せっちさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

せっち

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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.2

「楽しければそれでいい」とひたすら暴力を続ける柳楽優弥の狂気たるや。そしてそれを上回る菅田将暉のクレイジーさ。強い相棒を盾に女や弱い人だけを狙って襲う卑劣野郎を見事に演じ切っていた。

柳楽優弥の狂気
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.3

2021年280本目
私たちの青春は自爆テロだった。その言葉の通り、チワワちゃんを中心に関わる人がそれぞれ嫉妬、憎悪、憧れ、愛情、友情など様々な感情を抱きながら絡み合っては離れていく。

前半の華やか
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全員、片想い(2016年製作の映画)

3.5

届きそうで届かない7つの片想いストーリーがオムニバスで進められる。キャストかなり豪華。どれもついあるよなーと言いたくなる切ないお話。特に嘘つきの恋はよかった、ぜひ報われてほしい。

あの頃。(2021年製作の映画)

4.3

自分も高校生の時つまらない人生に絶望してる中出会ったAKB48のおかげで人生がかなり変わったし、そこでのコミュニティでの出会いや楽しい大切な思い出がたくさんあるのでとても共感できた。今が人生で一番楽し>>続きを読む

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.2

デリヘルの事務所を舞台にしたリアルな人間模様が面白い。裏方としてタヌキとして働くカノウの語りの力強さとウサギとして男から搾取しようとするマヒルのW主演のようにもとれるが、他の登場人物もみんな見どころが>>続きを読む

いなくなれ、群青(2019年製作の映画)

3.3

突如謎の島にやってきた高校生たちのある意味自分探し的な青春映画である。ネットでレビューまで見てやっと理解したが、たしかにそういう世界であるなら序盤で七草が真辺を見た時に動揺したのにも、そもそも人口20>>続きを読む

名も無き世界のエンドロール(2021年製作の映画)

3.6

展開はある程度読めたけどそれでも面白かった。中村アンのギアチェンジ凄いな。忘れられることを恐れる彼女が世の中から存在を消されたことに対する大復讐劇。真剣佑と岩ちゃんの顔面偏差値高すぎて作品のクオリティ>>続きを読む

あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

3.7

You are the apple of my eye.
素敵な言葉だなあ。この作品はとにかくこの言葉に集約される。齋藤飛鳥がとにかく可愛くて全てのシーンで目を奪われた。青春は甘酸っぱくて、1日1日が
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.7

90年代の情景がノスタルジックでエモい。時系列を逆にしたことにより何か大きな転換点や仕掛けがあったのかと思ったけどそんなことはなく、ただ佐藤の後悔と足踏み続きな人生の振り返りであったが、共感できる人も>>続きを読む

ミクロキッズ(1989年製作の映画)

3.8

小さくなった子供たちのドタバタ大冒険。ディズニーランドのアトラクションが懐かしいな。そんな仲良くないお隣さん同士がハプニングを乗り越えて仲良くなったり、子供たちが冒険を乗り越えて力強く、そして大人にな>>続きを読む

スターガール(2020年製作の映画)

3.8

スターガールの透明感が凄くてずっと見てられた。この作品は日本人ならより理解出来ると思うが、特に高校生は「出る釘は打たれる」怖さがあるから普通に大人しくしているのが一番である。そこをスターガールは難なく>>続きを読む

ノエル(2019年製作の映画)

4.0

2021年270本目
やっぱアナ・ケンドリックかわいいな〜。フェニックスでの世間知らずっ子ぶりがすごい合ってて笑った。クリスマスは希望であり、みんなが優しさを分け合う素敵な日。世間もクリスマスシーズン
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トロン:レガシー(2010年製作の映画)

3.6

前作から28年後の続編。とにかくCGの進化が凄まじい。前作のレトロゲーム的な世界観も良かったけどこちらは時代に合わせてより美麗な仕上がりに。それでもゲーム内容や大まかな設定は前作から引き継いでいる。(>>続きを読む

トロン(1982年製作の映画)

3.4

初めて本格的にCGを使った作品ということ、そして時代的にコンピュータ内部を描いた作品であるという点で非常に革新的な作品だっただろう。荒削りで殺伐とした世界観とゲームらしいカクカクした動き、シンセサイザ>>続きを読む

ゾンビーズ2(2020年製作の映画)

4.2

他人と違うからって周囲に溶け込むのではなく自分を認めてらしく生きようよ!っていう前作に引き続き爽やかな作品。狼族の登場でよりダーク感強め。ゼッドとアディソンがお互いを想う余りに一悶着起こすのも青春だし>>続きを読む

ゾンビーズ(2018年製作の映画)

4.7

アディソンかわいいし歌声最高だしドツボすぎる。今まで見た中でトップクラスに爽やかなハイスクールムービー。ミュージカルシーンはポップな歌はもちろんチアをはじめとしたダンスもキレッキレで見応えあったし何度>>続きを読む

わんわん物語(2019年製作の映画)

4.0

実写版トランプ&レディかわいすぎる!!犬飼いたくなった。実写ならではの色彩やCGがとても綺麗で見応え抜群。特にレストランと丘の上のシーン好き。

オリジナルを丁寧に再現してたし、追加ストーリーもトラン
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アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(2016年製作の映画)

4.0

監督からは退いたため前作のようなティム・バートンらしいダークファンタジーの世界観は薄くなったが、CGのクオリティがかなり上がっておりつい呆気に取られる。特に時間の航海とクライマックスは圧巻である。>>続きを読む

ダンボ(2019年製作の映画)

3.7

オリジナルの良いところを引き継ぎつつティム・バートンらしいダークファンタジーなテイストで家族愛をテーマに心温まる作品に仕上がっていた。オリジナルのティモシーの役目を子供たちが担っていた感じかな。容姿を>>続きを読む

14の夜(2016年製作の映画)

3.7

中3男子の性にかける情熱って凄まじいよね、わかる。冷静に考えるとありえないことも信じちゃうし暴走しちゃうよね、わかる。エロを軸に青春のほろ苦さ満載で面白かった。色々もう少し見たい…!と思わせられる終わ>>続きを読む

サタデーナイト・チャーチ 夢を歌う場所(2017年製作の映画)

3.3

自分の性別に苦しみ、サタデーチャーチに通うことで本当の自分を見つめ直し強くなる少年の心の強さと脆さが繊細に描かれていた。マイノリティは自分だけ…と思ってしまうけど、仲間を見つけられたらきっと心強いんだ>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.2

2021年260本目
めちゃくちゃロックな作品だった。独りよがりでわがままなデューイと親のしがらみに悩む子供たちがお互いに人間として成長していき、周囲まで変えるパワーを生み出すストーリー最高。偉い人や
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.5

とても爽やかな気持ちになれる作品。過去の失敗から燻っているダンとパートナーでもある彼氏に裏切られたグレタのタッグが素敵。バンドメンバーも本当にやりたいことが出来てない人たちなのもいい。

キーラ・ナイ
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モンスター上司2(2014年製作の映画)

3.3

続編は「モンスター取引相手」!デールはもちろんだがカートまでド級のバカに成り果ててカオスすぎた。一度成功のビジョン見せられたら上手くいかないのはお決まりだがそれもまたドタバタで面白かった。

モンスター上司(2011年製作の映画)

3.5

セクハラだけは羨まし…いや嫌な人には嫌だよね。上司から様々なタイプのハラスメントを受ける男達の奮闘劇。おバカ全開でわちゃわちゃしてて面白かった。

ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.8

ポスターにあるようなアメリカの社会問題にフォーカスしている部分もあるみたいだが、その辺は知らないでも充分に楽しめた。セレブ達のハントから必死に逃げるのメインかと思いきや思いっきり逆襲に出てて面白い。>>続きを読む

アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.8

CGもパワーアップし、また新しいスパイダーマンが見れて面白かった。リブートでもやはりベンおじさんの流れは外せない。あれがあってピーターは困ってる人を見過ごさない正義のヒーローになったからだ。過去作に比>>続きを読む

さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

3.3

眠らない街歌舞伎町にあるラブホを取り巻く長い1日の話。各々かなり底辺のところで理想と現実とのギャップに苦しみながらもなお生きようとする姿がもどかしくもあり勇ましい。染谷将太と前田敦子メインかと思いきや>>続きを読む

#REALITYHIGH/リアリティ・ハイ(2017年製作の映画)

3.2

SNS依存の弊害って怖いなーと改めて感じさせられた。ネットでは真実は見えないから目の前の大切な人を大切にしようねっていう話。ストーリー自体はよく見る構成だけど楽しめた。

ハッピーフライト(2008年製作の映画)

3.4

1つのフライトにこれだけ沢山のスタッフが関わってるんだなと感心した。見習いパイロットとドジっ子CAをメインにミスしながらもみんなで力を合わせて挽回するストーリーがよかった。結局変な愛鳥保護団体が原因や>>続きを読む

ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.4

これが事実に基づく話というところが恐ろしい。社会に根付く男尊女卑をひっくり返そうとする女たちの戦い。本作では男はいやらしい犯罪者扱いや頼りない存在として描かれ、反面女は男に頼らず搾取する側の強い存在と>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

5.0

2021年250本目
ついに通算1000本目!愛とは何か、幸せとは何か、人生とは何かをしみじみと考えさせられるとてもいいお話でした。とにかくレイチェル・マクアダムスがかわいすぎる!前髪ぱっつんの破壊力
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.8

血の繋がりなんて関係ない。その人にどれだけの愛情を持って接することができるか。それが結果自分にも返ってくるし、かけがえのない居場所にもなる。ガンが発覚してからの行動力、最後の最後まで相手を思う気持ち、>>続きを読む

ラマになった王様2 クロンクのノリノリ大作戦(2005年製作の映画)

3.4

クロンクのちょっと抜けてるけどいい奴っていう3つのエピソード。前作と同様のテンポで面白かったし、ちょいちょいパロディ入れてるのも楽しかった。

ラマになった王様(2000年製作の映画)

4.2

傲慢な王様が優しさを学んでいく姿にほっこり。パチャとのコンビもいい塩梅だったしクロンクがまたいいキャラしてる(笑)脳筋おバカがあれこれするの好きだしなんだかんだいいやつなんよね。原題の通り新しいグルー>>続きを読む

ぼくらの7日間戦争(2019年製作の映画)

3.3

実写の方を見たことないけど、SNSをキーポイントにしておりかなり今風な仕上がり。大人になるってどういうこと?上の人の言うことを全て聞くこと?大切な感情に蓋をして嘘をつくこと?20代後半の自分には彼ら彼>>続きを読む