のはらわた(1977年製作の映画)

4.5

邦題は仕方ないのかもしれないが最悪のセンス

とにかく曹長が格好いい。
ソ連側の攻撃の物通じなさそうな野蛮さと冷徹無比な蹂躙の様が、描写としてよかった。
そのソ連の軍隊に、よもやあんな軍隊があるとは。
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マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

-

宮殿に到着するまでの映像は見るだけでワクワクする。画面の奥行きが、屋外でも室内でもとにかく広い。

あくまでも儀式に拘るつまらんフランス王族に必死に応えようとするマリー=アントワネットがあまりにも美し
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さよなら、人類(2014年製作の映画)

-

よく採算取れたな...

皮肉とユーモア満載で、当の本人たちは、深刻なのに、笑いを誘われる。
恬淡とした造りなのに、何故かもう一回観たくなる。

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.5

冒頭のマーチングバンド?のシーンが格好いい。
戦火でのお産のシーンといえば、「豊乳肥臀」の冒頭を思い出す。

火を吹いて走り回る車椅子とキリストの受難に続く地下室のシーンが最高にイかれてる。

タイト
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エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

-

目が悪くなりそうな入り。
うろうろする感じは、「サウルの息子」とか「バードマン」ぽい。

逃走シーンのカメラワークどうやったんだ。ドローンかな。

二作目だけど、この監督とは合わない感じがする...
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雪の轍(2014年製作の映画)

-

カッパドキア日本人多いんだなー

アイドゥンを女性二人で叩くだけで終わらず、女性同士の間でも傷つけ合うような問答があってよい。
前半は、無神経で傲慢、お互い感情的になってるのに本心明かさず説得的な会話
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オデッセイ(2015年製作の映画)

-

ベルトに絡まりながらインターセプトするシーンが美しい。
SOLからDAYに変わるのが、おしゃん。

わらの犬(1971年製作の映画)

4.0

過去最悪に見てて嫌な気分になった。
PTSDってこんな感じなんだろう。

中盤までのデイヴィッドみたいな自分だけは綺麗でいようとする人間はクソ。
被害がどんどん増えるだけで、全然頼りにならない。
自ら
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ラ・ピラート(1984年製作の映画)

3.9

狭い階段でアルマにまとわりつく3人の黒い大人とアルマを導く少女。地獄からの解放は叶うか。

エレニの帰郷(2008年製作の映画)

4.0

人がただ移動するだけの描写大好き。

昔、名前の持つパワーをドストエフスキーの作品から感じたことがあるが、同じ名前を持つ祖母と孫娘の関係を意味深に浮き上がらせたこの作品からも、同じパワーを感じることが
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ソフィーの選択(1982年製作の映画)

-

extermintatedの重さがやばい。
窓から伸びた子供たちの手。Only morning.

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

-

美しいシーンと音楽。
幾何学的な配置。

鳥かごに扉の窓の照り返しを当てて、鳥を囀らせるシーン
子供たちが車を揺らしてドライバーに事故に遭ったと思わせるイタズラ
S字の庭径をご婦人たちが能の役者のよう
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お早よう(1959年製作の映画)

-

弟には自分を殴らせない所が、リアルな人間御都合主義が出ていてよい。

会長みたいな子供みたいな人間が一番怖い。笑えない。
ちょっとしたことが近所付き合いでトラブルになるのはよくわかる。

ククーシュカ ラップランドの妖精(2002年製作の映画)

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ラップランドの妖精???
初めの方、名前から予想してたのと違いすぎて何の映画なのか混乱しながら観てました。

会話の噛み合わなさを笑うべきなのか難しい映画でした。

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ロードムービー。
クリミナル映画というには、牧歌的すぎるかもしれない。
予想通りではあるが、死ぬまで逃げ続けられたね。

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

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1 精神が分裂してると思われる男女の背中のアップ

2 レコード店の中で回転する。2000フランあるか。

3 追放の後、死を告げる無声映画、火刑

4 名前を縒りあわせる声とタイプライターの音と顔の
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女の都(1980年製作の映画)

-

オーケストラ・リハーサルを見たときも思ったけど、この映画で採算取れたのかな...

悪趣味で不快だが、嫌いではない、そんな感じの映画。